2018年度の日本でのプロ野球は、セントラルリーグは広島東洋カープが、見事にリーグ3連覇を成し遂げましたね。
セリーグは、やはり戦前の予想通り、カープの「タナ キク マル」の3選手の大活躍と、投手陣の頑張りによる結果だと思います。 その打撃の破壊力や機動性は他のチームを寄せ付けないほど、素晴らしいものだったと思います。
一方パシフィックリーグの方は、戦前の予想にはあまり出ていなかった埼玉西武ライオンズが、見事に久しぶりの優勝を果たしましたね。 ライオンズの素晴らしいところですが、打撃面では浅村選手や山川選手の強烈なパンチ力が功を奏したもので、これほど破壊力があれば、優勝してことも十分うなづけると思います。
また投手では菊池雄星投手の頑張りがあってこそ、優勝に大きく貢献したものだと思います。 シーズン初めのころは2段モーション問題で悩んでいた時もあったようですが、それが解消されて認められるようになり、力強さが大いに発揮されたものと思われますね。
しかしながら、ライオンズはクライマックスシリーズにおいて、宿敵のソフトバンクホークスにファイナルで敗れてしまいました。 結局短期決戦に惜しいところで負けてしまい、試合が終わった後では辻監督が、悔しさのあまり涙を流していた姿が印象的でしたね。
ここからは、そのライオンズで大いに活躍した、菊池雄星選手に的を絞って最新情報を交えながらお伝えしたいと思います。
菊池雄星選手の経歴、生い立ちは?
菊池雄星(きくちゆうせい)選手は、岩手県盛岡市の出身で生まれたのは、1991年(平成3年)6月17日です。 野球を始めたのは小学3年生の時で、最初は一塁手としてスタートをしましたが、中学校では在学中に「盛岡東シニア」で投手に転向しました。
3年生の時には、東北大会で準優勝を成し遂げ、東北選抜の一員に選ばれ、全国大会で同じく準優勝という成果を上げました。
その後、高校野球では名門の「花巻東高等学校」へ進学し、1年生の夏に第89回全国高等学校野球選手権大会に出場、1回戦で新潟明訓高等学校戦にリリーフ登板をしましたが、5回を1失点に抑える好投をしましたが、0対1で借敗しました。
以来、高校野球では名将の一人である花巻東高校野球部、佐々木監督に見いだされ、春の選抜大会や夏の甲子園大会で、優秀な成績を収めました。 その活躍ぶりは私もそうですが、高校野球ファンを魅了してきたことは、だれもが知っていることだと思います。
埼玉西武ライオンズになくてはならない選手として、2018年は特にその活躍ぶりが目を引きました。 23試合に登板し、投手成績は14勝4敗ということで、勝率は0.778という8割にも届きそうな立派な成績を収めました。
2018年度のパリーグ優勝を花向けとして来季はいよいよ待望のメジャー行きが、実現間近になってきましたね。 ますます今後に期待がかかっている選手ですから、この先の展開に注目したいと思っています。
菊池雄星選手の趣味や家族構成は?
それではここからは、菊池雄星選手のプライベートの面にも目を向けてみたいと思います。 プロ野球の選手たちは果たしてどんな趣味を持っているのでしょうか?
菊池雄星選手の趣味は?
~菊池雄星選手は左利きですが、箸を持つ手は右利きだそうで、趣味はラーメンの食べ歩きと読書だそうです。
読書ついてのエピソードとしては、ライオンズに入団したころ若獅子寮に入りましたが、その時に持っている本の10分の1くらいとして、50冊以上の本を持ち込んだそうです。
驚くことに菊池選手は、何と500冊以上も本を持っていたことになりますね。 主な愛読書として、司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」や浅田次郎さんの「壬生義士伝」、童門冬二さんの「上杉鷹山」などの時代劇や歴史関連本、清水潔さんの「殺人犯はそこにいる」、沢木耕太郎さんの「敗れざる者たち」などを読んでいるそうです。
「燃えよ剣」は私も大好きな本で、何回も読み直しましたが、本当に面白くて読んでいて夢中になるくらい好きでした。
菊池選手も恐らく主人公の剣に対する真剣な取り組み方を、自分のプロ野球に取り組む上で参考にした面もあるのではないかと思います。
菊池雄星選手の家族構成は?
それでは岩手県盛岡市にある実家のことについて少し見ていきましょう。 ご両親と兄、姉と妹の6人家族で育ちましたが、お父さんは菊池雄治さんですので、雄の一字をもらったものだと思われます。
そしてJA職員として働いていますが、仕事が忙しい中でも雄星選手には、野球人生をしっかりと支えてくれる、環境づくりに励んでくれたとのことです。
お母さんは菊池加寿子さんですが、助産師の仕事についているということですが、雄星選手の栄養面のサポートをしっかり行っているそうです。
このように雄星選手は、ご両親お二人から、学生の時から温かい支援を受け体作りや精神面でも、大いに助けてくれた存在だったようです。
雄星選手のお兄さんは長男で菊池勇斗さんと言いますが、医師をされているとのことですが、成績も優秀だったようです。
姉で長女の菊池南美さん、妹の星花さんとそれぞれ皆さんの名前はいずれも星を表していますが、これはご両親の岩手県が生んだ彼の有名な「宮沢賢治」さんの影響があるのではないかと思います。
雄星選手の名前ですがこれも「星のように何年も何万年も語り継がれる英雄になるように」、と願われた、ご両親からの思いでその名前を付けられたそうです。
そして現在は、女子アナウンサーをされていた、深津留美さんとご結婚されて幸せな家庭生活を送っていらっしゃいます。 奥さんは結婚後、それまでしていたアナウンサーの仕事を引退、専業主婦として菊池雄星選手の良きパートナーとして、バックアップされています。
こうしてみますと菊池雄星選手は、素晴らしいご家族と、奥さんに恵まれて幸せなご家庭を作られていることが、よくわかりますね。 これからもますます活躍されることと思います。
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