大勢の本名は何、巨人の守護神って本当、登場曲は何、球種と最速は、危険球で退場したの?【プロ野球】




巨人軍は今季こそリーグ優勝と日本一を奪還するべく、連日厳しい戦いをしていますが、主力の故障などもあって、達成は困難を極めていますね。

その巨人軍にあって、今や欠かせない存在になってきた投手を、あなたはご存じですか?

大勢です。(おおぜいではなくたいせいと呼びます)

ここからはその中心的な存在で巨人ファンをとりこにしている、大勢の詳しいひととなりや、最新情報を取り交ぜてお伝えしていきたいと思います。

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大勢ってどんな人?

大勢 本名:翁田 大勢(おうた たいせい)は、1999年6月29日生まれで24歳です。

身長は181cm、体重は88kg、右投げ右打ちの投手です。

現在は読売ジャイアンツに所属している、2年目の選手です。

出身地は兵庫県多可郡多可町です。

主な球歴は、氷上ボーイズ-西脇工高-関西国際大学-巨人 という球歴の持ち主です・

なお、余談ですが大勢というのは巨人軍が初めて名前の登録名を使ったことで一時大いに話題になりました。

他の球団ではよく使われることがありますが、あの巨人が使ったということで、話題になったのです。

不思議ですが、原監督の心の中で何がひらめいたのでしょうか?

今や巨人にとってはこの人なしでは試合が成り立たないくらい超有名な存在です。

経歴について詳しく見ていきましょうか。

野球を始めたのは兵庫県多可郡多可町立八千代北小学校(現在は八千代小学校)1年生の時でした。

軟式野球の「八千代少年野球クラブ」というチームに所属しています。

中学は多可町立八千代中学校に進み、ボーイズリーグである「氷上ボーイズ」というチームに入りました。

高校は公立の兵庫県立西脇工業高等学校へ進学しました。

1年の春からすぐにベンチに入り、2年生の秋にはエースとなっています。

高校生時代の最高成績は、3年生の夏、兵庫県大会においてベスト16入りをした時です。

そのため、憧れの甲子園への出場はかないませんでした。

高校3年になり、プロ志望届を出しましたが、ドラフト指名はありませんでしたので、大学へ進みます。

関西国際大学へ進学、2年の春から阪神大学野球連盟の1部リーグに出場しています。

このリーグでの成績ですが、通算で4勝3敗。

2020年3月には阪神タイガースの二軍と試合を行いました。

4回を投げて3安打2失点5奪三振という結果でしたが、注目を浴びたことは確かです。

プロのスカウト陣が注目をする中、2021年10月11日にプロ野球新人選択会議(通称ドラフト会議)が行われ、1回目の入札では読売巨人軍が、隅田知一郎を4球団で競合したため、抽選で外してしまいます。

巨人は外れ1位で翁田大勢を指名しました。

個々での競合はありませんでしたので、翁田大勢は巨人が交渉権を得る結果となったのです。

今思えば、抽選に外れてよかったのではないでしょうか。

もしもすんなりと巨人が抽選に当たっていれば、隅田知一郎選手が巨人に入団していたかもしれませんね。

そんなわけで、巨人は11月15日に翁田大勢との間で、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸は1600万円(いずれも推定)で仮契約を結んでいます。

背番号ですが「15」を与えられました。投手としてはいい背番号だと思います。

その際、登録名を「翁田」ではなく「大勢(おおぜいではなくたいせいです)」と名付けました。

その理由として太田龍という選手が存在しており、呼び名が「おうた」になるので、紛らわしいところから来ているとの説もあります。

原辰徳監督の提案だったそうですが、まさに「ナイスですね!」。

そしていよいよ巨人軍の選手として新たにスタートを、と思っていたのですが、思わぬ災いがやってきたのです。

新型コロナ感染流行です。

大勢自身もコロナに感染してしまったのです。

検査の結果、陽性と判定された大勢は、隔離期間を経て2月5日に巨人の三軍キャンプに合流。

3月3日には西武ライオンズとオープン戦を行い、実戦デビューです。

1回を見事に無安打無失点に抑えました。これでほっとしたのではないかと思います。

最初に投げる時の緊張感は、半端ではありませんから、きっと大勢もこれなら行けると思ったものと思いますね。

その後7日二は北海道日本ハムとオープン戦が行われ、直球が最速の158キロをマークしました。

最終的にはオープン戦で7試合に登板、防御率は驚きの1.29を記録しています。

この当時巨人の投手チーフコーチである桑田真澄さんから「フォーム的には先発型ではない」ことと同時に、大勢自身が先発よりも抑えを志望していたこと、しかも前年に抑えを担当していたビエイラ投手が、絶不調(防御率が16.88)ことから、二軍で調整することとなり、開幕を大勢は抑えで行くことが決まったのです。

いよいよ開幕がやってきました。

3月25日、東京ドームには今や遅しと多くの巨人ファンが詰めかけ、プレーボールが告げられました。

大勢投手ですが2点をリードして迎えた9回表、中日の攻撃で登板しました。

2死満塁と追い込まれましたが、最後は無失点に抑え、初めてセーブがつきました。

新人で初登板初セーブの記録は2021年の広島、栗林投手以来となる史上6人目の快挙となりましたね。

これは実に素晴らしいことで、詰めかけた多くの巨人ファンから東京ドームが割れんばかりの大声援が起きました。

これだけでは収まらず、翌日の試合でもセーブを記録、開幕から2試合連続セーブ達成ですが、これはまさしく史上初の記録となりましたね。

素晴らしいとしか言えません!

