多くのみなさんが待ちかねていた、東京五輪2020がもうすぐ始まりますね。
世界中のスポーツの祭典であるオリンピックとパラリンピックが、昭和から平成そして令和に変わって、時代を越えての開催となるわけですが、たのしみです。
前回の昭和39年の東京五輪では、当時私は中学2年生でしたが、今でも開会式のことをはっきり覚えています。
満員となった国立競技場のファンファーレが鳴り響き、参加する各国の選手たちの入場行進、そして最終聖火ランナーの入場と、聖火台への点火で競技場が最高潮に盛り上がりましたね。
そして真っ青な空にはブルーインパルスの編隊により、きれいな5色で5つの輪が描かれましたね。
見事な操縦に拍手を送りました。
今再びその感動をこの目で見ることができるわけですから、どんな素晴らしい場面がみられるか、とても期待にワクワクしています。
その東京五輪では各競技で出場できる選手の選考中ですが、一体誰が選出されるのか、私も興味を持って見ています。
そんな中でここからはボクシング女子で注目されている、和田まどかについて、ここまでの戦績や経歴、中学校や高校などを見ていきたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
和田まどかの戦績は?

ここで和田まどかという選手のプロフィールを確認しておきましょう。
1995年(平成7年)1月16日生まれで24歳です。
神奈川県横浜市の出身で身長は163cm、体重は49kg、ライトフライ級のアマチュア女性ボクサーです。
ここまでの主な戦績は以下の通りです。
2012年2月に行われたロンドン五輪への関門となる全日本女子アマチュアボクシング選手権大会フライ級に初出場し、準決勝で箕輪綾子に負けてしまいましたが、高校生で3位に入りました。
同年の世界選手権にも出場し、1回戦で勝利しましたが、2回戦で当時世界ランク2位の相手に判定負けを喫しました。
9月に行われた第2回タイペイ市カップ国際トーナメントに出場し、初戦では世界ランク2位の選手と戦って大差の判定勝ちをおさめましたが、その時の負傷によって銅メダルの獲得に終わりました。
やはり負傷はつきものですが残念な結果でしたね。
12月に行われた全日本選手権大会では決勝まで進みましたが、佐伯霞に惜しくも判定で敗れ、準優勝になっています。
この年のアマチュア新鋭賞を受賞していますが、素晴らしいことだと思います。
2013年4月には後楽園ホールでの女子ボクシングチャレンジマッチが行われ、矢野明日香に1回RSC勝利を飾りました。
全日本選手権大会では決勝まで進み、前回敗れている佐伯霞を堂々と破り見事に初優勝を成し遂げています。
リベンジがかなったわけでうれしかったのではないかと思われます。
2014年の世界選手権に出場し、3勝を挙げて準決勝まで進み、優勝した相手に敗れたものの日本人初の銅メダルを獲得しました。
これは日本人で初めてメダルを獲得したわけですから、素晴らしいことだと思いますね。
2015年の全日本選手権大会では、フライ級に転級、ここでも佐伯霞と決勝で戦い見事に勝利を挙げて優勝を飾りました。
2016年のリオデジャネイロオリンピックには惜しくも出場できませんでしたが、国内の希望郷いわて国体でフライ級に出場、決勝で新本亜也を判定で破り優勝しています。
又、全日本選手権大会でも優勝を遂げ、見事に大会4連覇の偉業を成し遂げました。
これも素晴らしい記録だと思います。
2017年の愛(え)顔つなぐえひめ国体に出場し、並木月海を判定で下し、国体での2連覇を達成しました。
2018年のアジア大会ジャカルタに出場、準々決勝まで進みましたが北朝鮮の選手に敗れてしまいました。
同年の世界選手権では準決勝まで進み、ウクライナの選手と戦って惜しくも判定で敗れましたが、2大会ぶりの銅メダルを獲得しています。
2019年7月の世界選手権日本代表選考スパーリングでは、仲田輪幸に敗れてしまい、世界選手権を逃してしまいました。
以上、ここまでの主な戦績をお伝えしました。
女子ボクサーとして素晴らしい活躍ぶりには感心してしまいますね。
和田まどかの経歴がすごい?
それではここからは和田まどかの経歴を辿っていきたいと思います。
小学2年生の時にフルコンタクト空手(新極真会)を習い始めました。
ここでメキメキと実力を発揮、ジャパンカップでは2連覇を、ドリームカップでも2連覇を達成するほどの好成績を上げています。
その後高校へ進学してからは、ロンドン五輪からは女子ボクシングが新たに加わることを知って、ファイティング原田さんが経営するボクシングジムに通い始めました。
その後の活躍ぶりですが、先程お伝えしました通り数々の成績を上げてきました。
ダブってしまいますのでここでは割愛させていただきます。
尚、ここまで獲得してきたタイトルについて、まとめてお伝えしたいと思います。
・第2回タイペイ市カップ国際T ライトフライ級 銅メダル
・第12回全日本女子アマチュアボクシング大会 ライトフライ級 優勝
・2014年世界女子ボクシング選手権大会 ライトフライ級 銅メダル
・2018年世界女子ボクシング選手権大会 フライ級 銅メダル
以上の各タイトルを獲得していますが、改めて見ますと、素晴らしい活躍だと思いますね。
和田まどかの中学、高校はどこ?
それではここからは和田まどかの中学、高校についてお伝えしたいと思います。
中学校については調べてみましたが分かりませんでした。
これは想像ですが神奈川県横浜市の生まれですから、地元の公立中学校に通っていたのではないでしょうか。
続いて高校ですが、神奈川県立田奈高等学校ということがわかりました。
神奈川県横浜市青葉区に所在する公立の高校です。
部活動も盛んなようで、運動部が硬式野球部をはじめとする11の部があり、文化部も吹奏楽部をはじめとする11の部があります。
尚、大学は芦屋大学に進学、卒業しています。
いよいよ近づいてきた東京五輪ですが、はたしてどのようなドラマが展開されるか楽しみなところですね。
ただ気がかりな点は、真夏の暑さにどのように対処すればよいかということだと思います。
怖いのは熱中症ですが、やはりこまめに水分を摂ることや、適度な塩分補給を欠かさないことだと思います。
今年の夏も連日暑い日が続きますが、東京五輪本番でも同じくらい暑い日が続くのではないでしょうか。
参加する選手にとっても大変だと思います。
体調管理には十分すぎるほど気を遣って、何とか実力を発揮してほしいと念願しています。
そしてもっと大切なことは、国の代表として戦う選手への大きな声援だと思います。
さあ、みなさん大きな声でエールを送ろうではありませんか。
頑張れニッポン! がんばれ和田まどか!
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