2019年のプロ野球もいよいよ春のキャンプが始まり、温暖の各地に於いて開幕日に向けて各選手たちは調整を行っていますね。
プロ野球界で今シーズンの話題は、昨年の秋に行われた新人ドラフト会議で、高校卒の有望な選手たちが多く入団したことではないでしょうか。
あの100回目という記念すべき夏の甲子園での熱闘が、今も私たちの記憶に新しいところですね。
そんな中、見事に春夏2連覇というおそらくこれから長い間、どこの学校もなし遂げることができないと思われる大記録を達成した、「大阪桐蔭高校」を忘れることはありません。
ここからは、決勝戦であの大フィーバーを起こした秋田県立金足農業高校を破り、見事に優勝投手になった柿木蓮投手について、その素顔やプライベート関連を見ていきたいと思います。
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柿木蓮は元ヤンキー?
一部の報道によりますと、柿木蓮選手は元ヤンだったということが出ていましたが、果たして真相はどうなのでしょうか?
その前に「ヤンキー」ってどんな意味なのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました。
カタカナ新語辞典によると、ヤンキーとは①アメリカ人のこと。最初はニューイングランドの住民を指したが、その後アメリカ人全体を指すようになった。
②不良少年少女。ツッパリで、頭髪を脱色した姿が①に似ていたことから、1980年代以降、関西地方を中心に用いられた。
そこで柿木蓮という人物はどうだったのかですが、まったくのデマであることが分かりました。
規律正しい生活を強いられる高校野球選手たちですし、全員寮生活をしているので外出は禁止、携帯電話も禁止、恋愛についても禁止ということですから、ありえない話だということがよくわかります。
つまり野球一筋に生きている生徒たちですから、デマ以外の何物でもありませんね。
柿木蓮の性格と評判は?
それでは改めて柿木蓮選手について、その生い立ちと性格と共に評判について見ていきましょう。
柿木蓮さんの生い立ちは以下の通りです。
柿木蓮の生い立ちと経歴は?

2000年(平成12年)6月25日生まれで、出身地は佐賀県多久市です。
身長は181cm、体重は85kgという恵まれた体格の持ち主で、右投右打の本格的投手です。
小学校2年生の時から野球を始めましたが、中学生になったとき、佐賀東松ボーイズという野球チームに所属をして全国大会にも出場しました。
高校はあの名門中の名門である「大阪桐蔭高校」に進学し、2年生の春からベンチ入りをしました。
2年生まではあまり活躍できませんでしたが、3年生になりエースナンバーである背番号1を付けて春の選抜大会に出場しました。
柿木蓮の名前が一番クローズアップされたのが、やはり2018年夏の第100回全国高等学校野球選手権記念大会での活躍ぶりです。
何と準決勝の済美高校戦と決勝の金足農業高校戦でいずれも先発して完投して、優勝に大きく貢献したことで、その偉大な投球術を披露しましたね。
あの灼熱の甲子園大会でしかも2試合連投していずれも勝利することは、並大抵ではできないことだと思います。
よく投げすぎという問題が提起されますが、やはり高校野球の魅力は、先発完投型の投手の存在が大きいと思っています。
そして2018年10月25日、プロ野球ドラフト会議を迎えます。
今年は特に高校野球で活躍をした各選手たちが次々と各球団から指名されましたが、柿木蓮に対しては北海道日本ハムファイターズが、5巡目で指名をしました。
この結果を見ていた私は正直なところ、ちょっと意外な気がしました。
まがりなりにも今年の夏の高校野球優勝投手であるのに、あまり高い評価を得ることができなかったことに対して、そう思いました。
あの秋田県代表の準優勝投手である吉田輝星選手が1巡目での指名を受けたことが大きくマスコミで取り上げられた割には、柿木蓮選手にはあまり取り上げているマスコミはありませんでしたね。
この性格でプロでも通用する?
しかし後になって柿木蓮選手はインタビューで同じチームメンバーになることが決まった吉田選手には、強くライバル意識を表に出していました。
こういう性格は決してプロ野球界ではマイナスになることはありません。
自分の置かれた立ち位置をしっかりととらえて、どうすればこれからプロ野球に於いて自分の持ち味を発揮できるか、それを考えた上での発言だった気がします。
この性格であれば必ず日本ハムでなくてはならない存在感を発揮できることと確信しています。
柿木蓮と同部屋の吉田輝星との仲は?
そこでマスコミ各社では同部屋となって新人の選手が生活をすることになった、同僚でありライバルでもある吉田輝星選手との仲はどうか、という気になることを伝えています。
まだ18歳ということでこれから長い野球人生がスタートしたばかりですから、あまり周りで騒ぎすぎる傾向がみられるのですが、そこは柿木蓮は大人の意識を十分持っていることを感じさせられました。
日ハム2軍宿舎同部屋のライバルとの仲は?
新人合同自主トレが千葉県鎌ケ谷で行われた時も、柿木蓮は「すごく学ぶことが多かった」という言葉を残していますね。
そして2月1日からスタートした沖縄県国頭村で行われている2軍のキャンプでも、吉田輝星選手とともに今年で3年目を迎えたキャッチャーの郡選手の3人が同じ部屋になったことが伝えられました。
あの夏の大会では強いライバル意識をもってともに戦ったいわば敵という存在でしたが、その後行われた日本代表メンバーとして共に仲間ということになって以来、とても意気投合しているということです。
そして同じプロ野球チームに所属が決まり、自主トレやキャンプでも一緒に練習を重ねていることで、より二人の仲が良くなってきていると思います。
キャッチボールはもちろんのこと練習から離れた自由な時間も結構一緒に談笑しているとのことですから、うまくいっていると確信しています。
「他の人が吉田輝星と同部屋になるより自分の方が扱いなれていますからいいです」と嬉しそうに話していた姿が印象的でしたね。
今後はキャンプが進んでいくにつれて、練習用のブルペンでも二人並んで投球練習を披露する場面も増えてくることでしょう。
きっとその時は顔にはあまり出さないでしょうが、心の中では「こいつには絶対負けない、自分が先に1軍に上がるぞ!」という強いライバル意識を持つことになるだろうと思います。
それが強いては日本ハムファイターズの今シーズンの躍進にもつながるわけですから、ぜひ二人同時に上に上がって活躍してほしいと願っています。
最後にこうも言っています。
「自分は意識します。あいつはあいつでしっかりやっているんだな、というのを活力にできたらいい」
いかがでしょうか、この柿木蓮投手はこのように素晴らしい気持ちと高い技術を兼ね備えた素晴らしい新人投手ですね。
これからも大いに期待をするとともに、けがをしない強い体を作って、日本ハムの優勝に貢献してもらいたいと思っています。
頑張れ日本ハムファイターズ! ガンバレ柿木蓮!
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