東京2020パラリンピックはどんな競技種目があるの?これまで獲得したメダルの種類と数は?期待される選手は?




スポーツが好きな人はもちろんそうでない人にとっても、オリンピックという大会には胸躍る華やかさがありますね。

いよいよ来年に迫ってきた東京2020オリンピックに期待されている人たちも多いことと思います。

一方同年度に開催されるパラリンピックですが、こちらの方はオリンピックと比べると今一つ盛り上がりに欠けている気がしてなりません。

スポーツがお好きな人にとっては、このパラリンピックの競技に中にも、ワクワクする楽しみな競技があることをご存知だと思います。

その東京2020パラリンピックにはどのような競技の種目があり、日本にとってはどんなメダルが期待され、参加する選手にはどのような人たちがいるのか、意外と知られていないと思います。

ここからはそれらについて詳しくお伝えし、来年のパラリンピック観戦のガイド的なものにできればと思っています。

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東京2020パラリンピックはどんな競技種目があるの?

それでは早速東京2020パラリンピックはどんな競技種目があるのかをご一緒に見ていきましょう。

尚、これからお伝えする内容ですが、公式サイトからの引用であることをお断りしておきたいと思いますので、ご了承ください。

最初に東京2020パラリンピック競技大会の日程をお伝えします。

2020年(令和2年)8月25日(火)~ 9月6日(日)まで開催される予定となっています。

競技種目としては[22]の競技で[537]種目が予定されています。

・水泳[1]

・陸上競技[1]

・球技[9](バドミントン・ボッチャ・5人制サッカー・ゴールボール・シッティングバレーボール・卓球・車椅子バスケットボール・ウィルチェアラグビー・車いすテニス)

・格闘技[3](柔道・テコンドー・車いすフェンシング)

・その他[8](アーチェリー・カヌー・自転車(トラック・ロード)・馬術・パワーリフティング・ボート・射撃・トライアスロン)

以上の[22]競技が予定されています。

尚今大会から採用された競技ですが、「バドミントン」「テコンドー」の2競技となっています。

尚、各競技ごとの種目の内容についてはここでは省略させていただきます。

これまで獲得したメダルの種類と数は?

