2020年のスポーツ界で最大のイベントと言えば何と言っても東京五輪2020ではないでしょうか。
現在は最終的な段階に入っており、出場選手の内定が続々決まりつつあります。
但し気がかりなことがここへ来て急浮上しています。
世界的に拡散中の新型コロナウイルスによる肺炎などによる感染です。
大勢の感染者と共に残念ながら亡くなってしまわれた多くに人たちがおられます。
このような危機に際して、IOCはどのような結論を下すのでしょうか?
現状では通常通りの開催は、かなり厳しくなっているようです。
いずれにしても早い収拾と終息が望まれています。
そんな状況ではありますが、カヌー競技でも出場選手の内定が決まっています。
ここからはそのカヌーで代表に内定の藤嶋大規に焦点を当て、どんな選手なのか経歴などを見ていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
藤嶋 大規の経歴、プロフィールは?

それでは早速、藤嶋 大規の経歴、プロフィールを見ていきましょう。
藤嶋 大規(ふじしま ひろき)は、1988年(昭和63年)5月23日生まれで31歳です。
山梨県の出身で、身長は178cm、体重は84kgのカヌースプリント男子カヤックの選手です。
最終学歴は立命館大学卒で現在の所属先は、自衛隊体育学校です。
山梨県の富士五湖に近い環境の良いところで生まれて育ちました。
小学4年生の時からカヌーを行っています。
ジュニアの時代から松下桃太郎選手とは良きライバルでもあり大切な仲間という関係です。

2014年にはアジア大会に出場、男子カヤックペア200mで、見事に金メダルを獲得しています。
カヌースプリントはどんなところに惹かれたのでしょうか。
藤嶋選手はこのように語っています。
「カヌースプリントの魅力ですが、それはパワーとスピードにあると思います。カヌー選手がパドルを漕ぐ姿はすごい迫力です。圧倒されるくらいだと思います」と爽やかに語っていました。
カヌースプリントという競技ですが、1人乗りから4人乗りまであって、200m、500m、1000mのレーンを決め、複数の艇が一斉にスタートし、最短の時間で漕いで着順を競うものです。
藤嶋選手は東京五輪で四人乗りカヤックに出場するわけですが、500mの距離をタイムで競う競技です。
そのために必要なことは、やはり4人の呼吸を合わせることだそうです。
ナショナルチームで長い間共に練習を重ねてきたからこそ、今回の五輪への出場がかなったことになりました。
初めてこの4人で乗った際、違和感というものは一切感じることがありませんでした。
まさに自然に4人のフィーリングが合ったことになりますね。
カヌーにはシングル、ペア、フォアがありますが、中でもフォアが一番好きだそうです。
どの競技もきついことに変わりはありませんが、レース終了後に4人で共に喜びをわかちあえる所が最高だそうです。
フォアというのは4人が漕ぐわけですのでピッチを合わせることや、水中にあるブレードがどこで一番力が入っているかを共有することも重要な要素となります。
特にレース終盤でのラストスパートではこの4人の呼吸がぴったり合うことが勝利につながりますから、とても大切です。
現在は東京五輪本番に向けて、よりハードな練習量をこなしているとのこと。
特に練習量を増やすことよりも、その練習での質を高めることに重点を置いているということです。
1時間の練習時間をいかに集中してできるかが重要だそうです。

午前と午後1時間練習して休憩、また1時間練習して休憩を繰り返して行うきつい練習ですが、フィジカルの強さを高めるには必須な練習方法とのことです。
ぜひとも東京五輪本番でも、4人の力を集中して発揮できるよう祈っています。
以上、ここまでは藤嶋 大規の経歴、プロフィールを見てきましたがいかがでしたでしょうか。
男らしさにあふれる競技ですから、見ていても迫力があり楽しい競技だと思います。
これからも大いに活躍を期待しましょう。
藤嶋 大規の五輪の出場歴、成績は?

それではここから藤嶋 大規の五輪の出場歴、成績を見ていきたいと思います。
五輪への出場歴は、2012年のロンドン五輪で男子カヤック200m2人乗りで出場、10位に入っています。
その他の大会ですが、2014年のアジア大会では男子カヤック2人乗り200mに出場、見事に優勝し金メダルを獲得しています。
尚、プライベートに関してですが釣りが大好きだそうです。
海外での合宿においても必ず釣竿を持参しているとのことです。
特に印象的だったのはポルトガルでのことで、湖にブラックバスがいるので、練習がない日にはここで釣り三昧で楽しむそうです。
日本にいる時も釣りを楽しみたいそうですが、やはり家族サービスが優先するということで、二人のお子さんと遊んで良きパパぶりを発揮しているそうですね。
日本ではトップアスリートという感じではありますが、気さくな物腰も柔らかい素敵な青年という気がします。

更に気が付くことはその鍛え上げられた筋肉の素晴らしさです。
食事面ではあまり気を遣わずに何でも食べるとのことです。
このカヌーという競技ですが、とにかく体の消耗が激しいことで知られています。
したがっていかにエネルギーを補給するかが重要になっています。
しかしながらあまり多くの食事をとると、脂肪が付きすぎてスピードが損なわれてしまいます。
試合間近では食事のタイミングをどう図るかがポイントになってきます。
藤嶋選手ですが小さいころは体の線が細かったそうです。
でも一生懸命努力を重ねて体の線を強くしてきたということです。
勝負ですから勝つこともありますが負けることもあります。
負けてしまったときには、なぜ負けたのかをよく考えて次に進める材料にしてきたそうです。
レベルを少しずつ上げていくことですね。
そして最後に藤嶋選手はこう語っています。
「オリンピックでの目標は、ズバリ言ってメダルの獲得です。まだ遠いですけれど見える位置にまで来ているということを、今シーズンは感じています。ロンドン五輪ではそれが夢でしかありませんでした。届かないものと思っていました。それが今は届きそうな位置にいます」と熱く語ってくれました。
さあいよいよ間近に迫ってきた東京五輪ですが、皆さんで日本代表選手へ熱いエールを送ろうではありませんか。
頑張れニッポン! 熱き戦いで勝利を目指して最後までガンバレ、藤嶋大規!
コメントを残す