2021年のプロ野球も、交流戦が終わっていよいよ夏本番へと向かって、日々熱い戦いを繰り広げています。
セントラルリーグでは、現在、阪神タイガースが1位で巨人が2位に付けています。
セ・パ交流戦が終わり巨人は1つの負け越しでしたが、昨年果たせなかった日本一を目指して、若い選手やベテランも、このところ頑張っています。
首位の阪神を追い上げていく体制も徐々に整ってきました。
ここからはその巨人の近い将来に4番を任せられるであろう、と期待されている若者、北村拓己に焦点を当て、どんな選手なのか、プライベート関連も合わせてお伝えしたいと思います。
梅雨のさなかではありますが、冷たいものなどを飲みながら、ごゆっくりご覧ください。
北村拓己は巨人の4番を任せられる内野手になれるか?

それでは改めまして北村拓己について、プロフィールをお伝えしたいと思います。
北村拓己(きたむら たくみ)は1995年(平成7年)8月29日生まれで24歳です。
石川県金沢市の出身で身長は181cm、体重は85kgという恵まれた体格の持ち主で、プロ野球選手で、現在は読売ジャイアンツに所属しています。
右投右打の内野手です。
略歴を見ていきましょう。
野球を始めたのはお兄さんの影響で、金沢市立十一屋小学校2年生の時に、軟式野球を始めています。
チームの名前は「十一屋ファイターズ」です。
その後、小学校の高学年、星稜中学校、星稜高等学校へと進みました。
各学校では主将を務めていて、他の部員をまとめる役割をしていました。
星稜高校時代は1年の春から三塁手としてレギュラー選手として、大会にも出ています。


2歳上のお兄さんである、祥治さんとは三遊間を守っていたそうです。
その祥治さんですが、現在はトヨタ自動車硬式野球部に所属して、社会人野球で頑張っているとのことです。

北村拓己は星稜高校3年生の時には、甲子園で夏の全国高校野球選手権大会に出場しています。
しかし1回戦で敗退してしまいました。
高校卒業後、亜細亜大学へ進学しました。
1年の秋からリーグ戦に出場、3年の秋には三塁手で出場し4年の秋には遊撃手として出場、ベストナインに選ばれています。

亜細亜大学には3学年先輩で山崎康晃、薮田和樹、大下佑馬、2学年先輩で板山祐太郎、藤岡裕大、1学年先輩には宗接唯人、木浪聖也が、同期には高橋遥人などがいました。
いずれも今プロ野球で活躍中の選手ばかりですね。
北村拓己ですが、一部リーグには通算53試合に出場し、163打数52安打で打率は.319、2本塁打、35打点、10盗塁を記録しています。
3年生の時には第40回日米大学野球選手権大会の代表に選出されています。
それらの活躍がプロのスカウトの目に留まり、2017年のプロ野球ドラフト会議で、巨人から4位で指名されました。
特に競合球団はありませんでしたので、11月17日に年俸推定800万円で仮契約を結びました。
背番号は「52」を受けています。
プロ入り後の2018年7月20日、広島東洋カープ戦で代打で登場し、公式戦初出場を果たしました。
尚、二軍にいた時ですが109試合に出場、打率.270で6本塁打を記録しています。
翌2019年には5試合に出場、プロ入り後初のスタメンとなった5月6日の横浜DeNAベイスターズ戦では、初めて盗塁を記録しています。
二軍では112試合に出場、打率.290、8本塁打を記録しています。
また、出塁率は.414ということで最高出塁率のタイトルを獲得しています。
打率と安打数の107本は、リーグ3位という好記録でした。
そして2020年、開幕では一軍に入りました。
6月22日の阪神タイガース戦では、代打に出てプロ入り後初ヒットと初打点を記録しました。

