丹羽 孝希の経歴、プロフィールは?五輪の出場歴、成績は?【卓球】




56年ぶりとなる東京でのオリンピックとパラリンピックですが、2020年の開催は延期されました。

ご存知の通り新型コロナウイルスによる肺炎で、世界中に感染が広がり連日のように感染者数が増え続けています。

残念なことに亡くなられる人の数も今や欧州を中心にかなりの人たちが増えてきて、なかなか終息されません。

このまま増え続ければ、過去に起きた様々なウイルスなどによる死者の数を追い越してしまう危機感があります。

果たしてどこまでいけばウイルスの危機から私たちは救われることになるのでしょうか。

その影響は世界経済の不況という大きな問題につながっています。

一刻も早い新型コロナの終息を願っています。

そんな不安な状況ですが、東京五輪に向けて各競技では出場選手たちの内定が決まりつつあります。

ここでは卓球について出場内定された選手を取り上げます。

男子卓球で日本代表に内定された、 丹羽 孝希選手です。

どのような選手なのか興味のあるところですので、最後までぜひご覧いただきたいと思います。

Sponsored Link

丹羽 孝希の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、丹羽 孝希の経歴、プロフィールを見ていきましょう。

丹羽 孝希(にわ こうき)は、1994年(平成6年)10月10日生まれで25歳です。

北海道苫小牧市の出身で身長は162cm、体重は51kgと割合小柄な日本男子卓球の選手です。

愛称は「コキニワ」、血液型はO型で最終学歴は、明治大学卒、現在の所属先はスヴェンソンです。

卓球の段級位は7段となっています。

左利きでシェークハンドのグリップです。

ITTFの世界ランキングは現在は10位で過去最高位は5位です。

卓球を始めたのは7歳の時で、お父さんの影響で始めました。

その父親と元実業団選手だった西村一行氏から指導を受けました。

苫小牧市にある卓球チームのファイナルウインに所属、小学校低学年時から各全国大会にも出場をしています。

全国でもトップクラスで活躍をしています。

11歳の時にはU-18日本代表に選ばれています。

全日本選手権ホープスで見事に優勝しました。

その後青森山田中学高等学校へ進みました。

2009年には東京卓球選手権で決勝で張一博に勝利して、国内シニア大会初優勝を成し遂げています。

横浜市で開催された第50回世界卓球選手権個人戦では、日本男子史上最年少で代表に選ばれました。

2回戦で負けてしまいましたが、2ゲームをとる大健闘ぶりを見せています。

2010年にはシンガポールユースオリンピック代表に選ばれ、シングルスと混合団体で、見事に金メダルを獲得しています。

2011年のバーレーンでの第9回世界ジュニア卓球選手権では、男子シングルスで優勝を成し遂げました。

これは2006年の松平選手に次ぐ日本人選手2人目でした。

2012年3月に第51回世界卓球選手権団体戦が行われ、日本の銅メダル獲得に貢献しました。

4月のロンドン五輪アジア予選では、世界ランキング1位の馬龍を破る大金星を挙げました。

その結果、五輪団体戦の出場資格を得、自身初の五輪代表入りを決めています。

ロンドン五輪団体戦では、1回戦でカナダに勝利をしましたが、準々決勝で香港に敗れました。

ロンドン五輪後、卓球ブンデスリーガに参加、主にヨーロッパで試合を重ねました。

2013年1月には全日本卓球選手権の決勝で、水谷隼と対戦、第4ゲーム3セット目を取られましたが、第5ゲームから盛り返しました。

結局4対3で逆転勝利し、自身初優勝を飾っています。

2014年、卓球ブンデスリーガの所属チームを退団、最終年でもあった2年目は開幕15連勝という快挙もあって、レギュラーシーズンを20勝4敗という好成績で、リーグ最高勝率という記録を残しています。

その年の東京での世界卓球では、男子団体で銅メダル獲得に貢献しました。

2015年の世界卓球選手権では、男子個人戦ダブルスで銅メダルを獲得しています。

2016年にはリオデジャネイロ五輪に出場、シングルスでは4回戦で第6シードの黄鎮廷(香港)と対戦、フルゲームの末に下して準々決勝に進出しましたが、惜しくも張継科に敗れました。

団体戦では決勝で中国に敗れましたが、日本男子初となる銀メダル獲得に貢献しています。

2017年4月には明治大学を卒業し、スヴェンソン所属となりました。

2018年3月には秋開幕のTリーグに参戦する琉球アスティーダへの所属が決まりました。

翌年のセカンドシーズンには、木下マイスター東京に移籍をしています。

以上、ここまでは丹羽 孝希の経歴、プロフィールを見て来ましたがいかがでしたでしょうか。

これから始まる東京五輪本番でも、大いに期待できる選手だと思います。

丹羽 孝希の五輪の出場歴、成績は?

