早いもので2019年(令和1年)もあとわずかで終わろうとしています。
この1年間、日本では様々な出来事がありました。
スポーツ界、特にプロ野球でも多くの話題で盛り上がった年でもありました。
特に印象的な出来事として、今季のドラフト会議で4つの球団から1位指名された、あの超有名な投手がいましたね。
ロッテが交渉権を獲得し、正式に入団が決まった佐々木朗希選手です。
その他にも素晴らしい選手が入団を決めています。
ここからはそのロッテで注目されている若手選手、今回は野手に的を絞ってお伝えしたいと思います。
最後までご覧ください。
Contents
ロッテ2020年の注目若手選手は誰?(野手編)
最初はこの選手からご紹介します。
佐藤 都志也(さとう としや)

今季のロッテ、ドラフト2位の選手です。
佐藤 都志也(さとう としや)は、1998年(平成10年)1月27日生まれで21歳です。
福島県いわき市の出身、身長は181cm、体重は83kg、右投げ左打ちの捕手です。
野球を始めたのはいわき市立第六小学校5年生の時で、ソフトボールを始めました。
その後平二中学校に進み、軟式野球部に入り2年の時に捕手として出場しています。
高校は福島県では名門校で甲子園の常連校でもある、聖光学院高校へ進学しています。
夏の甲子園大会には、2年と3年の2回出場しました。
高校卒業前にはプロ野球に志望する届を出していましたが、特に指名する球団はありませんでしたので、大学へ行くことにしました。
大学は東洋大学へ進学、東都大学リーグでは捕手、一塁手で計4度のベストナインに選ばれる活躍をしています。
4年の時にはキャプテンを務めています。
3年と4年の時は、大学日本代表メンバーにも選出されました。
これらの活躍でプロのスカウト陣から注目され、2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議では、千葉ロッテマリーンズから2位で指名され、契約金推定7000万円、年俸推定1200万円で契約に合意、背番号は32を受けています。
佐藤都志也の特徴ですが、強肩で強打、しかも俊足であることで評価が高い選手です。
捕手だけでなく外野の守備もこなすことと、大学時代には主将を務め、チームメイトたちを精神面でも引っ張っていく魅力あふれる選手ですから、期待されるわけですね。
ただし、千葉ロッテの捕手には田村龍弘という名キャッチャーが大きく立ちはだかっています。

入団後は、当然正捕手争いになることが予想されますが、何とか早く1軍に出場できるように、頑張ってほしいと思います。
大いに期待できる選手の一人だと思います。
高部 瑛斗(たかべ あきと)

続いては今季ドラフト3位の、この選手をご紹介します。
高部 瑛斗(たかべ あきと)は、1997年(平成9年)12月11日生まれで22歳です。
神奈川県寒川町の出身で、身長は178cm、体重は72kg、右投げ左打ちの外野手です。
野球は小学生の時に、埼玉の鶴ヶ島エンゼルスに入って始めました。
当時、元プロ野球選手である松永浩美さんから直接指導を受け、それまで右でしたが左打に変更したとのことです。
中学へ進み越生ボーイズに所属しています。
高校は山梨県の名門校、東海大甲府高等学校に進学し、2年生の秋からレギュラーとして出場しています。
3年の夏には山梨県代表として、甲子園に出場しましたが、3回戦で西東京代表の早稲田実業高校と戦い、負けてしまいました。
大学は国士舘大学に進学しました。
1年の春からレギュラーで活躍、4年の春には通算100安打を達成しています。
侍ジャパンのメンバーにも選出されている、期待の選手です。
高部瑛斗選手の特徴は、走攻守三拍子が揃った選手です。
バッティングも左右広角に打ち分けるバットコントロールで、好打者でしかも50m走では5秒8という、俊足の持ち主です。
肩も強く遠投105mを誇っていますので、ランナーをバックホームで刺すことも得意だとのことです。
今季のドラフト会議では、千葉ロッテマリーンズから3位で指名されました。
背番号は38を受けました。
来季の千葉ロッテには欠かせない存在となることが予想される選手ですね。
一日も早く1軍での出場を、期待したいと思います。
藤原 恭大(ふじわら きょうた)

続いてはイケメンのこの選手です。
藤原 恭大(ふじわら きょうた)は、2000年(平成12年)5月6日生まれで19歳です。
大阪府豊中市の出身で、身長は181cm、体重は78kg、左投げ左打ちの外野手です。
野球を始めたのは豊中市立原田小学校1年生の時で、園和北フレンズというチームに入って始めました。
その後豊中市立第五中学校へ進み、オール枚方ボーイズというチームに所属。チームメイトの小園海斗と共に全国優勝を成し遂げています。
高校は全国から熱い視線を浴びている名門校の、大阪桐蔭高等学校へ進学、3年の時には4番打者で甲子園春夏連続優勝に大きく貢献しています。
秋には高校日本代表として2年連続で選ばれ主砲として大きな活躍をしています。
同じ学年の根尾昂や柿木蓮など、この時の大阪桐蔭高校はまさに「向かうところ敵なし」といった感じでしたね。
これらの活躍でプロのスカウト陣から注目され、2018年のプロ野球ドラフト会議では、楽天、阪神、ロッテの3球団から1位で指名されました。
抽選の結果、千葉ロッテの井口監督が見事に交渉権を引き当てましたね。

