プロ野球界も完全なオフシーズンに入りましたが、今季新たに加わった新人選手たちの各球団での紹介が行われています。
今季、セ・リーグでは2連覇を達成しながらも、パ・リーグの覇者である福岡ソフトバンクホークスに2年連続で0勝4敗という大きな屈辱を味わった巨人軍でした。
そんな巨人にあって今季は新しく入団してきた選手たちに目が注がれています。
特に今年ドラフト1位という輝かしい実績で入団を決めた平内龍太に、多くのファンやマスコミからも注目されているということです。
ここからはその平内龍太に焦点を当てて、どんな選手なのかを見ていきたいと思います。
最後までじっくりご覧いただければ幸いです。
平内龍太は巨人のドラフト1位でどんな選手なのか?

早速期待されている平内龍太選手とはどんな選手なのかを探っていきましょう。
平内龍太(へいない りゅうた)は、1998年(平成10年)9月7日生まれで22歳です。
プロフィールとこれまでの経歴を見ていきたいと思います。
兵庫県明石市の出身で、身長は186㎝、体重は90kgという恵まれた体格の現役プロ野球選手です。
右投げ右打ちの投手で現在は読売ジャイアンツに所属をしています。
野球を始めたのは明石市立錦が丘小学校に入ってから始めました。
そして同市立魚住中学校時代は軟式の野球部に所属しています。
高校は兵庫県内でも強豪とされている、神戸国際大学附属高等学校へ進学しました。

しかし残念ながら高校在学中は一度も甲子園に出ることはありませんでした。
高校生の時から周りからは注目されていましたが、プロ志望届を出したのですが、指名漏れとなってしまったのです。
そのため大学へ進学することを決めました。
東都大学野球に所属している亜細亜大学へ進学しました。

1年生の秋からリーグ戦に出場、しかしその後は故障などをしたこともあって手術も経験しています。
そして4年生になりプロ野球ドラフト会議では、読売ジャイアンツから1位で指名されています。

尚、同期の選手には楽天から4位で指名された内間拓馬や広島から6位で指名された矢野雅哉などがいます。

簡単ですが、以上、平内龍太の経歴をお伝えしました。
あまりこれといって大きな実績を起してきていませんが、真価はまさにこれからだと思っています。
プロ野球界でも巨人軍はまずは優勝という大きな目標を持った球団と言えますので、自然、他のチームよりも注目度が大きくなります。

従ってどこまでそのプレッシャーに打ち勝つことができるかが問われることになります。
ましてやこれまで大黒柱だった菅野智之投手が、来季はメジャーに挑戦することがほぼ決まっています。
開幕から13連勝という輝かしい実績を挙げた投手の不在というものは大きく巨人軍にものしかかってきますので、へたをすればBクラスに落ちてしまうことも予想されています。
マスコミでもそれが一番大きな話題にもなっているので、油断できません。
新人投手ではありますが、平内龍太には即戦力として、恐らく開幕から先発ローテーション入りとして考えられてくるものと思います。
今まで多くの大卒投手は、そうやって入団即戦力を問われてきました。
恐らく最低でも7勝、または二ケタ勝利を上げてほしいと思われていると思いますので、その期待は大きいものといえます。
現状では巨人では先発候補として戸郷翔征、高橋、サンチェスなどの名前が挙がっているようです。
そこへ平内龍太が加わってくるものと思います。
菅野智之投手からも平内龍太にはかなり大きな期待を寄せていると報道されていました。

本来であればその菅野智之を手本として、同じ右腕投手として指導を受けたりアドバイスなども欲しいところではないでしょうか。
しかし現状では難しくなっていますので、自分で切り開かなければなりませんね。
来季からは今季2軍投手コーチを務めた、杉内俊哉さんが新たに1軍投手コーチに就任することが決まっています。

宮本チーフ投手コーチについては来季はどうなるのか、現在は未定です。
いずれにしても菅野智之が不在になることはほぼ確定されていますので、来季は余程頑張らないといけない状況です。
1年目から新人王を取るつもりで、1試合1試合充実した登板をする必要がありますが、平内投手であればそれもしっかりできるものと予想されますので、ぜひとも頑張って期待に応えて欲しいと思っています。
平内龍太は新人王を獲得できる?
今季の最優秀新人王争いは、巨人の戸郷翔征と広島の森下暢仁は最後まで激しく争い、結局森下選手に輝きそうな気がします。

