日本でボルダリング選手を語るとき、この選手の名前は外せないという選手がいるのをあなたはご存知でしょうか。
三種類の競技すべてにわたり素晴らしい技術を持っている選手です。
これからもますます伸びる選手との期待大ですが、いったい誰でしょうか。
その人の名前は「藤井 快(ふじい こころ)」選手です。
ここからはその藤井 快さんのボルダリングについて詳しく見ていきたいと思います。
藤井快のボルダリングの技術、実力は?
それでは最初に藤井 快さんのプロフィールからお伝えします。
1992年(平成4年)11月30日生まれで26歳の今やクライミング界ではバリバリの選手です。
出身はお茶で有名な静岡県です。
東京都内にあるスポーツジムで働きながらクライミングをしていることで有名ですね。
大きな大会前日でも忙しい時は残業もいとわないというまじめな青年です。
弱点というものが全く見つからないオールラウンダーですので、バランスの取れた優れた選手であるといえますね。
何といっても優れた点は世界総合で2位につけている実力の持ち主で、男子ボルダリングのトップ選手であることは間違いありません。

藤井快の成績は?
お待たせしました、それではここからはその素晴らしい成績をお伝えしますのでご覧くださいね。
まずは日本国内での大会からお伝えします。
2013年6月の第27回リード・ジャパンカップ東久留米では、リード5位に入賞。
2014年1月のクライミング日本選手権東久留米では、リードで8位入賞。
2014年2月の第9回ボルダリング・ジャパンカップ静岡では、ボルダリングで3位。
2016年1月の第11回ボルダリング・ジャパンカップ加須では、ボルダリングで1位優勝。
2016年3月の2016クライミング日本選手権印西では、リードで4位入賞。
2017年1月の第12回ボルダリングジャパンカップ代々木では、ボルダリングで1位優勝。
以上が国内大会での成績ですが6回中2回の優勝を成し遂げていることは、さすがと言わざるを得ませんね。
見事な成績に感動すら覚えてしまいます。
一方、国際大会ではどうでしょうか早速見ていきましょう。
2016年7月のIFSCクライミング・W杯リード・スピードシャモニ2016フランスでは、リードで18位。
2016年7月のIFSCクライミング・W杯リード・スピードヴィラール2016スイスでは、リードで8位。
2016年8月のIFSCクライミング・W杯ボルダリングミュンヘン2016ドイツでは、ボルダリングで8位。
2016年9月のIFSCクライミング・世界選手権パリ2016フランスでは、ボルダリングで12位。
2016年10月のIFSCクライミング・W杯リード・スピード厦門(アモイ)2016中国では、リードで24位。
2017年4月のIFSCクライミング・W杯ボルダリングマイリンゲン2017スイスでは、ボルダリングで1位優勝という見事な成績を上げました。
このように国内だけでなく国際大会においても、数々の素晴らしい成績を上げていますが、出場するだけでも大変だと思いますが、さすがだと思いました。
これからもっと成績が上昇する?
おめでたいことに2017年3月13日に藤井 快さんは結婚入籍をされました。
今まではどちらかというと、自分だけのために各大会で頑張ってきたと思いますが、結婚されて奥様という素晴らしいご家族が増たことで、今後はさらに家族のためというさらなる目標ができたわけですから、成績も上がると思っています。
より高いところでの活躍が大いに期待されるところですね。
聞くところによりますと、奥さんはとても快さんには的確な励ましの言葉を伝えるのが得意、とのことですから、結果が良きにつけ悪しきにつけても、これまで以上に良いアドバイザーになると思います。
藤井快はどんなトレーニング、筋トレをしてるの?
それでは躍進中の藤井 快選手ですが、好調を維持するためにどのようなトレーニングや筋トレをしているのでしょうか、気になるところを探ってみたいと思います。
ボルダリングは特に他のスポーツと比べてメンタルトレーニングが重要であるとのことです。
大会ではかなり緊張を強いられいかに精神的に負けないかが問われることになってきますね。
目の前に立ちふさがる大きな壁を乗り越えることは、やはり大きなプレッシャーが襲い掛かるものですから、それに負けない心を強く持つことで打ち破れるわけだと思います。
一方、筋力を上げていくことも非常に重要な訓練ですので、筋トレにも十分な時間をかけているそうです。
すごい訓練にびっくり!
一つの事例ですが、「片手で支えて前腕を強化するための筋トレ」をご紹介します。
まず両手で体を持ち上げたままで、片手と両足を離します。そして重心を持ち手の方に移動しゆっくりおろしていきます。
この動作を交互の手で10回繰り返すのです。
いうのは簡単ですがいざやってみると結構大変なトレーニングです。
そして次にご紹介するのは「体幹トレーニングでぶら下がりから懸垂」です。
ホールドをもってぶら下がった状態から懸垂しますが、これにより体幹が鍛えられるわけで、真上に上がらずに斜めに上がることがポイントとのことです。
以上、藤井選手が行っている筋トレのごく一部ですがご紹介しました。
いよいよ2020東京オリンピックが1年半後に迫ってきました。
ここまで厳しい訓練を繰り返し行ってきた藤井選手を始め日本の選手たちですが、これからの期間は、特にけがをしてしまうと大変ですから、気を付けて欲しいところですね。
そして出来ることなら、日本代表選手として金・銀・銅メダルを独占してほしいと思います。
自国でありしかも地元東京での開催というアドバンテージを生かして、ぜひ頑張ってほしいと心から念願しています。
頑張れニッポン! 金メダルを目指せ 藤井 快選手!
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