水本 圭治の経歴、プロフィールは?五輪の出場歴、成績は?【カヌー】




昭和から平成へ、そして今は令和の時代が始まり早くも2年目を迎えています。

昭和の古き良き時代に生まれた私たち団塊世代では、東京五輪がとても楽しみでした。

その時私は中学2年生でしたが、学校の近くを国道1号線が通っていますが、そこを聖火ランナーの人たちが、胸を張って堂々と走っていたのを目にしています。

戦後の物があまりなかった時代から、やがて大きく成長を遂げた日本で、それを世界中の人たちに示した祭典が東京オリンピックでした。

それがまた再び私たちが間近に目にすることができるなど、当時は思いもしませんでした。

今年の夏にそれが実現することになりました。

大いに期待したいところです。

さて、現在、出場選手の選考が急ピッチで行われ、各競技で内定者が生まれています。

ここからはカヌー競技で内定が決まった水本 圭治に焦点を当て、どんな選手なのかを見ていきたいと思います。

どうか最後までじっくりご覧ください。

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水本 圭治の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、水本 圭治の経歴、プロフィールを見ていくことにしましょう。

水本 圭治(みずもと けいじ)は、1988年(昭和63年)4月7日生まれで31歳です。

岩手県紫波郡矢巾町の出身で身長は176cm、体重は82kgのカヌーカヤックスプリントの選手です。

最終学歴は大正大学卒で、現在の所属先は株式会社チョープロです。

カヌーを始めたのは不来方高校に入ってからだそうです。

その当時の恩師からも祝福の声が上がっているとのことです。

当時から努力家で知られていましたが、高校時代にはペアを組んだこともある岩手県下水道公社に勤務されている北田さんも「昔からすごかったが、ここまですごいとは思いませんでした。自分のことのようにうれしいです」と語っています。

主な経歴ですが、2015年の紀の国わかやま国体ではカヌースプリント成年男子カヤックシングルに出場、500mでは4位に入り200mでは3位に入賞しました。

2016年にはカヌースプリント選手権大会の1000mに出場、見事に優勝を飾りました。

500mでも優勝、200mでは3位に入賞しています。

2017年にはアジア選手権カヤック500mフォアに出場、2位に入賞しまし、1000mペアでは4位に入っています。

同年のえひめ国体ではカヤック500mシングルで見事に優勝を、200mシングルでは3位に入賞しました。

また、日本スプリットカヤックシングルの500mでは、これも見事に優勝を飾りました。

2018年には日本スプリット選手権のカヤックシングル1000mで見事に優勝、カヤックシングル500mでも優勝、カヤックフォア500mでも優勝を飾るなど三種目を制覇する大活躍をしています。

2019年には東京海の森水上競技場で行われた、日本スプリント選手権のカヤックシングル1000mで、これまた優勝を、カヤックシングル500mでも同じく優勝を遂げる活躍を見せています。

そして同年8月にハンガリーで行われたカヌースプリントの世界選手権男子カヤックフォア500mでは、水本選手を含んで4人の日本代表チームがアジア勢では最上位となる12位に入りました。

それにより東京五輪の出場枠を獲得し、東京五輪出場の内定が決まったのです。

以上、ここまでは水本 圭治の経歴、プロフィールをご覧いただきました。

どれを見ても素晴らしい活躍ぶりで、文句のない代表選出であることが分かりますね。

本番での活躍を大いに期待したいと思います。

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水本 圭治の五輪の出場歴、成績は?

ここからは水本 圭治の五輪の出場歴、成績を見ていきましょう。

ここまで五輪への出場はありませんでした。

ここではもう少し詳しく水本選手についての最新情報をお伝えしたいと思います。

昨年の世界選手権ではついに待望の五輪への切符を獲得しましたが、何と12年越しとなる夢でもありました。

しかしそれはもう過去のことであるとの思いだそうです。

今はカヌーに人生で初めて進む「最終ステージ」に向けて、少しでも時間を惜しむかのようにトレーニングに励んでいます。

もちろんその向かう先は「一番良い色のメダルを取ること」です。

カヌーに中でもパワーと共に持久力を求められる競技のスプリント。

出場を決めたのは4人乗りのカヤックフォアで500mです。

これまで日本カヌー連盟としては、国際的に見ても体格面で劣る日本勢が、この種目では「同調性団結力を生かして十分に戦える」との考えで、カヤックフォアを重点的に強化してきました。

個人では体格面で劣ってしまいますが、4人の力を一つにして突き進んでいくことで、十分に戦えることになります。

例えば男子陸上競技の100m×4のリレーを思い返してみてください。

一人一人の選手は100m競争では、世界の強豪にはやや劣るところもありますが、4人の息をぴたり合わせたバトンリレーであれば、世界の強豪にも決してひけをとらないことが証明されていますね。

まさにこれと同じことではないでしょうか。

カヌーの4人の選手たちは五輪への出場内定後も、ほとんどの時間を代表合宿に費やして頑張っています。

フォームづくりの大切さをコーチからも厳しく指導されているようです。

大きく、強く、速く」の三拍子が大切だそうです。

口で言うのは簡単ですが、これができることは並大抵の苦労ではありませんね。

この三つですが、相反することになります。

なぜかと言いますと、強く漕ごうとして力を籠めると、漕ぎが小さくなってしまいます。

反対に大きく漕ごうとすると、体から離れたところに力を籠めないといけないのですが、遠い場所は力が加えにくくなります。

それを完成させるにはやはり大きな筋力を必要とします。

フォアというのは4人がそれぞれのポジションでの役割を、きっちりと遂行していくことが大切です。

水本選手は定位置が進行方向の一番前だそうです。

そのため、自分の漕ぎが船全体の漕ぎになるので、後ろの3人のメンバーが合わせやすいようにと、心がけているとのことです。

さらに後ろが前のパドリングを追い越しては早く漕ぐことができませんので、誰よりも最後まで漕ぎきるだけのスタミナを要求されます。

東京五輪本番では32歳になりますから、体力的には厳しいものとなると思います。

この東京五輪の後のこと、進退については未定だそうですが、年齢的に見てもこれが最後のレースになる可能性が高いと考えているとのことです。

高校生時代から16年間カヌー一筋でやってきました。

ぜひともこの東京五輪では素晴らしい成果を期待したいと思っています。

2012年からは長崎県で県のスポーツ専門員として勤めてきました。

2017年にはチョープロに所属しています。

その多くの仲間のためにもぜひ頑張ってもらいたいと思います。

さあ皆さんで大きな声援を送りましょう。

ガンバレ日本! 最後まで諦めることなく金メダルを目指して頑張れ、水本 圭治!



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