東京で再び五輪が開催される今年の夏ですが、現在は最終的に出場選手の内定が続いています。
各競技ごとに行われている大会では、最後まで誰が出場することになるのか、目が離せません。
しかし現在は別な大きな問題が生じています。
中国で最初に発生したと思われている、新型コロナウイルスによる肺炎です。
今や世界中に広がってきた感染者の人たちで、残念なことに亡くなってしまう人たちもかなり増えています。
そんな状況ではありますが、IOCでは東京開催を予定通り行うとのコメントを残しています。
果たしてどうなるのか、今後の正式な発表を待ちたいところです。
さて、そんな中にあってボクシングの日本代表内定者が決まりました。
ここからは東京五輪女子ボクシングに出場が内定した、入江 聖奈に的を絞りどんな選手なのかを見ていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
入江 聖奈の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、入江 聖奈の経歴、プロフィールをご覧ください。
入江 聖奈(いりえ せな)は、2000年(平成12年)1月9日生まれで20歳です。
鳥取県米子市の出身で身長は164cmの女子ボクシングフェザー級(57kg)の選手です。
お母さんの勧めで、小学2年生の時からボクシングを始めました。
なんでも話によりますと、入江さんのお母さんが漫画「頑張れ元気」を見ていましたが、主人公の元気がボクシングのチャンピオンベルトを蒔いているところを見て、あこがれたそうです。
そんな面白いことがきっかけでボクシングを始めた、ちょっと驚きな感じですね。
しかし始めた以上は真剣に取り組みました。
鳥取の地元にあるボクシングジム「シュガーナックルボクシングジム」に所属しました。
これがボクシング人生のスタートとなったわけです。
最初の内はやはり女の子ですからお母さんも気を使って練習での対戦をさせないように依頼していたそうですが、練習を積み重ねていくうち試合でのパンチが相手に当たった際の快感を本人が覚えてしまいました。
米子市立御道ケ丘中学校へ進み陸上部に所属、駅伝選手として部活に励みます。
その際、ボクシングで鍛えてきた足腰の強さが功を奏して活躍できたとのことです。
厳しい練習は徐々にですがボクシングの技術向上へとつながっていきました。
その後、米子西高等学校へ進学しました。
中学生時代は向かうところ敵なしというくらい強くて無敗でしたが、このときに並木月海選手とインターハイで戦って初めて負けを喫しました。
恐らく相当悔しかったのではないかと思われます。
因縁と言いますか、この時の相手であるフライ級の並木月海選手も、この東京五輪女子ボクシング日本代表選手に選ばれています。

入江聖奈は悔しさを胸にしっかり刻んでそれ以来必死で練習に励みました。
その成果として高校1年時には全日本大会で見事に優勝を飾りました。
素晴らしいことだと思いますね。
高校1年生の時、ライト級に上がってからは、濱本紗也に負けてしまいましたが、2年と3年時には無敗を保っています。
高校を卒業後、日本体育大学へ進学し2019年の世界選手権大会では、活躍の末ベストエイトまで進んでいます。
入江選手ですが、バカリズムさんのファンであり、イチゴが大好きな女子大生でかわいい選手です。
ボクシングの技ですが、右ストレートには威力があって、得意技としては左ジャブだそうです。
練習量も半端なく相当な量をこなしています。
入江選手のニックネームは「イリエワニ」だそうです。
これは凶暴なワニの一種でその強さにあやかって凶暴になれ!との思いから付けられたそうです。
すごいニックネームを付けられたものですね。
自身の強みですが自分の調子が良い時には、どんどん相手選手にプレッシャーをかけることだそうで、特にコーチからは「左がいいよ」とのアドバイスを受けています。
最近はボディーへの攻撃を得意としているようです。

ボクシングの魅力ですが「自分の強さをすごくアピールできる場であり、みんなから認められることで、うれしさが増してくる」とのことです。
最近はボクシング以外では、カエルの育成ゲームにはまっているとのこと。(かわいいですね)
そして現在目標に掲げているのは、五輪で金メダルを取ること、ときっぱり語っています。
色紙に自分の思いを書いてほしいと言われ「金」の一文字を掲げました。
これしか今は頭にありませんという感じですね。
本番でも大いに頑張って、その願いを叶えて欲しいと思います。
入江 聖奈の五輪の出場歴、成績は?

それではここからは、入江 聖奈の五輪の出場歴、成績を見ていきましょう。
ここまでの五輪出場歴はありませんでした。
そこでここからは、今までの大会での成績をまとめてみてみたいと思います。
・2012年 全日本アンダージュニアボクシング大会 優勝
・2013年 全日本アンダージュニアボクシング大会 優勝(2連覇)
・2014年 全日本アンダージュニアボクシング大会 優勝(3連覇達成)
・2014年 アンダージュニアボクシング王座決定戦 52kg級優勝(初代チャンピオンとなる)
・2016年 全日本女子ボクシング選手権大会ジュニアの部フライ級 優勝
・2017年 全日本女子ボクシング選手権大会ジュニアの部フェザー級 優勝
・2018年 全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部フェザー級 優勝
・2018年 世界ユース選手権 銅メダル獲得
・2019年 世界選手権 ベスト8入り
以上のような素晴らしい成績を残しています。
お母さんからの入江選手評ですが、ボクシングではかなりのファイトぶりだそうですが、普段は穏やかな性格だそうです。
今のところ特にお付き合いをあいている男性はいないとのことです。
さあ、いよいよ待ちに待った東京五輪がすぐそこまでやってきました。
今まで培ってきたボクシングの技術や精神力を、いかに本番で発揮できるかに掛かっています。
どんな状況でも最後まで諦めず粘り強く戦ってほしいと願っています。
皆さんで大きなエールを送りましょう。
ガンバレ日本! 優勝目指してガンバレ、入江聖奈!
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