令和3年6月22日の金沢県営球場での横浜DeNAベイスターズ戦には8番二塁手でスタメン入りし、第1打席ではレフト前にクリーンヒットを放ちました。
そして4回裏2者を塁上においての打席では、見事にレフトスタンドへ今季4号の3ランホームランを放ちました。
結局この試合では3打数2安打1本塁打3打点、という素晴らしい活躍でヒーローインタビューに呼ばれています。
この試合にはご両親と奥さん、そして娘さんのご家族や高校時代の同僚選手や恩師など、色々お世話になった人たちが応援に駆けつけてくれたとのことです。
恐らく北村選手にとっては一生忘れない試合になったのではないか、と思っています。
これからの巨人で中堅選手として、将来は4番打者としての期待も込められています。
以上、ここまでは、北村拓己のプロフィールと略歴をお伝えしました。
北村拓己は結婚してるの?
それではここからは北村拓己選手のプライベートについて見ていきたいと思います。
北村選手ですが、8月4日の甲子園球場での試合後、インタビューの席で元アイドリング!!!の「伊藤祐奈」さんと、1月に結婚していたことを、さらに第一子の長女が生まれたことを報告しています。

この結婚についてですが、すぐに公表しませんでした。
その件では「結婚報道で僕の名前が出るというのが、何かおこがましい部分がありました。結婚で名前が出るよりも、プロ野球選手で名前を残していきたかった」と、その理由を明かしました。

北村選手は小さいころから巨人のファンだったそうです。
特に好きな選手は「高橋由伸」選手で、高橋選手のユニフォームのパジャマを愛用していた李、自分の部屋の壁には「巨人でドラフト2位で入る」との目標を掲げていたそうです。

ちょっと控えめな目標がかわいいですね。
ところで、高校時代の星稜高校といえば、あの超有名な選手がいましたね。

そうです、「松井秀喜」選手です。
これは想像ですが、やはり巨人に憧れていたのは、松井秀喜という大先輩が巨人に在籍していたことにも、一因がありそうですね。

巨人軍での活躍をした後、メジャー入りを果たし、あこがれのニューヨーク・ヤンキースに入団し、大活躍をしましたね。
ヤンキースが世界一になった際も、主力選手として大きなホームランを打つなど、大活躍でした。
その偉大なる大先輩と同じ巨人に入団できたのですから、喜びもひとしおではないかと思います。
現在、巨人軍では岡本和真選手が4番打者として君臨し、不動の4番打者となっていますね。

岡本選手はご存知に様に奈良の智弁学園で、夏の甲子園大会でも大いに活躍をしました。
私も高校野球が大好きで、当時も岡本選手の活躍をテレビで拝見していましたが、まさかプロ入り後、これほどの大打者になるとは、失礼ながら想像できませんでした。
しかもホームランをこれほど量産できるとは、素晴らしいの一言ですね。
恐らく北村選手も岡本選手のダイナミックな打法を見て、自分もあのような素晴らしいバッティングをしたい、と思っているのではないでしょうか。
同じ右バッターとして、タイミングの取り方や、左足のステップの位置、フォロースルーなどたくさん勉強ができるのではないかと思います。
ぜひ後輩として聞きたいことがあればどんどん聞いて、自分の打撃向上に役立てて欲しいと思っています。
きっと近い将来、今の岡本和真選手と同様に巨人軍の4番打者として君臨できると思います。
それが実現できれば、巨人の強さもより増すのではないかと思いますね。
今シーズンはいつもの年と比べて試合数も120試合と少なくなっています。
しかもこれまで行われてきた、クライマックスシリーズも行われません。
今季はセリーグで優勝すれば、即、日本シリーズに出ることになります。
昨年の日本シリーズではまさかの4連敗で、パの覇者である福岡ソフトバンクホークスに日本一をさらわれてしまいました。
あの悔しさをきっと巨人の選手たちは、今も忘れていないと思います。
その悔しい思いを今季はぜひとも勝利で挽回し、晴れの日本一を勝ち取ってほしい、多くのファンの願いでもあります。
それには北村選手の今後の活躍がより重要になってきます。
さあ、皆さんで大きな声援を送ろうではありませんか。
頑張れ、読売ジャイアンツ! ガンバレ、北村拓己! 優勝目指して最後まで!
コメントを残す