プロ野球界では毎年話題を呼ぶ選手が登場していますが、今季についてはこの選手が特に話題を集めているようですね。
セ・リーグのペナントと日本一の奪還を目ざす巨人にあって、やっと若い有望な選手が出てきた、そんな気がして仕方がありません。
秋広優人とは、一体どんな選手なのか、その魅力と期待値、さらには新人王への道のりなど、興味は尽きません。
最後までじっくりご覧ください。
秋広優人ってどんな人?
秋広 優人(あきひろ ゆうと)は、2002年9月17日生まれで20歳です。

出身地は千葉県船橋市で、身長は200cm、体重は95kgととても恵まれた体格をしています。
右投げ左打ちの内野手と外野手で、現在は読売ジャイアンツに所属しているプロ野球選手です。
主な球歴は?
江戸川ボーイズ-二松学舎大付属高等学校-巨人21~
それでは詳しく見ていきましょう。
野球を始めたのは幼稚園の年中からでした。
「夏見台アタックス」という軟式野球チームに所属しました。
中学は船橋市立宮本中学校に進み、「江戸川ボーイズ」という名前のチームに入りました。
この頃は陸上部にも所属をしています。
高校は二松学舎大付属高等学校へ進学、2年生の秋からは投手も兼ねてプレーをしています。

この高校生時代には、通算で23本塁打を放っています。
高校生の時には、憧れの甲子園には出場できませんでした。
プロ野球のスカウト陣からは特別注目はされませんでしたが、打撃の良い背の高い高校生がいるとのうわさが広まりました。
2020年10月26日に行われたプロ野球新人選手選択会議(通称ドラフト会議)において、読売ジャイアンツから5
巡目で指名されています。

そして、同年11月22日には、契約金3500万円、年俸540万円(いずれも推定)で仮契約を行っています。

背番号は「68」を与えられました。
野手として評価され、三塁手として育成するという方針が示され、内野手登録がなされました。
2021年春季キャンプや二軍の紅白戦で結果を残し、沖縄でのキャンプからは一軍に昇格を果たしています。
しかし、開幕直前の3月19日、二軍に落とされてしまいました。
開幕直後の4月4日には、一軍の丸佳浩選手や中島宏之選手、若林晃弘選手らが新型コロナ感染で陽性の判定が出たため、「感染拡大防止特例2021」で登録が抹消されてしまいました。
この年は結局1試合1打席のみの一軍出場でした。
そしてこの年のオフに背番号が「55」に変更されています。

この背番号は、あの松井秀喜さんが現役時代に着けていた番号ですので、いかに球団から大きな期待をかけられているかが、分かる事となりました。

オフシーズンとなり、秋広選手は中田翔選手の自主トレに参加を希望し、共に汗を流しています。
2022年になりましたが、一軍での出場はかないませんでした。
それでも二軍で一生懸命プレーをし、イースタン・リーグの最多安打(98安打)を記録しています。
2023年は開幕は二軍でのスタートとなりましたが、好調をキープ、4月18日には1年半ぶりに一軍に昇格しました。
4月22日のヤクルト戦では、プロ入り初のスタメン出場を果たし、第1打席で小川泰弘投手からプロ入り初安打初打点のタイムリーヒットを放っています。
尚、この日は中田翔選手の誕生日にあたっていますが、試合後「翔さんの誕生日に初ヒットを打てたのでよかったです」と語っています。

きっと記念球は大切に持ち帰ったのではないでしょうか。
29日の広島戦では松本竜也投手からプロ初本塁打を放っています。
この試合では中田翔選手が見事にサヨナラ本塁打を放ちましたが、試合後には二人そろってお立ち台に上がって、多くのファンから大歓声を浴びています。

