東京五輪2020の開催まであと半年を切りました。
現在、出場選手を決めるための最終段階に入っているところです。
全ての競技について出場枠が決まっていますので、各選手たちの熾烈な戦いが繰り広げられているようで、誰が出ることになるのか、興味津々といったところです。
競泳についても今の段階ではあまり出場の内定者が決まっていませんが、この選手の出場内定が決まりました。
ここからはその瀬戸大也選手について、これまでの経歴やプロフィール、五輪出場歴や成績など、今一番知りたいことをお伝えしたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
瀬戸 大也の経歴、プロフィールは?

それでは早速、瀬戸 大也選手のプロフィール、経歴をどうぞ。
瀬戸 大也(せと だいや)は、1994年(平成6年)5月24日生まれで25歳です。
埼玉県入間郡毛呂山町の出身で、身長は174cm、体重は72kg、所属先は全日本空輸の競泳選手です。
水泳を始めたのは小学生の時からで、全国大会にも出場していました。
当時から個人メドレー、バタフライ、自由形、平泳ぎ、背泳ぎなど全ての泳法ができ、全国大会で優勝の経験もありました。
毛呂山町立毛呂山中学校に進み、2年生の時には全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会で、男子400m個人メドレーに出場、萩野公介選手を下して当時の日本中学新記録で見事に優勝しました。
高校は埼玉栄高校に進学、インターハイでは400m個人メドレーで三連覇を達成しています。
高校3年生の時、国民体育大会では見事に四冠を達成する活躍を見せました。
2013年に早稲田大学スポーツ科学部に進学しました。
バルセロナで開催された第15回世界水泳選手権大会では、男子400m個人メドレー決勝で、またも萩野公介に競り勝ち、自己新記録で見事に優勝しています。
この種目では日本人選手初の金メダルを獲得しました。
素晴らしいことだと思いますね。
2014年には日本選手権大会や、ジャパンオープン、パンパシフィック選手権、アジア競技大会などでの200mバタフライで、すべて勝利を飾りました。
まさに国内外で「向かうところ敵なし」といった感じの大活躍でした。
特にアジア競技大会で挙げた記録は、この年の世界ランキング1位の記録でした。
個人メドレーでも金は取れませんでしたが、パンパシフィック選手権では200mで、アジア競技大会では400mで共に銅メダルを獲得しています。
アジア競技大会では800mフリーリレーに出場、金メダルを獲得しました。
2015年4月には第91回日本選手権大会の200mバタフライで優勝しました。
200m及び400m個人メドレーでは、萩野公介に次いで2位になりました。
世界選手権の3種目において代表メンバー入りを果たしています。
8月にはカザンで行われた世界水泳で400m個人メドレーで自己ベストを記録し優勝を成し遂げました。
日本人では初となる2連覇を達成、2016年のリオデジャネイロ五輪代表権を獲得しています。
その2016年のリオデジャネイロ五輪では、男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得しました。
この種目では萩野公介が金メダルを獲得、競泳でのダブル表彰台というのは、60年ぶりだったことで、当時はかなり盛り上がりました。
12月の世界短水路選手権では、400m個人メドレーで3連覇を達成するなど、5つのメダルを獲得しています。
実に素晴らしい活躍ぶりですね。
2017年に早稲田大学を卒業し、4月から実質的にも「プロ選手」として、全日本空輸と所属の契約を結びました。
世界水泳では200mバタフライと400m個人メドレーの2種目に出場し、共に銅メダルを獲得しました。
12月の世界短水路選手権の200mバタフライで、自身初の短水路世界新記録で、見事に優勝しています。
2019年の世界水泳選手権では、200m個人メドレーで日本人初の金メダルを獲得しました。
200mバタフライでも自己ベスト記録を更新、銀メダルを獲得しています。
これらの活躍で2020東京五輪代表内定第1号に決まりました。
400m個人メドレーでも優勝を飾り、1大会で個人3個のメダル獲得は、日本勢として初めてだそうです。
また、世界選手権通算4個目の金メダルも、日本勢では最多ということで、これもすごい記録です。
12月20日にはアメリカのラスベガスで、国際水泳リーグ男子400m個人メドレーで、短水路世界新記録を樹立して優勝しています。
これで瀬戸大也選手は、短水路世界記録が2つ目となりました。
「来年の東京五輪で金メダルを獲得するため、この記録が欲しかったので、自信になります」と語っていました。
以上、ここまでは瀬戸 大也選手のプロフィール、経歴をお伝えしました。
どれを見てもとても素晴らしい成績で、圧倒される思いですね。
この好調さをぜひ東京五輪本番でも、私たちに見せて欲しいと思っています。
大いに期待したいと思います。
瀬戸 大也の五輪の出場歴、成績は?

