あの感動的な東京五輪2020への招致運動が行われた2013年9月から、早くも6年7か月が経過しました。
いよいよその東京五輪2020開催まで、残りわずかとなってきました。
今は各競技で最終的に出場する選手の選考大会などが行われ、続々と出場する選手たちの内定が行われています。
果たしてどの選手が五輪への切符を手にすることができるか、私たちも熱い思いで見守っている今日この頃ですが、ここへ来て大きな問題が起こりました。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染です。
最初は中国の一部の都市で発生しましたが、徐々に感染が広がってきました。
そしてついに世界の全大陸に渡って感染が広がり、亡くなっている人たちもかなりの数に上っています。
なかなかその感染は留まることを知らず、一体いつまで続くことか、身の回りに起こっていることを見守るしかありません。
一刻も早い終息を期待しています。
そんな状況ですが五輪競技内定者が決まってきているわけですが、何とか五輪大会の開催ができるよう望んでいる人もかなり多い状況です。
ここからはカヌー競技で日本代表入りを内定した、羽根田 卓也に焦点を当てて、どんな選手なのか経歴やプロフィール、五輪への出場歴や成績などを見ていきたいと思います。
どうか最後までじっくりとご覧いただきたいと思います。
羽根田 卓也の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、羽根田 卓也の経歴、プロフィールを見ていきましょう。
羽根田 卓也(はねだ たくや)は、1987年(昭和62年)7月17日生まれで32歳です。
愛知県豊田市の出身で、身長は175cm、体重は70kg、カヌーのスラローム選手です。
現在はミキハウスに所属しています。
羽根田卓也はスポーツ一家に生まれました。
7歳の時には器械体操を始めています。
そして9歳の時、元カヌー選手だったお父さんからの影響を受け、カヌーを始めています。
中学は朝日丘中学校、高校は杜若高等学校へ進みました。
3年生の時には日本選手権を制しました。
高校を卒業した後、カヌーの強豪国であるスロバニアに単身で渡っています。
2009年、コメンスキー大学の体育スポーツ学部に進学しました。
その後、同じ大学の大学院へ進み修了しています。
2005年、18歳の時にはワールドカップに出場、スラローム男子カナディアンで日本人初の決勝進出を果たしています。
2008年には北京五輪に出場し予選で14位に入りました。
2012年のロンドン五輪では7位に入賞しています。
2014年の世界選手権では5位に入りました。
同年のアジア大会では見事に金メダルを獲得しました。
2015年には五輪テスト大会において銀メダルを獲得しています。
そして2016年のワールドカップでは、日本人初の3位という素晴らしい成績を収めています。
2016年8月のリオデジャネイロ五輪では、準決勝を6位で突破、決勝では97.44点を獲得して3位になり、カヌー競技では日本人初の銅メダルを獲得しました。
これは実に素晴らしいことといえます。
日本人選手初ということで、当時は今まであまりなじみのなかったカヌーというスポーツの魅力を、私たちに知らせてくれましたね。
その功績はとても大きなものとなっています。
羽根田選手の明るい笑顔がお茶の間に広まったことを今も思い出します。
2018年のアジア大会では見事に優勝を成し遂げています。
2019年11月には第48回ベストドレッサー賞のスポーツ部門を受賞しています。

以上、ここまでは羽根田卓也の経歴、プロフィールをお伝えしました。
これからも大いに活躍を期待したいと思います。
羽根田 卓也の五輪の出場歴、成績は?

それではここで今までの五輪への出場歴、成績を見ていきましょう。
五輪へは2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪、2016年のリオデジャネイロ五輪の3大会に連続出場しています。
北京五輪では予選14位、ロンドン五輪では7位に入賞、リオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得しました。
それ以外では2014年のアジア大会で優勝、2018年にも同じくアジア大会で優勝(2連覇)、日本選手権では何と12度の優勝を飾る活躍をしています。
羽根田卓也選手は人気が高いのでバラエティーの番組でもよく登場しますね。
マツコデラックスさんが主役のマツコ&有吉の怒り新党では、リオデジャネイロ五輪のメダル候補のイケメン選手として紹介をされ、マツコさんから「ハネタク」のニックネームをもらっていました。

自身はももいろクロ―バーZの熱狂的なファンだそうで、スロバキアに留学中も、ライブDVDを見たりして楽しんでいたそうです。

ラジオ番組のももクロくらぶをネット経由で聞いたりしていたとのエピソードが残されています。
とてもかわいらしいエピソードで、明るく楽しい性格がよく表れていると思いますね。
私も羽根田卓也選手が新しくできたカヌースラロームの大会会場の完成時に、試し乗りをしていたテレビ番組を見たことがありますが、さすがに抜群のカヌー技術で見事に失敗なく競技をしていたのを拝見しました。
自国開催でありすぐ近くに五輪本番会場があって、そこで練習ができることをとても喜んでいました。
きっと五輪本番でもその実力をいかんなく発揮してくれるものと期待しています。
さあいよいよ間近に迫ってきましたが、本大会が無事に開催されるように祈るばかりです。
そしてもしも開催された時には、皆さんで大きなエールを送ろうではありませんか。
頑張れニッポン! 金メダルを目指してガンバレ、羽根田卓也!
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