なおこの試合で打った記念球ですが、秋広選手のもとに返されているとのことで、「育ててくれた両親に渡したい」と語っています。
その後も順調に成績を伸ばして、スタメンで起用され続けています。
5月25日のDeNA戦では「3番・右翼手」でスタメン出場を果たしています。
これは球団としては松井秀喜選手以来となる、20歳以下でのクリーンアップ出場を果たしたことになります。
実に素晴らしい活躍ですね。
さらにオールスターゲーム明け、横浜球場で行われた7月22日のDeNA戦では、2対2の同点で迎えた8回表に打席が回ってきた秋広選手は、DeNAの伊勢大夢投手からライトスタンドへの決勝2ランを放って、見事に勝負を決めています。

なお、この日は原辰徳監督の65歳の誕生日で、勝利という素晴らしいプレゼントを贈ったことになりましたね。
とても大きな仕事をしました、素晴らしいです!
これからもより活躍してくれる期待のできる選手に成長しています。
続いては、秋広優人選手への質問コーナーです。
2023年のシーズンへ向けて目標は?
→ズバリ一言、「一軍」とのことです。
好きな言葉や座右の銘は?
→「感謝」と帰ってきましたが、実にいい言葉ですね。
幼いころのあだ名は?
→「あっきー」だそうです。

今、一番欲しいものといえば?
→「たくさんの愛」だそうですが、素晴らしいです!
マイブームは何ですか?
→「緑のたぬき」とのことです。(おいしいですね、分かる気がします)
遠征時の必需品は?
→「強い気持ち」だそうですが、これが一番大切だと思います。
おすすめの一曲があれば聞かせてください
→「あったかいんだからぁ」(クマムシ)だそうです。
最後に自分のアピールポイントは?
→「抜群のスタイル」だそうですが、ごもっともですね!
以上、ご協力をありがとうございました。
今季のここまでの成績は?

66試合、253打席、235打数、70安打、11二塁打、2三塁打、9本塁打、27打点、打率0.298 との素晴らしい成績を残しています。
秋広優人の登場曲は?
① Dragon Night (SEKAI NO OWARI)
② カーニバる?(ナオト・インティライミ)
③ DANCE DANCE DANCE (Nissy(西島隆弘))
以上が、秋広優人選手の打席に入る際に流れる登場曲です。
皆さんで大きな声援を送りましょう。
なお、応援歌については、まだ秋広選手専用の曲は出来ていないようですが、そのうち素晴らしい応援歌が作られるのではないでしょうか、期待したいと思います。
プライベート情報は?
秋広選手ですが、愛称は「アキ」、「メカゴジラ」、「シン・ゴジラ」とのことです。
気になる身長ですが、小学6年生時にはすでに180cmあったそうで、中学3年生時は198cm、巨人に入団後の2021年2月には、202cmあったそうです。
驚きの身長の高さですね。
ちなみに足のサイズですが、32cmです。
特注だそうで高校入学時にアシックスの工場まで出向き、そこでオーダーメイドで作ってもらったそうです。
こんな話もありました。高校時代の体育の授業では、バスケットボールのリングに軽く飛べば届いてしまうため、秋広とバスケ部はシュートを決めても1点しか入らないというルールがあったとのことです。(ふつうは2点入ります)
面白いエピソードですね。
秋広選手には3歳上にお兄さんがいますが、その涼太さんも野球選手をされているとのことです。
小学生時代にはWBSC U-12ワールドカップ日本代表メンバーに入り、二松学舎大附属高校では6番・一塁手として甲子園で第99回全国高等学校野球選手権大会にも出場したそうです。
高校を卒業後、中央学院大学に進み、内野手としてプレーをしています。
高校時代にはすでに185cmあった中学生の秋広優人選手に、身長では抜かれていたそうです。
トレーニングの一環としては、体重を増やすことに重点を置いて積極的に取り組んでいます。

いよいよこれからが本当の勝負どころといえます。
暑い夏がやってきますが、ここをしのげれば、秋には歓喜が訪れます。
何といっても若さとファイトで乗り切れる選手だと思います。
さあ、皆さんで大きな声援を送りましょう。
「頑張れジャイアンツ、頑張れ、秋広優人! 君のバットが巨人を変える、優勝目指して最後まで、必死に戦ってくれ!期待しているぞ!」
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