正代直也が初優勝!大相撲9月場所を総括する!大関昇進も確定!【大相撲】




大相撲9月場所(東京両国国技館)は、東関脇の正代が見事に初優勝を成し遂げ、15日間の熱戦の幕を閉じました。

9月27日(日)、昨日までただ一人12勝2敗で先頭を切っていた正代が、今場所新入幕ながらここまで11勝3敗で優勝を狙っていた翔猿と結び前の一番で戦いました。

その力の入った大相撲は、やはり番付の通り東関脇に軍配が上がりました。

ここからは念願の初優勝を成し遂げた、正代直也に焦点を当てていきたいと思います。

最後までじっくりご覧ください。

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正代直也が初優勝!大相撲9月場所を総括する!

 

 

それでは9月場所での正代関の15日間の快進撃を振り返ってみましょう。

初日(9月13日)は西前頭筆頭の隆の勝との一戦でしたが、押し出しで圧倒的な勝利を飾りました。(1勝0敗)

2日目(9月14日)は西前頭2枚目の玉鷲と対戦、これも押し出しで圧倒的に勝利を挙げました。(2勝0敗)

3日目(9月15日)は西小結の遠藤戦でしたが、これも圧倒的な勝利を飾っています。(3勝0敗)

4日目(9月16日)は西前頭筆頭の照ノ富士戦でしたが、押し出しで負けてしまいました。やはり先場所優勝した力士だけあって、まわしを取られてしまうと力負けしてしまう感じでした。(3勝1敗)

5日目(9月17日)は西前頭2枚目の北勝富士戦でしたが、押し出しで見事に勝利を挙げています。(4勝1敗)

6日目(9月18日)は西前頭4枚目の栃ノ心戦でしたが、寄り切って勝利を挙げました。(5勝1敗)

7日目(9月19日)は西小結の御嶽海戦でしたが、熱戦の末、突き落としで惜しくも敗れています。(5勝2敗)

中日の8日目(9月20日)は西前頭3枚目の妙義龍戦でしたが、うまく送り出せて送り出しで勝利を挙げました。(6勝2敗)

9日目(9月21日)は若手、西関脇の大栄翔との関脇同士の一戦でしたが、突き落としで見事に勝利を挙げています。(7勝2敗)

 

 

10日目(9月22日)はこれも若手力士である西前頭3枚目の照強との一戦でしたが、寄り切って勝利を飾っています。これで勝ち越しを決めました。(8勝2敗)

11日目(9月23日)は元大関の西前頭6枚目の高安戦でしたが、力強く押し倒して勝利を挙げています。(9勝2敗)

12日目(9月24日)は西前頭5枚目でしぶとい相手の宝富士戦でしたが、なんなく寄り切って勝利を挙げました。これで二けた勝利となりました。(10勝2敗)

 

 

13日目(9月25日)は西大関の貴景勝との大一番でした。お互いに力を出し合いましたが最後は突き落としが見事に決まって正代が勝利を挙げました。(11勝2敗)

 

 

14日目(9月26日)は東大関の注目の朝乃山との一戦でしたが、腕力のこもった押し倒しが見事に決まり、朝乃山の状態を浮かせて土俵の外へ投げつける勝ちっぷりでした。こえで正代は単独トップとなりました(12勝2敗)

 

 

千秋楽の15日目(9月27日)は結び前の一番で、新入幕となる西前頭14枚目の翔猿が相手に決まりました。

仕切り直しの間は、やや緊張気味でしたが立ち会いでは正代は落ち着いて相撲を取りました。

途中押し込まれて危ない場面もありましたが、終盤では相手の押しをかわしながら右からの突き落としが決まり、その瞬間、待望の初優勝が決まりました。

 

 

勝名乗りを上げるときはそれ程ではありませんでしたが、花道を引き揚げてくる際、付き人の顔を見た瞬間、思わずこらえきれずに涙を流す場面がテレビ中継で放送されました。

嬉しそうに付き人と抱擁を交わしながら目が潤んでいた時は、感動しましたね。

そしてテレビ場面が変わり、地元熊本でご両親を始め多くの正代ファンの人たちが集まって応援をしていました。

優勝が決まった瞬間の喜びを、映し出していました。

 

 

お揃いの黒い色の法被を着込んで多くの人たちが、お互いに拳を突き合わせて喜びを表していました。

新型コロナのため、あまり大声で叫んだり抱擁することはできませんでしたが、ご両親はもちろんのこと、皆さんも大喜びで正代関を祝福していました。

本当におめでとうございました!