正式な発表は12月17日とのことですが、恐らくは森下選手に決まるものと思います。
そこで気が早いですが、来季についてセ・リーグで最優秀新人王争いをしそうな選手について、予想してみたいと思います。
打撃部門と投手部門では当然ながら見るべきところが違いますが、一応新人王としての資格みたいなものを設定してみます。
投手は最低ラインで8勝、打者部門では打率は0.280以上を目安としたいと思います。
これはあくまでも私個人の独断ですので、そこのところ宜しくお願いします。
投手部門新人王候補者
・平内龍太(巨人)ドラフト1位
・伊藤優輔(巨人)ドラフト4位
・木澤尚文(ヤクルト)ドラフト1位
・入江大生(横浜DeNA)ドラフト1位
・高橋宏斗(中日)ドラフト1位
・伊藤将司(阪神)ドラフト2位
・栗林良吏(広島)ドラフト1位
・森浦大輔(広島東洋)ドラフト2位
打者部門新人王候補者
・佐藤輝明(阪神)内野手 ドラフト1位
・牧 秀悟(横浜DeNA)内野手 ドラフト2位
・内山壮真(ヤクルト)捕手 ドラフト3位
・土田龍空(中日)内野手 ドラフト3位
以上、私が予想した2021年度のせ・リーグ最優秀新人賞候補選手です。
先程申し上げた通り、あくまでも私個人の独断で選んでみましたので、信頼性には欠けていることをご了承ください。
さて、話を平内龍太選手に戻しますが、どれくらいの勝ち星を挙げることができるでしょうか。

気になるところですが、出来れば2桁は勝ち星を上げてほしいと願っています。
ぜひこれから注目をしていきたいと思っています。
原監督の平内龍太への期待度は?
すでに各報道でも流れましたが読売ジャイアンツでは、12月11日、両国国技館において、「読売巨人軍2020シーズン感謝祭in 国技館」と題して、ファンへの感謝祭を行いましたね。
その際、新たに入団をした19人の選手をお披露目しました。

そしてドラフト1位で入団した平内龍太選手には「11」の背番号を与えています。
この背番号は過去において別所毅彦さんや斎藤雅樹さんなどが背負った栄えある番号です。
そして原監督からも開幕1軍、2桁勝利、新人王を取れるようにと期待されました。
原監督と初めて笑顔でグータッチをかわしました。
新入団選手としては一番最後に紹介され、場内のファンから大きな声援を送られました。
そしてこのようにファンの皆さんへ語りました。
「1日でも早く東京ドームの舞台で活躍できるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」と語りました。
原監督からは「似合っているじゃないか」とポンと背中をたたかれ「全力で戦ってもらいたいと思います。ファンを感動させる、ファンの皆さんがすごいって言うようなプレイヤーになってもらうことを、お願いします」と激励されました。
これほど原監督から直々に励まされたのですから、まさに「やるっきゃない!」という心境ではないでしょうか。

来季、メジャーリーガーを目指して巨人から出ていく予定の菅野智之投手も、平内龍太選手には大いに期待していると次のように語っていました。
「僕が入った時よりも数倍いい体をしている。間違いなく良いピッチャー、力で勝負できるパワーピッチャーだと思います。ソフトバンクとの日本シリーズでも、速いボールを投げるピッチャーが抑えていたので、彼もそういう所が期待できるのではないかと思います」と語っていました。
平内龍太は最速156km/hの直球と、スプリットを投げる本格派投手です。
また、鋭く落ちるフォークボールも武器の一つですので、来季の活躍に大いに期待が持てる投手だと思います。

即戦力の期待がかかる中、本人からも「開幕1軍を目標にして、10勝を目指してやりたいと思います」と力強く述べています。
もしも来季メジャーへ移籍しても、菅野智之投手はこの新人投手には注目することと思っています。
巨人としては2011年の沢村拓一(現ロッテ)以来となる「新人王」も狙っていくとのことですので、ぜひ実現して欲しいですね。
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