2023年のプロ野球はどのチームも混戦状態にあって、見ていて面白いと思っています。
順位も日を追ってころころ変わり、上位のチームも決して油断できない状況ですね。
そんな中にあって読売ジャイアンツは、2年続けて3位とBクラスになり、今季こそリベンジするとの意気込みで連日試合に臨んでいます。
なかなか思うように勝てない状況ですが、それでも少しずつ若い選手が育ってきていますね。

ここからはその巨人の若き投手の一人である、田中千晴選手に注目していきたいと思います。
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田中千晴のドラフトは何位?
昨年10月に実施されたプロ野球新人選手選択会議(通称ドラフト)で、田中千晴は3位で読売ジャイアンツから指名されました。
ここからはその田中千晴選手について、プロフィールをご紹介していきたいと思います。
田中千晴ってどんな人?
田中 千晴(たなか ちはる)は2000年9月21日生まれで23歳です。

大阪府堺市南区の出身で、身長は189cm、体重は85kgの右投げ右打ちの投手で、現在は読売ジャイアンツに所属し、背番号は「48」です。
田中千晴の球歴は?
赤坂台中学校-浪速高校-國學院大學-巨人23~という球歴です。

詳しく見ていきましょう。
野球は堺市立新檜尾台小学校5年生の時から始めました。
堺市立赤坂台中学校では、軟式野球部に所属をしています。
高校は浪華高等学校へ進学し、2年生の秋からエースとなりました。
3年夏の南大阪大会に出場しましたが、2回戦で敗退しています。
結局高校時代は甲子園出場は出来ませんでした。
大学へは指定校推薦により、國學院大學へ進学、2年生の秋に東都大学野球リーグ戦に初登板しましたが、その後故障により3年の春と秋には登板できませんでした。
4年になって春の公式戦では久々にマウンドに立ち、自己最速の153キロのストレートを投げ込み、注目を浴びました。
その結果一躍ドラフトの候補に挙がり、4年の秋にはリーグ戦初勝利を挙げています。
2022年10月20日に実施されたプロ野球ドラフト会議では、読売ジャイアンツから3巡目で指名され、特に競合もなく11月29日、契約金6000万円、年俸1000万円(いずれも推定)で、仮契約を結んでいます。
背番号は「48」を受けました。
巨人に入団後、2023年4月13日の対阪神3回戦が東京ドームで行われ、8回表からリリーフで登板、最初の打者である中野拓夢に対して二直に打ち取り、以降1イニングを打者6人に対して被安打1、与四球2、無失点という素晴らしい投球を行いました。
田中千晴の球種と最速は?
身長が高い(189cm)こともあって、上から投げ下ろす最速153キロの直球と、フォークボールが武器となっています。

ちなみに同じ巨人の小林誠司選手とは、出身小学校(新檜尾台小学校)と中学校(赤坂台中学校)が同じで同郷の先輩にあたります。

きっと小林選手も田中選手がかわいくて仕方ないのではないでしょうか?
田中千晴は音楽一家で育ち、趣味でギターを弾き語りするそうで、十八番は秦基博さんの「ひまわりの約束」だそうです。
お立ち台に上がったら、ギターの弾き語りをしたいそうです。
一度聞いてみたいですね。
以上、田中千晴のプロフィールをお伝えしました。
2023年シーズンへの目標は?
「環境に慣れ、自分の色を出せるようになること」だそうです。
好きな言葉や座右の銘があれば、教えてください、との問いには、
「威風堂々、ちゃんとやんねん」との回答が返ってきました。
大阪人らしく明るくてとてもいいですね。
幼いころは「ちーちゃん、ちーやん」と呼ばれていました。
今、一番欲しいものは何?との答えは、「お金」と即答しています。
飾ることが無く、とっても正直な明るい青年という気がしますね。
田中千晴の登場曲は?
東京ドームで登板する際、流れる登場曲についてお聞きしました。

「A Sky Full of Stars」(Taron Egerton)だそうです。
この曲をバックにして、颯爽と田中千晴が登場します、かっこいいですね!
田中千晴の今季成績は?
ここまでの成績を見ていきましょう。
19試合、1勝3敗0セーブ、3ホールド、19.1投球回、被本塁打2、防御率は4.66という成績です。
この1勝ですが、5月25日に東京ドームで行われたDeNA戦で、2点ビハインドで迎えた5回に、2アウトランナーなしの場面でマウンドに上がりました。
DeNAの強力な打線に対して、最初に対したのは現在首位打者である宮崎敏郎選手です。
田中投手は臆することもなく堂々と投げ込み、サードフライに押さえチェンジとなりました。
さらに続く6回には、先頭のこれまた強打者である牧秀悟選手に対して、151キロの直球で空振り三振を奪っています。
そしてDeNAの主軸選手に対して、1回と1/3を見事に無失点に抑えています。
その後巨人が勝ち越したため、プロ入り後初勝利を挙げましたね。
お立ち台に呼ばれた田中千晴は、「皆さんのおかげでもらった1勝です。次はしっかり自分の力で勝利投手になれる様に頑張ります」と喜び、チームメートへの感謝を素直に口にしました。
試合後、報道陣にお立ち台の点数について効かれ「100点じゃないですか」とコメントを残しています。
先ほども少し触れましたが、田中千晴選手は音楽一家に育ち、ギターが趣味でジャイアンツの寮に入った際も、アコースティックギターを持参したとのことです。

過去においては選手たちの前で弾き語りをしたこともあったそうで、この日もお立ち台で「歌おうか迷った。本当に歌わされるんじゃないかと思った。何とか乗り切れてよかったです」と笑顔で答えていました。
いかがでしょうか、実にすがすがしい好青年ではないでしょうか。
笑った顔がとっても素敵だと思っています。
これから少しでも多くの機会を得て、お立ち台に上ってほしい、頑張って勝利をつかみ続けてほしいと願っています。
頑張れ、田中千晴! 巨人軍の明日を背負うのは君だ! 優勝目指して最後まで大いに力を発揮してくれ!
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