この時の会場のどよめきは、今も忘れられません。
その後行われた入団契約交渉で、契約金推定1億円プラス出来高5000万円、年俸推定1500万円で契約を交わしています。
背番号は2を受けています。
入団した1年目は金属製のバットから木製のバットへの切り替えが、思ったようにできず、苦しみました。
あれほど高校時代には素晴らしい当たりを放っていたのに、プロ入り後には鳴りを潜めてしまったのです。
好打者だっただけに余計に悩みを抱えてしまったようですね。
しかし、今までのどんな大打者でもプロ入り後は、悩んで苦しんでその後に自分で掴んで成長を遂げてきたのです。
藤原恭大にとって、この時期はこれから大きく成長するための試練だと思います。
これを乗り越えてこそ、真のプロ野球選手として大きく羽ばたくことも事実ですから、何とか来季は頑張ってほしいと願っています。
いずれはロッテの中心打者として、クリーンアップを打てるだけの素材を持っていると確信していますので、焦らずじっくりと取り組んで、自分自身で打撃の技術をつかみ取ってほしい、そうなることを願っています。
今後の活躍を、期待を持って見ていきましょう。
ここで少し年齢的には上のクラスですが、期待の新加入選手をご紹介します。
福田 秀平(ふくだ しゅうへい)

今季まで福岡ソフトバンクホークスの圧倒的代打の切り札として活躍してきた、福田秀平選手がFA取得で、ロッテへの入団が確定しましたね。
福田 秀平(ふくだ しゅうへい)は、1989年(平成元年)2月10日生まれで30歳です。
神奈川県横浜市緑区の出身で、身長は182cm、体重は77kg、右投げ左打ちの外野手兼一塁手です。
野球を始める前には3歳の時から水泳を習いました。
10歳時には背泳ぎでジュニアオリンピックの代表候補になるほどでした。
サッカーも好きで色々悩んだ結果、最終的に野球を選んだそうです。
お父さんが佐賀県唐津市の出身で唐津東高校時代、3年生の時に佐賀県大会でベスト4まで進んだこともあり、その影響もあって始めたとのことです。
秀平少年は横浜市立谷本小学校1年生の時、藤が丘ファイヤーズというチームに入り、軟式野球を始めました。
最初は投手と遊撃手を兼任しましたが、6年時にはキャプテンを務めるまで成長しました。
横浜市立緑が丘中学校に進み、世田谷ボーイズというチームに所属、硬式野球に転向しています。
その時は主に遊撃手として出場していました。
高校はいままで甲子園出場経験のない多摩大聖ヶ丘高等学校へ進学し、1年の秋から二塁手としてレギュラー出場をしています。
3年春には本格的にスイッチヒッターとして活躍し始めました。
2006年(平成18年)9月25日に行われた、プロ野球ドラフト会議では、福岡ソフトバンクホークスから外れ1位で指名を受けました。
契約金は推定で7000万円、年俸推定720万円で契約を結び、背番号は37を受けています。
福岡ソフトバンクホークスに入団後は、けがなどが多くあったこともあり、なかなか思うような成績を挙げられませんでしたが、後半になってからは、貴重な代打の切り札としての出場が増えました。
特にクライマックスシリーズなどの大一番で起用され、ここぞというときに本塁打を放つ活躍を見せました。
2019年11月26日、自身の公式ブログで千葉ロッテマリーンズへの移籍を発表しました。
5つの球団からの誘いがありましたが、千葉ロッテを選んだ理由の一つとして、プロ入り2年目にお父さんを心筋梗塞で亡くされました。
その際、野球をやめようとまで考えていたそうですが、当時千葉ロッテのコーチをされていた鳥越裕介ヘッドコーチから、励まされました。
「プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけを作ってくれた」という経緯もあって、それも理由の一つとなったそうです。
来シーズンからは千葉ロッテの背番号7を背負い、中心選手となって頑張ってくれる気がします。
これまで培ってきた守備力と、力強い打撃力はまだまだ十分発揮できると思っています。
大いに期待したい選手としてご紹介しました。
以上、ここまで千葉ロッテマリーンズの、注目若手野手をご紹介してきました。
井口監督の指導の下、どんな攻撃的野球を見せてくれるか楽しみですし、パリーグの優勝も夢ではありません。
大いに期待したいと思います。
それには皆さんから心からの応援が欠かせませんね。
大きな声でエールを送ろうではありませんか。
頑張れ千葉ロッテマリーンズ! 優勝目指して頑張れ、若人たちよ!
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