さらに4月6日の広島戦では開幕21試合目で10セーブを達成しました。

これはあの元阪神の藤川球児さんの持つ19試合目に次ぐ、松井裕樹投手に並ぶ史上2番目の速さです。

そしてその年の夏に行われたオールスターゲームでも、セ・リーグの抑え投手部門において、巨人新人では史上初めてファン投票1位に選出されました。

しかし残念ながら再び新型コロナ陽性判定が下され、オールスター出場を辞退しています。

結局入団1年目は、57試合に登板、1勝3敗37セーブ8ホールド、防御率2.05という好成績を残しました。

この活躍により、11月25日に行われたプロ野球年間表彰式で、2022年シーズンの最優秀新人選手賞を受賞しました。

おめでとうございます!

2023年に入り、1月26日、2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンのメンバーに選出されました。

日本代表のユニフォームの背番号は「15」

大会では3月12日、第1ラウンドPOOL Bで東京ドームでのオーストラリア戦で7回裏に3番手投手として登板し、1回を13球で打者3人に対して被安打1、奪三振1、無失点と素晴らしい結果を残しています。

3月16日、準々決勝のイタリア戦では6点をリードして迎えた9回に登板します。

1回を21球、打者5人に対して被安打2、奪三振1、無失点に抑えチームを準決勝に進めました。

舞台をアメリカに移して行われた3月21日の決勝ラウンドでは、フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われた準決勝のメキシコ戦では、1点ビハインドで迎えた9回表に登板。

1回を12球、打者4人に対して被安打0、奪三振1、死球1、無失点に抑えました。

結局この試合にも勝利し、決勝戦でも見事に勝利、侍ジャパンは見事に世界一を獲得し、金メダルを胸に帰国して多くの野球ファンから空港で迎えられたのです。

WBC が終わってからは、レギュラーシーズンを迎え、開幕戦ではセーブが記録される場面でしたが、大勢の出番はありませんでした。

開幕2試合目では、ベンチ入りメンバーからも外れています。

原監督は「投げられない人(大勢のこと)をなかなかベンチに入れるという余裕はありませんので…」とのコメントを発表。

大勢の体調があまりよくないことを示唆していました。

開幕3試合目の4月2日東京ドームでの対中日戦では、シーズン初登板・初セーブを記録しました。

以上、ここまでは大勢投手の球歴や現在までの状況をお伝えしました。

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大勢の球種、最速は?

独特のサイドスローから投じる最速で159キロのややシュートするストレートと、フォーク、チェンジアップ、スライダーを投げ分ける。

評論家からは林昌勇に似ていると言われています。

大勢という名前の由来は?

出産予定日から2週間ほど遅れて誕生したそうで、大勢の人たちから「まだか、まだか」と見守られながら生まれたことから、「大勢」と名付けられたそうです。

ちょっとばかり意外な名付け方ですね。

6学年上にはお姉さんがいますが、陸上選手の翁田あかりさんだそうです。

また、4学年上にはお兄さんの勝基さんがいますが、西脇工高で2013年夏の甲子園で春夏通じて初出場を果たした時のエース右腕だそうです。

やはりお兄さんの血を引いていて、素晴らしい投手であると感じました。

ご家族のことをもう少し紹介しますと、おじいさんとお父さんは巨人ファンですが、大勢本人は関西出身ですので阪神ファンだったそうです。

お母さんは熱烈な中日ファンで特に大島洋平選手の大ファンとのこと。

もしも中日と対戦した時は「とにかく当てんとってよ」と言われていましたが、プロ初登板で早くも実現したそうです。

これもエピソードの一つですが、同僚の高梨雄平投手が「大勢はガチ」とツイッターでつぶやきましたが、これがきっかけで「#大勢はガチ」というハッシュタグが多くのファンの間で流行しました。

応援グッズにも取り上げられたそうです。

侍ジャパンの同僚として大フィーバーを起こしたラーズ・ヌートバー選手が、「ペッパーミル・パフォーマンス」ではなくて、大勢は塩を振りかけるようなパフォーマンスをベンチ内で行ったそうです。

以来、「#大勢はガチ」ならぬ「#大勢は塩」おハッシュタグがツイッターで生まれ、それはやがて巨人の公式グッズになったそうです。

大勢の2023年の目標は?

ズバリ一言「日本一」です。

好きな言葉と座右の銘は?

「できるまでやる」だそうです。実に簡潔で力強い言葉だと思います。

幼いころのあだ名は?

「たいちゃん」だそうですが、かわいいですね!

最後にいま一番欲しいものは?

「ゆっくりできる時間」だそうですが、やはりこれが本音ではないでしょうか。

大勢の登場曲は?

「炎の呼吸 壱ノ型 不知火、炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天」(劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 劇伴音楽集)

この曲が大勢が登板する際、東京ドームに流れます。

颯爽と登場する大勢投手、かっこいいですね!

さあいよいよペナントレースも中盤から後半へ向かい、連日熱き戦いを繰り広げるわけですが、巨人にあってまさしく「守護神 大勢」には、大いに頑張ってほしいと思っています。

頑張れ 大勢! 多くの巨人ファンはもちろんのこと、日本のプロ野球を世界に知らしめんとする君の力強さを、もっともっと見せてくれ!



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