それではここまでの五輪出場歴と成績をお伝えしましょう。
意外な気がしますが、ここまで五輪に出場したのは、2016年のリオデジャネイロ五輪男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得しただけである、とのことですね。
これだけ世界大会で大活躍をしている瀬戸大也選手ですから、もっと五輪にでているものと思っていましたので、ちょっと意外な気がします。
それだけになお今度の東京五輪での優勝に、絶大な期待が掛かっているわけですね。
おそらく現状では、日本の金メダル最有力候補といっても、まちがいありません。
最後にここまでの主な世界大会での成績をまとめてみましたので、ご覧ください。
各大会別にまとめてみました。
~世界水泳選手権~
・2013年 男子400m個人メドレー 金
・2015年 男子400m個人メドレー 金
・2017年 男子200mバタフライ 銅
・2017年 男子400m個人メドレー 銅
・2019年 男子200m個人メドレー 金
・2019年 男子400m個人メドレー 金
・2019年 男子200mバタフライ 銀
~世界短水路選手権~
・2012年 男子400m個人メドレー 金
・2012年 男子200m個人メドレー 銀
・2014年 男子400m個人メドレー 金
・2014年 男子200mバタフライ 銀
・2014年 男子200m個人メドレー 銅
・2016年 男子400m個人メドレー 金
・2016年 男子100m個人メドレー 銀
・2016年 男子200m個人メドレー 銅
・2016年 男子200mバタフライ 銅
・2016年 男子800mフリーリレー 銅
・2018年 男子400m個人メドレー 金
・2018年 男子200mバタフライ 金
~ユニバーシアード~
・2017年 男子400m個人メドレー 金
・2017年 男子4×200mフリーリレー 金
・2017年 男子200mバタフライ 銀
・2017年 男子200m個人メドレー 銀
~パンパシフィック水泳選手権~
・2014年 男子200mバタフライ 金
・2014年 男子200m個人メドレー 銅
・2018年 男子200mバタフライ 金
・2018年 男子400m個人メドレー 銅
~アジア大会~
・2014年 男子200mバタフライ 金
・2014年 男子800mフリーリレー 金
・2014年 男子400m個人メドレー 銅
・2018年 男子200mバタフライ 金
・2018年 男子400m個人メドレー 金
~セッテコリ杯~
・2017年 男子200m個人メドレー 金
・2017年 男子400m個人メドレー 銀
・2017年 男子200mバタフライ 銅
~アジアエージグループ選手権~
・2009年 男子200mバタフライ 金
・2009年 男子100mバタフライ 金
・2009年 男子400mメドレーリレー 金
・2009年 男子400mフリーリレー 銀
・2009年 男子800mフリーリレー 銀
・2009年 男子400m個人メドレー 銀
・2009年 男子200m個人メドレー 銀
以上が世界大会における瀬戸大也選手の成績と、獲得したメダルです。
これを見ていますと、いかにここまで素晴らしい成績を上げ続けてきたか、頑張り具合が良く分かりますね。
いよいよ東京五輪開催まで、半年を切ってきたわけですので、これからいかに体調を整えていくかがとても大切です。
それと共に日本中の多くの人たちの声援が、瀬戸大也選手の背中を押していくことになります。
皆さんで大きな声でエールを送りましょう。
頑張れニッポン! 金メダルを目指して最後までガンバレ、瀬戸大也!
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