東京オリンピック、パラリンピックは開催まで半年を切り、各競技で出場選手が決まってきましたね。
今回初めて競技に加わったサーフィンも男子と女子それぞれ、出場の内定が確定しました。
特に男子ではこの選手に注目が集まってきています。
ここからは村上 舜について、どんな経歴の持ち主であるか、プロフィールと共にここまでの成績などを見ていきたいと思います。
最後までごゆっくりご覧ください。
村上 舜の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、村上 舜の経歴、プロフィールを見ていくことにしましょう。
村上 舜(むらかみ しゅん)は、1997年(平成9年)3月3日生まれで22歳です。
神奈川県足柄下郡湯河原町の出身で、身長は165cm、体重は55kgのプロサーファーです。
サーフィンを始めたのは小学校2年生の時でした。
お父さんがサーフィンが好きだったので、その影響を受けたそうです。
高校は各スポーツでよく知られている、青森山田高等学校の通信制課程を修了しています。
現在はプロサーファーとして、ボルコムやDOVEなどがスポンサーになっています。
1歳違いの弟さん、村上 蓮さんもやはりプロサーファーで活躍中だそうです。
一緒にサーフィンをすることも良くあるとのことです。
以上、簡単ですが村上 舜の経歴とプロフィールをお伝えしました。
村上 舜の五輪の出場歴、成績は?

それではここからは村上 舜の五輪の出場歴、成績を見ていくことにしたいと思います。
五輪への出場歴はありませんでした。(五輪の成績競技は東京五輪が初となっています)
ここまでの五輪以外の主な大会への出場と成績は以下の通りです。
・2012年 全日本サーフィン選手権大会 優勝
・2015年 ISA世界ジュニアサーフィン選手権大会 4位入賞
・2016年 Trump Hyuga Pro 優勝
・2018年 JPSA仙台大会 優勝
・2018年 ISAワールドサーフィンゲームズ 4位入賞
尚、村上 舜選手は2017年に東京五輪の強化メンバーに選ばれていますので、いよいよ晴れの舞台で活躍ができることになります。
大いに期待したいと思います。
村上選手のサーフィンの特徴ですが、世界を舞台にして活躍中でもあり、今ではゴールデンエイジの一人として注目されています。
コンテストにおける試合運びのうまさは定評があり、特にビッグウェーブやチューブブライドで、それが大いに発揮されています。
ビッグウェーブというのはその名の通り大きな波のことですね。
サーフィンはご存知の通り海における自然の波を利用して、いかにダイナミックに、しかもその中にテクニックを以下に使っているかを見せる点数競技です。
大きな波に敢然と立ち向かっていく姿は、見ていてもスリルと迫力がありますね。
寄せる波というものは二度と同じ波は来ませんから、その度違うテクニックを要します。
先日テレビ番組で特集をしていた際に見ましたが、大きな波に向かってサーフボードをほぼ垂直にしてうまく波に乗り、すぐにターンをしてそこからまた違う技を駆使していました。
また、チューブライドというのは、大きな波が来た際にできる太い管状の道筋ができることで、その中をまっすぐに直進して行く高度な技術を要する技で、うまくいけばいいのですが、ミスをすると危険も大きくなってしまうとのことでした。
高得点を目指していくうえで、だれでもこのチューブライドを狙っているとも話していました。
村上選手はこのチューブライドも得意としているとのことでした。
村上選手にインタビューした内容ですが、サーファーのかっこよさは何ですか?との問いには、幼少期から海が身近にあったので、サーファーは当たり前の存在でしたから、サーファーを特に特別かっこいいと思ったことはありません、と答えています。
また、サーフィンで心がけていることは何ですか?との問いには、大きな波やチューブの時には、他の人よりも攻めの姿勢で向かうことです。気分が乗らないときは無理して海に行かないことで自分のペースを大切にしている、と答えています。
村上選手は自分よりもセンスの良いサーファーとして、稲葉玲王選手の名前を挙げています。

サーフィン自体がとてもうまく、チューブやエア、アクションなど何でも出来ることと、あらゆる波をしっかりと乗りこなすことができる器用な選手です、と答えました。
また、彼とは一緒に世界を転戦する機会も多く、知らない土地でも波にすぐ対応していることが素晴らしいことと、現地に友人も多いとも語っています。

いずれにしても残りわずかとなってきました東京五輪本大会ですが、果たしてこの夏の気候はどうなるのでしょうか。
最近の傾向では台風が多くやってきますので、特に海で行われるサーフィンだけに、それが一番気がかりな点ですね。
せっかく日ごろ鍛えた技ですから、大きな波でしかも天気が良いことが望まれます。
日程についても自然現象によって日程がずれることもあるそうですので、最後まで気を抜くことができないと思います。
参加する選手にとっては、気候の知識も必要になることでしょう。
出来るだけ好条件で戦うことができればいいと思っています。
そして日本での開催ですから、大勢の応援も期待できますね。
さあ、皆さんで大きな声でエールを送りましょう。
頑張れニッポン! 優勝目指して最後まで頑張れ、村上 舜!
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