2019年(平成31年)プロ野球は3月28日にセパ両リーグで同時に開幕し熱いペナントレースが始まります。
いよいよ春季キャンプも打ち上げを目前に各球団それぞれ課題を中心に練習に励んでいる状況です。
今年は一体どこのチームが優勝し日本一に輝くのはどこになるのか、今からわくわくしている人も多いと思います。
私はパリーグでは北海道日本ハムファイターズが台風の目になり、他の球団を引っ掻き回すのではないか、と期待してみています。
高校卒で4人の新人をドラフトで確保し、お互いに良い意味でライバル意識をもって練習に明け暮れていますね。
そんな中、今季2年目を迎え昨年以上に燃えている男に焦点を当ててみたいと思います。
その選手は清宮幸太郎です。
静かに燃える男として今や日ハムになくてはならない存在になっている清宮選手ですが、どのような成績を上げたのか見ていきましょう。
清宮幸太郎の成績は?
あれだけ大騒ぎになって早稲田実業高校からドラフトで抽選の結果引き当てた栗山監督ですが、1年目の清宮の成績に対してどう感じていたのでしょうか。
本人はどう感じていたのか合わせて確認したいと思います。
2018年度の清宮幸太郎の成績は以下の通りです。
出場試合数は53試合、180打席160打数32安打、打率は0.200で打点が18、本塁打は7本で得点は17、二塁打が4、三塁打は2、四球は16で死球が3、三振が60で長打率は0.381、出塁率が0.283という成績に終わりました。
この成績を見ていますと、打率が0.200ということで低打率に終わりましたが、おそらく本人にとってこの成績は不完全燃焼に終わったのではないでしょうか。
プロへの新加入ということで最初はやはりプロの投手の球筋に慣れていないことや、周りからの期待の大きさに戸惑う場面もあったように感じました。
そんな中でも長打率は0.381ということで3割を超えていることから見ても、打球を遠くへ飛ばすだけの力と技術は十分備わっていますね。
これからの課題はチャンスに於いて如何に軽打をできるか、その結果が打率向上につながってくるものと期待しています。
いつでも大きな飛球を打てるわけですから、よりシャープにセンター中心に強い打球を打ち返す、この意気込みが大切だと思います。
今季、春季キャンプにおいては報道によれば清宮選手は栗山監督からかなり厳しい言葉を投げかけられていたようですが、それだけ栗山監督が清宮選手には期待していることになりますね。
しっかりその言葉を受け止め、より真剣さが増して練習をしてきたということが告げられています。

清宮幸太郎の年棒は?
そこで清宮幸太郎選手の昨年度の年棒はどうなっているか見ていきたいと思います。
新聞報道によれば清宮選手の年棒額は推定金額300万アップで1800万円でした。
契約交渉に臨んだ際球団側からは、高卒1年目としては素晴らしい成績だったとされましたが、本人は「あまり自分では満足していないのでもっとスケールの大きな来シーズンのできればいい」と答えたそうです。
シーズン中にはシーズン開幕直後に「限局性腹膜炎」を患い入院し戦列を離れました。
しかし復帰後に1軍に初めて昇格し、7試合連続安打を達成、高卒新人ではあの大打者である王貞治氏の記録である7本塁打を放ちました。
これを見ても清宮選手の本領発揮という気がしましたね。
希望額とはかなりかけ離れた年棒か?
本人にとって年棒金額というものはある意味自分自身へのご褒美であると思いますが、先ほどお伝えした金額は清宮選手には希望していたものより少ないと感じたのではないでしょうか。
体の調子が整ってくればプロでも通用するんだ、ということが分かったので清宮選手の課題が明確になりました。
そしてどこでも守れるようにしっかり準備したい、と頼もしい発言をしています。
個人的には具体的な数値で目標を述べていませんが、胸に秘める覚悟は相当高いものと思うのは、「リーグ優勝と日本一に貢献できる選手になりたい」と語ったことからも分かりますね。
そこを栗山監督自身本人にしっかり自覚をしてほしいとの願いで、あえて強い言葉で励ましたものと思います。
清宮幸太郎は肉体改造でフル出場できる体できた?
春季キャンプではあの破壊力が戻ってきました。
どでかいフェンス越えも何本か見せてくれましたので、打撃に関しては問題ないと思っています。
昨年味わった屈辱を今季は繰り返さないためにも、肉体改造に取り組んでいる理由だと考えています。
プロは2年目が大事であると聞いていますので、昨年以上の活躍を期待されています。
この体であれば完全フル出場も可能?
今季は新しく高卒1年生が4名入団しました。
その新人に対して自分が経験してきたこと、注意すべき点など細かいところまでアドバイスしていると聞いています。
今季はその新人たちへ自分がより活躍することで口には出さず、背中を見てついてきてほしいと願っているものと思います。
やはりプロとなったからには最低限、シーズンを通してフル出場を果たすこと、これが一番重要だと思います。
成績自体は後からついてくるものですから、まずは自分の体のケアをしっかり行い、出場し続けることを第一に頑張ってほしいと思います。
若い選手が多い日ハムですから、その力はほかのベテラン選手にも大きな影響を及ぼすものと期待しています。
頑張れ日本ハム! 打て打て清宮! 優勝は目の前にある!
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