2019年のプロ野球界も、各球団で来季に向けて編成についてほぼ完了し、新しい人材が決まりましたね。
新戦力として期待される若い選手たちも、明日へ向かって着々と準備を重ねています。
今季はあまり奮わずリーグで最下位となってしまったオリックスも、ドラフト会議やFAなどによって、来季へ向かって戦略を練っていることと思います。
ここからはオリックスの注目されている若手選手、野手に的を絞ってどんな選手がいるのか、見ていきたいと思います。
オリックスファンの方はもちろんのこと、そうでない方も最後までじっくりご覧いただきたいと思います。
オリックス2020年の注目若手選手は誰?(野手編)
それでは早速この選手からご紹介します。
紅林 弘太郎(くればやし こうたろう)

今季ドラフトで2位に指名された選手です。
紅林 弘太郎(くればやし こうたろう)は、2002年(平成14年)2月7日生まれで17歳です。
静岡県藤枝市の出身で、身長は186cm、体重は79kg、右投げ右打ちの内野手(遊撃手)です。
野球を始めたのは小学2年生の時で、地元のチームである「青島ホークス」に所属して始めています。
その後、藤枝市立青島中学校へ進み1番遊撃手として出場し、活躍しています。
高校は静岡県立駿河総合高等学校へ進学、1年夏からベンチ入りし、クリーンアップを任されました。
1年生の夏、すぐクリーンアップを任されるとは、よほど才能があることになり、すごいことだと思いますね。
高校3年間で通算40本塁打を放っていますので、パワーのある好打者です。
2019年10月17日に行われた、プロ野球ドラフト会議では、オリックスから2位で指名されました。
契約金推定6000万円、年俸推定720万円で仮契約を結びました。
背番号は24を受けています。
紅林弘太郎の特徴は、大型の遊撃手として守備も格段にうまくなっていますし、何と言っても努力家であり黙々と練習をこなす選手です。
単調な練習でも、決して手抜きをせず遅くまで一生懸命努力する姿が、周囲からも好評価を受けています。
ドラフトが決まった直後、紅林選手は「まだスタートラインに立っただけです。日本を代表するショートになれるように、頑張っていきたいです」と自らの決意を熱く語っています。
来季はプロの球に慣れることで、一日でも早く一軍で活躍して欲しいと思います。
オリックスの若手注目の選手ですね。
中川 圭太(なかがわ けいた)

続いてご紹介するのはこの選手です。
中川 圭太(なかがわ けいた)は、1996年(平成8年)4月12日生まれで23歳です。
大阪府阪南市の出身で、身長は180cm、体重は75kg、右投げ右打ちの内野手です。
野球を始めたのは阪南市立尾崎小学校1年生の時で、尾崎ボーイズというチーム、その後阪南市立尾崎中学校へ進み、泉佐野リトルシニアというチームにそれぞれ入ってプレーをしました。
高校は大阪の名門校であったPL学園高等学校に進学、1年の秋から一塁手としてレギュラー出場しています。
しかしその後に校内で起こった野球部員による不祥事のため、対外試合が禁止されてしまいました。
2年生になりそれまでの一塁手から二塁手に転向し主将を任されました。
高校在学中は通算28本塁打を放つ活躍をしました。
高校を卒業後はプロ入りを志望しましたが、どこの球団からも指名を受けませんでした。
そこで東洋大学へ進学、1年の春には東都大学野球の春季リーグ戦に出場しています。
同級生では現在横浜DeNAベイスターズの上茶谷大河や福岡ソフトバンクホークスの甲斐野央などがいます。
3年になって4番打者となり4年の時にキャプテンを務め、リーグ戦通算101試合に出場し、打率は0.285、109安打で9本塁打、59打点、7盗塁と好成績を残しています。
3年の夏には大学日本代表のメンバー入りをし、第41回日米大学野球とユニバーシアードにも出場、特にユニバーシアードでは、大会トップ打率0.500、13打点を記録する活躍で全勝優勝に貢献しています。
この活躍で2018年のプロ野球ドラフト会議では、地元のオリックスから7巡目で指名され、契約金推定2500万円、年俸推定700万円で契約を結びました。
背番号は67を受けました。
2019年度は巨人とのオープン戦で一軍デビューを果たしています。
公式戦では4月29日の楽天戦で代打で出場するなど、徐々に一軍で出場する機会を得ています。
結局今季は一軍戦でチーム3位となる111試合に出場し、50試合で外野を守り、41試合で一塁を、33試合で三塁を守ることで、すべてノーエラーを記録しています。
打率は0.288、3本塁打、32打点、9盗塁という結果で順調にシーズンを終えています。
オリックスの首脳陣からは来季は三塁のレギュラーとして、定着に向けて勝負をしてほしいと言われました。
シーズン終了後の契約更改では、打撃の面で貢献したということで前年度から2100万円増となる、推定年俸2800万円というすばらしい条件で契約更改をしています。
何と300%の昇給率で、オリックス新人選手では歴代最高値となったそうです。
それだけに来期にかける期待も、かなり大きい選手ですね。
頑張ってほしいと思います。
勝俣 翔貴(かつまた しょうき)

次はドラフト5位の、この選手を紹介します。
勝俣 翔貴(かつまた しょうき)は、1997年(平成9年)7月20日生まれで22歳です。
神奈川県箱根町の出身で、身長は177cm、体重は84kg、右投げ左打ちの内野手です。
中学校在学中には、小田原足柄リトルシニアというチームに所属してプレーをしました。
高校は東京都にある名門校の東海大菅生高等学校に進学しました。
3年の春には甲子園で選抜大会に出場しています。
投手も兼任する二刀流の選手でした。
その後、高校野球日本代表のメンバーにも選ばれています。
大学は千葉県大学連盟の国際武道大学へ進学、1年の春から三塁手でレギュラー出場し、活躍しています。
リーグ通算で100安打を達成、大学野球日本代表にも選出されました。
この活躍により2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議ではオリックスから5位で指名されました。
契約金は推定3000万円、年俸推定800万円で仮契約を結びました。
背番号は0を受けています。
仮契約を結んだ後、勝俣翔貴は「仮契約を終えて徐々にですが実感がわいてきました。オリックスは非常に明るいチームという印象ですし、若い選手も多いので、切磋琢磨して日々プレーしていきたいと思います」と、喜びを語っています。
勝俣翔貴の特徴は、18歳以下、22歳以下という各年代で日本代表で中軸を担った右の強打者です。
積極的な打撃とパンチ力のある打撃にオリックスも高評価で期待していますね。
来季は早々に1軍デビューを果たして、若いオリックスを引っ張って欲しいと願っています。
活躍次第ではオリックスのAクラス入りはもちろんのこと、優勝を争う所まで戦えるチームになるのも、決して夢ではありません。
ぜひ頑張ってほしいと思います。
以上、ここまでオリックスバファローズの2020年に向けて、注目若手選手、野手を見てきました。
フレッシュな選手が多いだけに、明るく爽やかなオリックスが、躍動する姿を早く見たいものですね。
皆さんで応援を宜しくです。
頑張れオリックスバファローズ! ヤングのパワーで優勝だ!
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