高野 芹奈の経歴、プロフィールは?五輪の出場歴、成績は?【セーリング】




東京五輪2020と東京パラリンピック2020の開催まで少しとなったところですが、突然延期となることが判明しました。

新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、感染を防ぐための処置ということで来年に延期となりました。

IOCのバッハ会長と日本の安倍首相との電話会議で決定されましたが、選手には複雑な思いがあるようです。

世界中に感染が拡大している状況ですので、通常通り7月24日の開幕はとてもできないことになりましたので、過去のオリンピックでは一度もなかった延期ということになったのです。

もしも来年の夏までコロナウイルスの終息がなかったら、本当に厳しいことになりそうです。

何とか早い終息を願うばかりです。

そんな状況ではありますが、ここまで五輪への出場が内定している競技も結構あります。

ここからはセーリングで出場が内定している、高野 芹奈についてどんな選手なのか経歴、プロフィール、五輪出場歴や成績などを見ていきたいと思います。

どうか最後までじっくりご覧ください。

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高野 芹奈の経歴、プロフィールは?

高野 芹奈(たかの せな)は、1998年(平成10年)3月1日生まれで22歳です。

大阪府の出身で身長は166cm、体重は69kg、関西大学卒でセーリング49erFX級の選手です。

別名「海のF1」ともいわれている49erFX級ですが、全長が4m99cmあり帆が大きくなっており、最高速度が40km/hにも達することがあるスピード感あふれる競技となっています。

競技内容ですが2人乗りの船を使ってペアで行います。

1人は舵取り役でスキッパーと言います。

もう一人は帆の調整をしたり他の仕事をするクルーと呼ばれていますが、高野選手はクルーをしています。

30分ほどのレースで1日2本~3本行い1週間続けますが、その際、総合点で勝負を競います。

レースの速度とレースの技術で得点が入ることになっています。

高野 芹奈は、14歳(中学3年生)の時からセーリングを始めました。

ヨットをやっていたお友達に誘われたことがきっかけになったそうです。

最初は遊び半分でしたが、面白さに引き込まれ本格的に取り組み始めました。

出身中学校は、関西大学第一中学校、高校は関西大学第一高等学校に通っていました。

そして現在は関西大学の4年生ということです。

インターハイや国体、世界選手権など数々の大会に出場しています。

日本セーリングでは史上最年少で、リオデジャネイロ五輪にも出場しました。

何と競技を始めてから3年半で五輪へ出場できたのです。

その才能と運動能力は並大抵ではありませんね。

実に素晴らしいものを持っている選手だと思います。

2016年には物心両面で高野を応援するために、「高野芹奈後援会TakanoProject」も発足しているとのことです。

海外遠征や国内での合宿などで支援する会だそうです。

実にすごいことだと思います。

ここまでの成績は後ほど詳しくお伝えしますが、テレビ番組でも取り上げられるほどの選手です。

最近では2019年7月1日に朝日放送で「キャスト-CAST-」で特集をされました。

家族構成ですがご両親と姉と兄の5人家族で、芹奈(せな)という名前の由来は、お父さんが元レーサーであり、F1で活躍をした故アイルトン・セナの大ファンだそうで、そこから名づけたそうです。

お父さんのスピードを楽しむ性格を、芹奈さんが引き継いだのではないでしょうか。

五輪本番でもぜひ頑張ってほしいと思います。

以上、ここまでは高野 芹奈の経歴、プロフィールをお伝えしました。

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高野 芹奈の五輪の出場歴、成績は?

それではここからは、高野 芹奈の五輪の出場歴、成績を見ていきましょう。

五輪の出場歴ですが2016年のリオデジャネイロ五輪に出場しています。

宮川恵子とのペアで出場しましたが、20位の成績に終わっています。

ここからは主な大会での成績を、年代順にまとめて見ていきましょう。

・2016/7/10~12 南米選手権(ブラジル・リオデジャネイロ) 12位

・2016/8/13~17 リオデジャネイロ五輪(ブラジル・リオデジャネイロ) 20位

・2016/8/31~9/3 ジュニア世界選手権 (NED・レリスタット) 女子8位

・2016/11/26~27 全日本選手権 (日本・江ノ島)3位

・2016/12/15~20 ユースワールドチャンピオンシップ (ニュージーランド・オークランド)12位

・2017/2/3~6 オーシャンブリッジ(ニュージーランド・オークランド)準優勝

・2017/2/11~12 ニュージーランドナショナルズ(ニュージーランド・オークランド)優勝

・2017/3/27~4/1 プリンセスソフィア杯(スペイン・パルマ)14位

・2017/6/23~25 北米チャンピオンシップ(カナダ・キングストン)3位

・2017/6/29~7/2 ジュニア世界選手権(カナダ・キングストン)準優勝

・2017/7/30~8/4 ヨーロッパ選手権(ドイツ・キール)17位

・2017/8/28~9/2 世界選手権2017(ポーランド・マトジニョシュ)32位

・2017/10/17~22 ワールドカップ2018 第1戦(日本・蒲郡)7位

・2017/10/27~29 江ノ島オリンピックウイーク2017(日本・江ノ島)7位

・2018/1/13~15 Miami Skift Midwinter Regatta(アメリカ・マイアミ)3位

・2018/1/21~28 ワールドカップ2018 第2戦(アメリカ・マイアミ)11位

・2018/3/8~11 Mallorca Sailling Center Regatta(スペイン・パルマ)13位

・2018/4/2~7 プリンセスソフィア杯(スペイン・パルマ)16位

・2018/4/22~29 ワールドカップ2018 第3戦(フランス・イエール)31位

・2018/6/16~24 Kieler Woche2018 (ドイツ・キール)23位

・2018/8/2~12 世界選手権2018(DNK・オーフス)55位

・2018/9/9~16 ワールドカップ2019 第1戦(日本・江ノ島)20位

・2018/9/21~24 江ノ島オリンピックウイーク2018(日本・江ノ島)14位

・2018/12/4~9 Sail Sydney2018 (オーストラリア・シドニー)準優勝

・2019/2/13~17 Portugal Grand Prix Vilamoura Round2 (ポーランド・ヴィラモウラ)17位

・2019/3/29~4/6 プリンセスソフィア杯(スペイン・パルマ)18位

・2019/4/14~21 ワールドカップ2019 第3戦(イタリア・ジェノバ)38位

・2019/5/13~19 Kieler Woche2019 (ドイツ・キール)16位

・2019/8/25~9/1 ワールドカップ2020 第1戦(日本・江ノ島)31位

・2019/11/25~27 オセアニア選手権 (ニュージーランド・オークランド)33位

・2019/12/3~8 世界選手権2019 (ニュージーランド・オークランド)20位

以上、これまでの主な大会での成績を年代順にご覧いただきました。

いずれの大会でもかなり健闘していることが良く分かりますね。

東京五輪の本番は1年くらい延期が決まりました。

恐らく2021年の夏に開催されることになると思いますが、それまでじっくり調整して本番でも大いに頑張ってほしいと念願しています。

皆さんで大きな声援を送りましょう。

頑張れニッポン! 最後まであきらめず金メダルを目指してガンバレ、高野 芹奈!



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