 

 

これまで何度も最後に悔しい思いをしてきただけに、この初優勝は喜びもひとしおですね。

正代関は殊勲賞と敢闘賞も受賞しました。

新入幕でありながら今場所注目を浴びた翔猿関は、敢闘賞を初めて受賞しましたね。

最後までよく頑張ったと思います。

これからも大いに期待したい力士です。

正代の大関昇進も確定!

いよいよ待ちに待った正代の大関への昇進ですが、今場所の千秋楽の日に大相撲審判部では、今場所後にその件で役員を招集して審議を行う旨の発表がありました。

早ければ9月30日にも関脇正代の大関昇進が決定する見込みだそうです。

ここまでの成績や立ち居振る舞いなどを見ても、恐らく満場一致で大関昇進が決まるのではないでしょうか。

立派な成績を挙げるだけでなく、大関としてふさわしい人格があるかどうかを問われることになりますが、問題になるところはありませんので間違いないと思っています。

貴景勝や朝乃山に先に大関昇進を決められて、いつになったら自分も大関に上がることができるのだろうか。

きっとこんな思いが正代にはあったのではないでしょうか。

決して外見上には表わさない性格ですから、周りの関係者もヤキモキしていたものと察します。

恒例となっている新大関昇進時の使者への感謝の言葉ですが、果たしてどのような内容になるのでしょうか、楽しみですね。

 

 

これまでも様々な力士たちによって、ある時はごく普通の言葉であったり、時にはユニークな言葉であったりしました。

四文字熟語を駆使して取り入れる場合も少なくありません。

この写真は朝乃山が大関になった際の伝達式の模様です。

 

 

これで来場所からは大関が3人になるわけですが、現在は横綱がけがなどで休場をすることが多くなっていますので、大関に掛かる責任はこれまで以上に重くなると思われますね。

大相撲の最高位となるわけですから、それだけ自分自身を律していくことが求められます。

今までのように自分の都合ばかり考えることはできなくなりますから、責任も問われることになります。

しかも下位の力士にとっては打倒大関を目標にして、毎日の稽古に励んでいくことになります。

平幕で大関に勝利することは銀星を稼ぐことになり、それだけ多くの大相撲ファンたちから注目されることになります。

その下位力士たちも恐らく必死の想い出一番一番取り組んできますから、大関となれば簡単に負けていられません。

相手の力を自分の力に変えていくこと、そして更にその上をいく成績をしっかり残すことが要求されます。

大関がころころ負けているようでは、恥ずかしいことになりますから、今まで以上にしっかり取り組んでいくことが求められます。

そして9月30日、ついに待望の大関への昇格が決まり使者が大関への昇格を告げに時津風部屋に訪れました。

この画像はその時の模様を写したものです。

 

 

そして使者への感謝の言葉を伝えました。

「謹んでお受け致します。大関の名に恥じぬよう、至誠一貫の精神で相撲道に邁進して参ります。本日は誠にありがとうございます」と、やや緊張気味ではありましたが、間違いなく答えていました。

いよいよ11月場所からは新大関としてスタートすることになりました。

これからも力強い正代の活躍を見てみたいと思います。

ここ最近は新型コロナの影響であまり多くの観客を入れることはできません。

もしも今後まだ新型コロナが消滅せずに長く続けば、今後も大相撲界にとっても、経済的にも大きな損失となってしまうでしょう。

世の中の経済がこれによってしぼんでしまうことになりますから、大変だと思います。

ですから今まで以上にお客様の声援を受けるには、一番一番力のこもった熱のある相撲を展開していくことが、大切になりますね。

何といってもそこが一番要です。

そして何とか新型コロナウイルス感染が収まった暁には、再び大勢の大相撲ファンが国技館へ足を運んでくれるものと思います。

11月場所ですが、いつもであれば九州場所ということで福岡スポーツセンターで開催されますが、何度も言うように新型コロナの影響で、東京を離れることが不可能ですから、両国国技館での開催となりそうですね。

果たして白鵬と鶴竜の両横綱は出場できるのか、また、新しい若手力士たちの活躍は如何にと、多くの大相撲ファンは期待を込めて見守っています。

その中にあって、3人の大関には大いに頑張ってもらい、大相撲の楽しさを存分に知らせて欲しいと願っています。

皆さんで新大関となる正代を今まで以上に応援していこうではありませんか。

ガンバレ正代! 新大関になってさらに上を目指して、2場所連続優勝を成し遂げて欲しい!

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