2023年のプロ野球も約3か月を経過し、連日、熾烈な戦いが続いています。
セ・パ交流戦もすでに終わり、今年は4チームが同じ勝率で並ぶというすごい戦いがありましたね。
そして初めて「得失点率差」という数値が決め手となり、横浜DeNAベイスターズがセ・パ交流戦初優勝を成し遂げました。
プロ野球では各チームで働ける人材確保に、日頃から注力していますが、今季は新たに新天地で活躍をしている選手たちがいますね。
ここからはオリックスから巨人にトレードされて現在頑張っている、投手の鈴木康平選手について、最新情報を交えながらお伝えしたいと思います。
鈴木康平ってどんな選手なの?
ここからは鈴木康平のプロフィールを見ていきたいと思います。
鈴木 康平(すずき こうへい)は、1994年1月21日生まれで29歳です。

出身地は千葉県鎌ヶ谷市で、身長は186cm、体重は92kg、右投げ右打ちの投手で現在は巨人の投手です。
主な球歴をご紹介しますと、鎌ヶ谷ライオンズ-鎌ヶ谷シニア-千葉明徳高校-国際武道大学-日立製作所-オリックス・バファローズ18~23-読売ジャイアンツ23~ となっています。
ドラフト年と順位は?
2017年ドラフト2位でオリックス・バファローズから指名されました。
年俸はいくらなの?球歴は?
年俸は推定ですが1700万円です。
それでは詳しく球歴などを見ていきましょう。
小学生時代(年は不明)から野球を始め、「鎌ヶ谷ライオンズ」というチームに所属しました。
そこでは6年生の時に主将を務めています。
中学時代には陸上部で活動しながら「鎌ヶ谷シニア」というチームに所属し、野球を続けています。
高校は千葉明徳高校に進学、2年の春からベンチ入りを果たしました。
3年生夏の千葉県大会では、2回戦で強豪、専大松戸高校と対戦、現日本ハム所属の上沢直之と投げ合い、延長戦に入り、6対6と決着がつかず、大会規定により引き分け再試合になりました。
翌日再試合が行われ、鈴木投手は先発しましたが、2対5で惜しくも敗退しています。
結局、高校生時代は甲子園への出場はできませんでした。
卒業後、地元にある国際武道大学へ進学しました。

大学時代は千葉県大学野球リーグ戦では、通算16勝を挙げています。
4年春には最多奪三振、秋には最多勝を獲得しています。
大学卒業後は社会人野球で有名な日立製作所に入社、1年目から日本選手権大会で登板しています。
翌年の第88回都市対抗野球大会でも、チームの本大会出場に貢献しました。
それらの活躍にスカウト陣から注目され、2017年のプロ野球ドラフト会議では、オリックス・バファローズから2巡目で指名されました。
契約金は8000万円、年俸は1200万円(いずれも推定)で仮契約を結んでいます。
背番号は「30」を受けています。
オリックスには同じく鈴木昂平(こうへい)という名前の読みが同じ選手がいましたので、混乱を防ぐ意味から「K-鈴木」の登録名に決定しています。
尚、鈴木康平選手は三振にこだわっていることから、三振を示す「K」を使う「K-鈴木」の登録名に快諾したとのことです。
2018年オリックスに入団後は、春季キャンプを一軍で過ごしましたが、公式戦開幕は二軍で迎えています。
5月15日に一軍に昇格、19日には埼玉西武ライオンズ戦の8回表にリリーフでプロ初登板をしました。
1回を無失点に抑えましたが、2四球が絡んで2死満塁のピンチを作るなど、制球に苦しんでしまいます。
その結果翌20日には登録を抹消されました。
7月12日にはフレッシュオールスターゲームが行われ、鈴木投手は7回表に登板、1イニングを無失点に抑えています。
その後一軍と二軍を行き来しましたが、このルーキーイヤーは一軍では4試合(1先発)に終わっています。
一方、ウエスタン・リーグ公式戦では、26試合に登板、3勝4敗(1完投)、防御率は2.85の好成績を残しています。
2023年には1月18日に登録名を「鈴木康平」に変更すると発表されています。

同じ鈴木昂平選手がそれ以前に戦力外通告を受けて、二軍野手コーチ補佐に転身したことだそうです。
同5月17日、球団からの発表があり、巨人の廣岡大志選手との間でトレードが成立、読売ジャイアンツの一員になりました。背番号は「32」に決定しています。

以上、ここまで鈴木康平選手の球歴を簡単にお伝えしました。
鈴木康平の球種と最速は?
力強いストレートを武器に、社会人時代は最速で154キロ、プロに入ってからは2021年5月25日の横浜DeNA戦で、7回の先頭打者である伊藤光選手への5球目で、最速である158キロを計測しましたね。
変化球としてはカーブ、スライダー、カットボール、フォークを操ります。
チームでの愛称ですが「K」だそうで、同僚からは「とにかく優しい」と口をそろえて言われるほどの性格だそうです。
いつもマウンドに上がる際は緊張と同時に笑顔が見えるくらいですから、性格も明るい人物であると確信しています。
幼いころは巨人ファンだったそうで、国際武道大時代は客員教授を努める原辰徳監督の講義にも毎年出席してきたそうです。
今回、巨人に入ってきたのも、やはり縁があったのではないでしょうか。
原監督も笑顔で対応していましたね。
プライベート情報としては、2020年1月に神奈川県出身で国際武道大学の1年後輩である、一般女性と結婚しています。
2023年シーズンへの目標は?
「チームのために腕を振るのみ」と回答しています。
好きな言葉と座右の銘は?
「ありがとう、感謝」だそうですが、鈴木選手らしさがあふれていて、実に素晴らしいと思いますね。
幼いころの呼び名は?
「こうちゃん」と呼ばれていたそうです。かわいいですね。
今一番欲しいものは何?
「時間」だそうですが、やはり連日の厳しさにも関りがあるのではないかと思いますが、どうでしょうか?

今季の成績は?
鈴木康平投手の今季の成績ですが、巨人に入ってからの成績をご紹介します。
12試合、0勝1敗0セーブ、3ホールド、10.2投球回、防御率5.06となっています。
今季はまだまだこれからですから、この成績をもっと上回ってくるものと期待しています。
さて、いよいよプロ野球も1年で一番暑い夏場を迎えますね。
東京ドームはまだ空調が利いて涼しいと思いますが、屋外の球場では暑さ対策もかなり重要だと思います。

特にリリーフ投手陣にとっては、連日急な登板に備えなければなりませんね。
何とか暑さをしのいで、チームの勝利に向かって、実力を大いに発揮してもらいたいと思っています。
頑張れ、鈴木康平! セ・リーグの優勝と日本一を目指して最後まで頑張れ!
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