2019年(令和1年)は残り僅かとなってきましたが、今年のスポーツ界では様々な出来事がありました。
一番大きな出来事は、日本で初めて開催されたラグビーワールドカップで、日本代表が大躍進を成し遂げ、初のベスト8入りを果たしたことではないでしょうか。
日本中の多くに人たちに、大きな感動を与えてくれ、一人一人の選手たちから、勇気を与えてくれた気がしますね。
一方、プロ野球界では、やはり3年連続日本一となった福岡ソフトバンクホークスの強さだけが、改めて強調された1年だったと思います。
残念ながらパリーグ最下位に終わってしまったのが、オリックスバッファローズでした。
来季こそ頑張ってほしいとの願いを込めて、ここからはオリックスの注目若手選手、今回は投手についてお伝えしていきたいと思います。
最後までご覧ください。
オリックス2020年の注目若手選手は誰?(投手編)
最初にご紹介するのはこの選手です。
宮城 大弥(みやぎ ひろや)

今季ドラフト1位指名のこの選手です。
宮城 大弥(みやぎ ひろや)は、2001年(平成13年)8月25日生まれで18歳です。
沖縄県宜野湾市の出身で、身長は173cm、体重は80kg、左投げ左打ちの投手です。
野球を始めたのは、4歳の時で志真志ドラゴンズというチームに所属、軟式野球を始めました。
その後、嘉数中学校へ進み、宜野湾ポニーズというチームでプレーをしています。
その3年の時には、U-15ワールドカップで侍ジャパンに選出され、見事に準優勝を獲得しています。
高校は沖縄県の名門校である、興南高等学校へ進学、1年春から即ベンチ入りを果たしています。
投手として直球の最速は149km/hを記録、変化球も多彩でスライダー、チェンジアップ、カーブ、スプリットなどを投げられます。
1年の夏には沖縄県大会で優勝を飾り、甲子園大会に出場しています。
この時の試合を観ていた大リーグカブスのダルビッシュ有投手は、こう感想を述べています。
「興南校の宮城投手はいいね、投げ方や球筋、総合的に好過ぎる。俺もあんなピッチャーになりたかった」と絶賛しています。
3年生の夏の大会では甲子園に出場できませんでしたが、U-18ワールドカップでは、侍ジャパンのメンバーに選出されました。
投手としてだけでなく打者としても出番があり、野球センスが良いことを証明しています。
この活躍によってプロ野球スカウト陣から注目され、2019年のプロ野球ドラフト会議では、オリックスから外れ外れ1位で指名され、契約金推定8000万円、年俸推定770万円で契約を交わしました。
貴重な左腕投手としてオリックス関係者から大きな期待が寄せられています。
来季は早いうちに1軍に出場できるよう、頑張ってほしいと思います。
村西 良太(むらにし りょうた)

続いてはこの選手です。
村西 良太(むらにし りょうた)は、1997年(平成9年)6月6日生まれで22歳です。
兵庫県淡路市の出身で、身長は174cm、体重は72kg、右投げ左打ちの投手です。
野球を始めたのは淡路市立佐野小学校3年生の時で、佐野ドルフィンズというチームに入って軟式野球を始めました。
淡路市立津名中学校へ進み、硬式野球のアイランドホークスというチームに所属しています。
高校は兵庫県立津名高等学校へ進学しました。
1年の秋からベンチ入りし、2年の秋には県大会で3位に入り、近畿大会に出場しています。
高校の3年間では、残念ながら甲子園大会には出場できませんでした。
大学は近畿大学に進学、1年秋のリーグ戦において、リリーフで6試合に登板しました。
3年の秋には開幕戦の同志社大戦に先発で登板、4回を無失点に抑えリーグ戦初勝利を挙げています。
4年になってからは、春季リーグで先発に転向しています。
その年の成績ですが4勝2敗、防御率は1.74という好成績を揚げ、チーム準優勝に貢献しました。
村西良太の投手としての特徴は、腕の柔らかさで踏み込んだ直後サイドハンドからリリースを行い、ストレートにはキレがあります。
直球の最速は152km/hですが、打者からは球速以上に早く感じるそうです。
最近サイドハンドの投手では、150キロを超える投手はあまりいませんので、打つ方も戸惑いを覚えるようですね。
貴重なサイドハンドの右腕であると思います。
大学卒の選手であり来季は即戦力として、オリックス投手陣には欠かせない存在となると予想しています、
ぜひ最初から登板の機会を得て、活躍して欲しいと思っています。
前 佑囲斗(まえ ゆいと)

次にご紹介するのはこの選手です。
個人的なことで申し訳ありませんが、高校生時代からこの前投手のことが気になっていました。
前 佑囲斗(まえ ゆいと)は、2001年(平成13年)8月13日生まれで18歳です。
三重県亀山市の出身で身長は182cm、体重は88kg、右投右打の投手です。
亀山市立神辺小学校1年生の時から、軟式野球を始めています。
亀山市立亀山中学校へ進み、津ボーイズというチームに所属しています。
高校は三重県の名門校、津田学園高等学校に進学、1年の秋から背番号11を付けてベンチ入りをしています。
2年夏の地区大会では初戦で敗退、それをばねにしてしっかりと体作りに励んでいます。
その効果もあって、秋の新チームから主戦投手を務めました。
先発で13試合を投げ、県大会3位、東海大会では準優勝を飾る活躍をしています。
3年春の甲子園大会では平安高校に11回を投げ、0-2で惜しくも敗れています。
夏の県大会では最速152km/hを計測し、甲子園大会では初戦の静岡高校戦で7安打11奪三振で160球を投げ、3-1で完投勝利を挙げました。
この大会は1勝1敗で12回を投げ7失点という結果でした。
大会後に行われたU-18ワールドカップに日本代表として出場、スペイン戦では3回を投げ0点に抑えています。
豪州戦では5回を投げ9奪三振という力投を見せました。
前 佑囲斗の投手としての特徴ですが、ノーワインドアップからひねり気味に重心を下げてクロスステップ、右ひじを柔らかく使って腕の振りを強く投げ込む、伸びのある直球は打者に対して食い込んできます。
変化球も110~120キロのスライダーやフォークも130キロを出しますし、2シーム、や130キロのカットボールなど多彩に投げることができます。
大型選手にありがちな不安定な制球力でもありませんから、安定感があり安心して見ていられる投手といえますね。
オリックスのスカウトからも、右の本格派としてオリックスでも十分やっていける、野球に対してストイックに取り組む姿勢も素晴らしい、伸びしろのある投手など、高評価を得ています。
来シーズンのオリックスにとって、欠かせない存在となるであろうと期待しています。
以上、ここまでオリックス注目若手投手をご紹介しました。
どの選手にも頑張ってほしいですね。
いよいよ今年も押詰まってきましたが、来季は東京五輪開催のためセパ両リーグとも開幕日が1週間早まっています。
来季こそオリックスには、Aクラスのみならず、できればパリーグの優勝を目指して欲しいと願っています。
大きな声で声援を送りましょう。
頑張れオリックスバファローズ! 若い力で優勝を目指せ!
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