2023年度のプロ野球も、恒例のセ・パ交流戦を終えて、いよいよ夏場に向かって連日激しい戦いが繰り広げられていますね。
セリーグでは、今季前半で開幕ダッシュを成し遂げて好調だった首位の阪神タイガースが、セ・パ交流戦での負け越しが響いてしまったことで、ここへきてペースダウン。
ついに2位だった横浜DeNAベイスターズとの直接対決に敗れてしまい、首位の座を開け放つことになりましたね。
でもまだまだ阪神もこれで挫けてしまうわけにいきません。
これからの反撃に期待というところです。
ここではそんなセリーグの巨人で最近めきめきと力をつけてきた若き投手陣の中から、直江大輔投手について、最新情報を交えながらお伝えしたいと思います。
大江大輔ってどんな選手なの?
それでは早速直江大輔についてプロフィールを見ていきましょう。

直江 大輔(なおえ だいすけ)は2000年6月20日生まれで23歳です。
身長は185cm、体重は87kg、出身地は長野県長野市で、右投げ右打ちの投手です。
現在は読売ジャイアンツに所属中、今年4年目の選手です。
球歴をご紹介しますと、野球を始めたのは長野市立三輪小学校3年生の時でした。
中学は長野市立栁町中学校在学中には「中野シニア」でプレーをしています。
お父さんと同じ高校である松商学園高校に進学、1年の秋からベンチ入りしました。

2年生の夏には第99回全国高等学校野球選手権大会に出場し、2回戦で盛岡大学附属高等学校との試合で、2番手投手として登板し、惜しくも3対6で敗退しています。
2018年10月25日に開催された新人選択会議(通称ドラフト会議)では、読売ジャイアンツから3位で指名され、特に競合もなく仮契約となりました。
11月13日に契約金推定で5000万円、推定年俸500万円で仮契約を行っています。
背番号は「54」で、この番号は、かつて巨人で大活躍をして完全試合も達成した槙原寛己さんの付けていた番号です。

尚、担当したスカウトはこちらも、かつて巨人で活躍をされた木佐貫洋さんです。
プロ入り後は三軍に所属しました。
公式二軍戦では3試合に登板、0勝1敗、防御率は10.80という結果でした。
その年のオフには15万円増額の推定年俸570万円で契約を更改しました。
その際「正直なところ、もう少しできるかなと思ったけれど、プロの厳しさや自分の力のなさを感じた年でした」と語っています。
2020年になって6月までは三軍でしたが、山口鉄也、会田有志両コーチの指導によって、フォークボールに磨きをかけ、奪三振を増やすことができました。
その結果、5試合の登板で防御率が0.90と好結果を得たのです。
二軍での公式戦では4試合に登板、1勝2敗、防御率6.00の成績でした。
8月23日には、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島球場で、待望の一軍で対広島12回戦に初登板初先発を果たしています。
4回を投げて1失点で勝ち負けはつきませんでした。
その後3試合に登板しましたが、いずれも5回を投げ切れず、その年の初勝利はなりませんでした。
2度目となる登録抹消後、持病のヘルニアで下半身のしびれが強くなり、9月28日、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受ける事が発表されました。
球団としてはそのまま置いてはおけませんので、治療に専念させるということで、育成契約に移行しました。
育成契約後の新しい背番号は「054」でした。
しかしながら推定年俸は推定で180万円増の750万円でした。
2021年には3月24日のプロ・アマ交流戦で実戦での復帰を果たしました。
6月24日の二軍戦では3安打完封勝利を挙げています。
その活躍により、6月28日には支配下登録を結び、背番号も前年までと同じ「54」に戻っています。
30日には支配下登録がなされ、一軍昇格しました。
7月1日の対広島14回戦で、東京ドームでマウンドに立ちました。
リリーフでしたが7回から9回までパーフェクトに抑えてプロ初セーブを挙げました。
本当に良かったですね。
2022年はこの年2試合目の先発で8月13日の対広島20回戦で同じく東京ドームで、6回を投げ無失点に抑えてうれしいプロ初勝利を挙げました。
直江大輔の球種は?
最速150キロのストレートとスライダー、チェンジアップ、カーブなどの多彩な変化球とのコンビネーションが特徴です。
2020年はチェンジアップを封印し、フォークボールを投げています。

原辰徳監督からは「プロ野球選手として一番大事な闘争本能、強気、魂を持っている」と好評価をされています。
直江大輔の登場曲は?
ここでは東京ドームで登板する際に流れる登場曲をご紹介します。

2曲あり、「生きろ」(NEWS)と「ストーリー」(ゆず)だそうです。
いずれも若い人たちにはおなじみの曲ですね。
この登場曲で颯爽と登板する、かっこいいですね!
2023年度の目標は?
今季に向けての目標を聞きましたが、「一年間一軍」との答えが返ってきました。
好きな言葉と座右の銘も聞いたところ、「前向き」と一言がありました。
今一番欲しいものは?との問いには「強靭な体」と帰ってきました。

大ちゃん(幼いころのニックネーム)らしいと思いましたね。
やはりプロ野球で長く活躍するためには、なんといっても身体が強くなければいけませんね。
前向きで明るく強い体で1年間を一軍で過ごす、いい目標だと思います。
今季のここまでの成績は?
最後にここまでの成績について見てみましょう。
0勝1敗0セーブ、防御率は3.86という結果になっています。
まだまだ今季の試合はかなり残っていますので、本当に直江大輔投手を必要とする時期が必ずやってきます。
巨人軍の投手陣にあって、お互いに切磋琢磨して少しでも上に上がっていき、最終的にはセリーグの優勝、さらには日本一を目指してこれからも大いに頑張ってほしいと思っています。
頑張れ、直江大輔! 優勝目指して最後まで、力の限りを尽くしてくれ!
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