それではここまでのパラリンピックで獲得してきた各種のメダル数を見てみたいと思います。

ここまで合計15回のパラリンピック大会が開催されてきました。

第1回のローマ大会(1960)には、23か国から400人の参加、日本は不参加となっています。

第2回の東京大会(1964)には、21か国から378人の参加、日本は金が1、銀が5、銅が4の合計10個獲得しメダル獲得ランクは13位でした。

第3回のテルアビブ大会(1968)には、29か国から750人の参加、日本は金が2、銀が2、銅が8の合計12個獲得で16位でした。

第4回のハイデルブルグ大会(1972)には、43か国から984人の参加、日本は金が4、銀が5、銅が3の合計12個獲得で15位でした。

第5回のトロント大会(1976)には、40か国から1657人の参加、日本は金が10、銀が6、銅が3の合計19個獲得で14位でした。

第6回のアーネム(アルヘルム)大会には、42か国から1973人の参加、日本は金が9、銀が10、銅が7の合計26個獲得で16位でした。

第7回のニューヨークストークマンデビル大会(1984)には、54か国から2102人の参加、日本は金が9、銀が7、銅が8の合計24個獲得で22位でした。

第8回のソウル大会(1988)には、61か国から3057人の参加、日本は金が17、銀が12、銅が17で合計46個獲得で14位でした。

第9回のバルセロナ大会(1992)には、83か国から3001人の参加、日本は金が8、銀が7、銅が15で合計30個獲得16位でした。

第10回のアトランタ大会(1996)には、104か国から3259人の参加、日本は金が14、銀が10、銅が13で合計37個獲得10位でした。

第11回のシドニー大会(2000)には、122か国から3881人の参加、日本は金が13、銀が17、銅が11で合計41個獲得12位でした。

第12回のアテネ大会(2004)には、135か国から3808人の参加、日本は金が17、銀が15、銅が20で合計52個獲得10位でした。

第13回の北京大会(2008)には、146か国から3951人の参加、日本は金が5、銀が14、銅が8で合計27個獲得17位でした。

第14回のロンドン大会(2012)には、164か国から4237人の参加、日本は金が5、銀が5、銅が6で合計16個獲得24位でした。

第15回のリオデジャネイロ大会(2016)には、159か国から4333人の参加、金が0、銀が10、銅が14で合計24個獲得64位でした。

以上前大会までのパラリンピック大会における参加選手数と日本が獲得してきたメダル数の推移を見てきましたが、あなたはどのように感じられたでしょうか。

最初から前々回まではほぼすべての大会で金メダルを獲得してきましたが、前回のリオデジャネイロパラリンピック大会で、初めて金メダルを獲得出来ませんでした。

残念な記録ではありますが、参加された選手の皆さんはそれぞれ皆さん頑張ってこられたと思います。

たとえ金メダルを取ることが出来なくても、パラリンピックは参加することに意義があるのです。

たとえ結果がどうであれ、一生懸命戦っている姿が素晴らしいと思います。

東京2020パラリンピックに期待される選手は?

さて競技内容及びこれまでのメダル獲得状況が分かったところですが、ここからは現状で日本が期待されているメダル獲得の競技及び選手について、お伝えしたいと思います。

中でも一番期待されている競技として挙げることができるのは「車いすテニス」の女子ですね。

リオデジャネイロパラリンピックでも見事に銅メダルを獲得した「上地結衣」選手です。

女子シングルスで見事に獲得をされたので記憶されている人も少なくないと思います。

上地さんはテニスの4大大会でも女子シングルスでは、全英大会を除く3つの大会において優勝されています。

しかもダブルスでも見事に4大会すべてに優勝を飾っています。

これはまさに神業といっても過言ではありませんね。

グランドスラム達成者ということですので史上最年少での達成に対して、2014年にはギネス記録に認定されましたが、本当に素晴らしい選手ですね。

2020東京パラリンピックの金メダル候補ナンバーワンである選手といえると思っています。

次に期待する競技は「陸上競技女子400m」競走です。

その選手は、リオデジャネイロパラリンピックでも見事に銅メダルを獲得した「辻沙絵」選手です。

もともと辻選手は高校生時代にはハンドボール選手として活躍していました。

大学生となって途中から陸上競技に転向しました。

まだ競技が変わってから1年半しか経過していませんでしたが、リオデジャネイロパラリンピックでの素晴らしい活躍で、多くの人たちから注目されるようになりましたね。

今後の成長が期待されている選手といえます。

続いてご紹介するのは男子陸上競技界で大きな存在感のある「山本 篤」選手です。

山本選手は過去パラリンピック3大会連続(北京、ロンドン、リオデジャネイロ)で出場をしていますが、北京大会では「走り幅跳び」で銀メダル、リオデジャネイロ大会では「4×100mリレー」で銅メダル、「走り幅跳び」でも銀メダルをそれぞれ獲得されています。

この記録も素晴らしいものだと思います。

山本選手の素晴らしいところは、大学院で「運動力学」を学び博士課程を取得するため現在大学院に通いながら、選手として活躍されていることです。

ご自分の競技での体験を通して、それを学術的に証明されようとされていることは、同じような状況の人たちにとって、とても心強いものといえますね。

東京2020パラリンピックでもぜひメダルを獲得してほしいと願っています。

そして次にご紹介するのは「カヌー」競技です。

そのカヌーの選手は「瀬立モニカ」選手です。

カヌー競技は前大会のリオデジャネイロパラリンピックから採用された競技ということで、まだ採用されて間もないわけですが、同大会で

のカヤックシングル(200m)で見事に8位に入賞されました。

来年開催される東京2020パラリンピック大会のカヌー大会ですが、東京都江東区にある「海の森水城公園」で開催されることになっています。

自国開催でしかも生まれ育った地元での開催ということで、瀬立選手への地元の声援もかなり期待できると思います。

頑張ってぜひ好成績を期待したいと思います。

最後にもう一つの競技をご紹介します。

それは「ブラインドサッカー」です。

これは2004年のアテネ大会から採用された競技で、5人対5人で争うサッカー競技です。

日本代表チームとしては今まで参加してきませんでしたので、東京2020パラリンピック大会が初出場という記念すべきイベントになりました。

出場が初めてということになるので、選手にとってはかなりプレッシャーがかかるとは思いますが、ぜひ自国開催という大きなアドバンテージを生かして、メダルの獲得を期待したいところです。

以上ここまで東京2020パラリンピック大会で期待される競技と選手などをご紹介してきました。

参加される選手はまだまだ大勢いらっしゃいますが、ぜひ皆さんには頑張って日ごろ鍛えた技を大いに発揮して欲しいと強く願っています。

いよいよ本大会まで1年と少しになりましたが、オリンピックと同様に多くの皆さんで声援をしていきましょう。



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