2018年(平成30年)も残すところあとわずかとなりましたが、今年は平成最後でもあって、数々の出来事があった年でもありました。
災害もかなり多くあって尊い命が犠牲になってしまう悲しい出来事も、私たちの心に残っています。
そんな中にあってもスポーツ界ではいろいろな選手たちの活躍がありました。
特に今年は十代から二十代前半という若い世代の活躍ぶりが特にクローズアップされ、テレビ中継でも大きく取り上げ話題になりました。
体操界でも例外ではなく、若い選手たちのはつらつとした躍動ぶりに、見ていて感動を覚えた人たちも多かったようですね。
ここからは女子体操界で今や中心的な存在になった、村上茉愛選手にスポットを当てて生い立ちから現在まで、最新情報をお伝えしたいと思います。
村上茉愛の生い立ちと経歴は?
それでは早速、村上茉愛の生い立ちについて見ていくことにしましょう。
村上茉愛(むらかみまい)は、1996年(平成8年)8月5日生まれで、神奈川県相模原市の出身です。
身長は148cm、体重は48kgで小柄なタイプの体操向きともいえる体型の持ち主です。
3歳の時に母親に勧められたのがきっかけで体操を始めたそうです。
その体操ですが、元体操選手でタレントの池谷幸雄さん主宰の「池谷幸雄体操クラブ」に小学生の時から所属して、当時は数々のジュニア体操競技会に出場していました。
中学は武蔵野東中学校、高校は明星高等学校、そして大学は日本体育大学にそれぞれ進学をしました。
村上茉愛の経歴は?
それでは村上茉愛の体操の経歴はどうなっているのか、見ていきたいと思います。
中学生の2010年には第41回全国中学校体操競技大会の個人総合で、見事に優勝を飾り、種目別でも床運動と平均台の2種目で優勝しました。
又、同年の第64回全日本体操競技選手権大会では、女子種目別床運動の決勝で、これまた見事に優勝を成し遂げました。
中学生時代から、体操選手としてすでに実力を発揮していたことが、これで分かりますね。
高校時代は2012年、1年生時に於いて第66回全日本体操競技団体と種目別選手権大会での床運動で、2度目の優勝を果たしました。

2013年の2年時は世界体操選手権大会の代表にも選出され、種目別女子床運動で、4位に入賞しましたが、世界戦で初めて出場しての4位は、立派な成績だと思います。
日本体育大学在学中は、2015年、1年時に世界選手権の代表に選出され、団体で5位に入賞、リオデジャネイロオリンピック団体出場権の獲得に貢献、個人総合で6位に入賞しました。
2016年、2年時には全日本体操競技選手権大会で、個人総合の初優勝、続くNHK杯体操選手権では、2位に入賞、リオデジャネイロオリンピック代表候補となりました。
リオデジャネイロオリンピック本番では団体総合で4位入賞に貢献しましたが、個人総合では得意の床運動で着地に失敗、14位となり、種目別の床運動でもターンでバランスを崩したため7位という結果に終わりました。
恐らく村上選手本人にとっては、大事なオリンピック大会本番での、二つのミスで普段の実力を発揮できなかったことに、悔しい思いで一杯だったのではないかと思います。
そして翌2017年、3年時には全日本選手権大会で個人総合で2連覇を果たし、NHK杯でも同じく個人総合で初優勝を果たしたことにより、2017年の世界選手権大会に選出されたのです。
その世界選手権では個人総合の決勝で、残念ながら平均台で落下してしまい4位となってしまいましたが、種目別床運動で自身初めて日本人女子選手として金メダルを獲得しました。
これは1954年に当時の田中敬子選手が平均台で獲得して以来、実に63年ぶりの快挙となりましたが、本人にとっても最高にうれしかったのではないかと思われます。
そして2018年、4年時はFIG(国際体操連盟)体操ワールドカップで、女子個人総合で初優勝、全日本選手権大会でも同じく個人総合3連覇の偉業を成し遂げたことは、今も記憶に新しいところですね。
ここまで見てきたように村上茉愛選手は、数々の大記録を達成してきたわけで、これによって日本女子体操界のまさに女王といえる存在になりました。
素晴らしいこの記録の多くはこれからも長く言い伝えられていくものと確信しています。
村上茉愛は元子役?
それではここで体操から話を変えて、村上茉愛の子供時代を少し振り返ってみたいと思います。
村上茉愛は元子役で出演していた
村上茉愛は小学生の時に、児童劇団に所属して芸能活動をしていたことで知られています。
出演作と代表作と演技は?
元子役ということですが、本人が9歳の時、2005年12月5日にスペシャルドラマ『ウメ子』でTBSから放送されたとのことです。
村上茉愛は水人公ウメ子役で上手だった
村上茉愛が主役の河合ウメ子役として出演をしました。
このドラマの小説原作者は「阿川佐和子さん」で主人公の「ウメ子」の子役を上手に演技して、好評なドラマになったそうです。
小さい時のことですが、体操で見せた感性の良さが、すでに子役として立派に役作りができたのではないでしょうか。
今でも芸能界で通用するような、かわいい笑顔が魅力的な村上茉愛さんですから、もし機会があればまたドラマに出て欲しい気持ちがあるのは私だけでしょうか?
以上子役としてもドラマで出演し、好評だった村上茉愛さんについてお伝えしました。
2020年の東京オリンピックがいよいよ近づいてきましたが、これからますます女子体操競技から目が離せませんね。
オリンピック本番でいかに普段通りの演技ができるか、もしそれができれば金メダルも決して夢ではありません。
ぜひ日本全国民の応援でその夢に向かって頑張っている村上茉愛選手を筆頭に、出場する選手皆さんに、心から声援を送ろうではありませんか。
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