それではここからは、丹羽 孝希の五輪の出場歴、成績を見ていきましょう。

ここまでの五輪出場歴ですが、2012年のロンドン五輪団体戦で出場、ベスト8まで進んでいます。

そして2016年のリオデジャネイロ五輪に出場、シングルスではベスト8、団体戦では銀メダル獲得に貢献しました。

以上これまで2連続五輪出場を果たしています。

東京五輪では3大会連続出場となるわけですが、ぜひ頑張って今まで以上の好成績を期待したいと思っています。

ここからはそれ以外の大会での成績を、年代順にまとめてお伝えしたいと思います。

・2004年 全日本卓球選手権大会 カブの部 準優勝

・2006年 全日本卓球選手権大会 ホープスの部 優勝

・2007年 全日本卓球選手権大会 カデットの部 ダブルス(町 飛鳥選手と) 優勝

・2008年 全日本卓球選手権大会 カデットの部 14歳以下シングルス 優勝

・2008年 全日本卓球選手権大会 カデットの部 ダブルス(町 飛鳥選手と) 2年連続優勝

・2009年 第61回東京選手権大会 男子シングルス 優勝

・2010年 第16回アジアジュニア卓球選手権 ジュニアダブルス (町 飛鳥選手と) 優勝

・2010年 第1回ユース五輪夏季大会(シンガポール)男子シングルス 優勝 混合団体(谷岡あゆか選手と)優勝

・2011年 全日本卓球選手権大会 シングルスベスト8 ジュニア男子 優勝ダブルス(松平健太選手と) 優勝

・2011年 アジア卓球選手権大会代表選考会 (全勝で)優勝

・2012年 全日本卓球選手権大会 ジュニア男子 優勝(3連覇達成)

・2012年 ITTFワールドツアーポーランドオープン ダブルス(松平健太選手と) 優勝

・2013年 平成25年度第80回全日本大学総合選手権 優勝(女子シングルスでは姉の美里が優勝、全日学史上初の姉弟V達成)

・2014年 ITTFワールドツアーロシアオープン 男子シングルス 優勝

・2015年 第20回ジャパントップ12卓球大会 初優勝

・2016年 平成28年度 第83回全日本大学総合選手権 個人の部 シングルス 優勝 ダブルス (酒井明日翔選手と)優勝

・2016年 平成28年度 第13回 全日本学生選抜卓球選手権大会 優勝

・2017年 全日本卓球選手権大会 ダブルス(酒井明日翔選手と)優勝

・2017年 ITTFワールドツアージャパンオープン ダブルス(吉村真晴選手と)準優勝

・2018年 全日本社会人卓球選手権 シングルス 優勝

以上のような素晴らしい成績を収めています。

まだここに載せていない大会でも、数多くの好成績を残しています。

ここで丹羽選手の卓球プレーの特徴を見てみたいと思います。

前陣で卓球台に張り付いての速攻が持ち味です。

相手選手に先手を取られた際でも、積極的に振り切っていく両ハンドのカウンタープレーが特徴です。

また、相手のドライブ回転を見切り、バウンド直後に手首で強烈な回転をかける「カットブロック」などの独創的な技も見せてくれます。

このようなカウンタープレーをするには、速球に対する反射神経が必要とされていますが、各メディアでは丹羽選手のことを「天才」と表現しています。

無回転バックサーブも時折使用しています。

試合中はあまり派手なガッツポーズも見せず、自身「あまり目立ちたくない性格」と言っていますが、接戦での試合や中国選手と戦うときには、ガッツポーズを見せる時もあります。

いよいよ間近に迫ってきた東京五輪ですが、1年延期ということが決まりました。

残された開催までの期間、健康には十分留意をして本番では日ごろの技を磨いてほしいと思います。

皆さんで大きな声援を送ろうではありませんか。

頑張れニッポン! 金メダルを目指して最後までガンバレ、丹羽 孝希!

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です