東京五輪2020まで1年を切りいよいよ間近に迫ってきました。
世界中のアスリートたちが一堂に会して、日ごろ鍛えた技と力を駆使して行われるスポーツの祭典。
見る人たちに大きな感動と夢を与え、4年に1度の輝ける大会には大きな期待が寄せられていますね。
56年前に行われた東京五輪が、再び私たちの目に触れる機会を与えてくれました。
現在は各競技において出場できる選手を選ぶべく、選手権大会などが行われています。
そこでここからは男子レスリングで注目されている、太田 忍に焦点を当てて、その戦績や経歴、出身の中学や高校などを見ていきたいと思います。
どうぞ最後までお楽しみください。
太田 忍の戦績は?

最初に太田 忍選手のプロフィールなどをお伝えしたいと思います。
太田 忍(おおた しのぶ)は1993年(平成5年)12月28日生まれで25歳です。
青森県三戸郡五戸町の出身で身長は165㎝、日本体育大学の卒業で男子レスリンググレコローマン59kg級の選手です。
現在は綜合警備保障に所属しています。
海外からは身のこなしが早いため「忍者レスラー」の異名で呼ばれているとのことです。
それでは太田 忍のここまでの主な戦績をお伝えします。
高校生時代には2011年に行われた、おいでませ山口国体の少年男子グレコローマン55kg級に出場し、見事に優勝しました。
その後大学に進学後は3年生の時にハンガリーグランプリが開催され、見事に国際大会での初優勝を成し遂げています。
そして4年生の時には天皇杯に出場し、見事に初優勝をしています。
いずれも素晴らしい成績であると思います。
2016年にはリオデジャネイロオリンピックアジア予選に出場し、あれよあれよという間に勝ち続け決勝まで進みました。
しかし決勝では中国のワン・ルミンに惜しくも敗れてしまったため準優勝に終わりましたが、リオデジャネイロ五輪への出場権を獲得しました。
そのリオデジャネイロ五輪本大会では、1回戦でイランのスーリヤンと戦い、判定勝ちを収めました。
2回戦でも前年の世界選手権3位だったカザフスタンのケビスバエフを6対0で破り、3回戦でもノルウェーのスティグアンドレ・ベルゲを4対0で判定勝ちを収めています。
そして準決勝ではアゼルバイジャンのロフシャン・バイラモフをフォール勝ちで破っています。
決勝戦では前年の世界選手権王者、キューバのイスマエル・ボレロモリナと戦い、惜しくも敗れてしまい銀メダルになりました。
これは2000年のシドニー五輪での永田克彦以来となる銀メダルの獲得でしたが、素晴らしい活躍だったと思いますね。
2018年にはアジア大会に出場し、60kg級で見事に優勝を果たしました。
2019年の全日本選抜選手権60kg級に出場し、決勝において元世界チャンピオンの文田健一郎と戦いましたが、惜しくも1対4で敗れてしまいました。
東京五輪2020では階級を67kg級に変更して代表を狙うとのことですが、何とか頑張って代表に選ばれるといいですね。
ここまで太田 忍の主な戦績をお伝えしました。
太田 忍の経歴がすごい?
それではここからは太田 忍の経歴を辿ってみたいと思います。
地元の中学校から山口県の柳井学園高等学校へ進学しました。
高校生の時には国体で優勝したこともあり、多くの大学から誘われたそうですが、グレコローマンの強い選手がひしめいている日本体育大へ進学しています。
大学へ入ってからもいろいろな大会に出場し、活躍しましたが社会人になる際により金メダルを目指せる環境を、とのことから、2016年4月に綜合警備保障へ入社しました。
やはりこの会社では多くの金メダリストたちが入っていましたので、そこなら環境が良いとの考えだったと思われますね。
入社してから約3年間が経過しましたが、ここでも各大会に出場を果たして活躍していますね。
素晴らしいことだと思います。
それではここまで獲得したメダルをまとめてみましょう。
・2016年リオデジャネイロオリンピック59kg級 銀メダル
・2018年アジア大会ジャカルタ60kg級 金メダル
以上のようなメダルを獲得しています。
これも素晴らしいことだと思いますね。
ここまでは太田 忍の経歴についてお伝えしましたが、東京五輪2020で出場できるといいと思っています。
応援したいと思います。
太田 忍の中学、高校はどこ?
それでは太田 忍の出身中学校と高校についてお伝えしたいと思います。
中学校ですが青森県五戸町立倉石中学校だということがわかりました。
高校ですが青森県から離れて遠くにある山口県の柳井学園高等学校に進んでいます。
何か理由があってのことだと思いますが、ずいぶん遠くの高校に進学していますね。
この柳井学園高等学校ですが山口県柳井市古開作という場所にある私立の高等学校です。
1919年(大正8年)9月に創立されたそうですから、今年で創立100年目というかなり歴史のある高校と言えますね。
校訓を見ますと「明朗・礼儀・実学」ということです。
設置されている学科ですが、普通科と衛生看護科があり学科内専門コースとして、普通科、アドバンストコース、グローバルコース、ビジネスコースに分かれているとのことです。
なお、他の卒業生には元広島東洋カープの選手だった、山本和男さんがいらっしゃることがわかりました。
大学は先程思お伝えしたように日本体育大学へ進学、卒業をしています。
さあいよいよ来年に迫ってきた東京五輪ですが、果たしてどのような大会になるのでしょうか。
楽しみでもあり不安な面もありますね。
それは東京の暑い真夏での開催であることですね。
今年の夏も連日暑い日が続き、各地で熱中症に掛かってしまう人が増えているそうです。
来年の気候はどんな感じになるのでしょうか。
あまり暑くなってほしくありませんね。
選手の皆さんにとっては体調を崩さないことが一番だと思います。
そして日ごろ鍛えた技と力、そして精神力でなんとか日本代表を目指してほしい、しかもメダルの獲得もぜひ期待したいところです。
それには私たち大勢が選手への力強い声援を送ることが大切だと思います。
さあみなさんで大きな声でエールを送りましょう。
がんばれニッポン! ガンバレ太田 忍!
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