翔猿10勝1番乗りで初優勝へ1歩前進、若隆景を下す、106年ぶり新入幕優勝へ後3日【大相撲】




2020年9月場所は12日目を終えていよいよ大詰めを迎えています。

9勝2敗同士で迎えた相星決戦ですが、素晴らしい一番となりました。

ここからは平幕で10勝1番乗りという快挙を遂げた、翔猿(とびざる)にスポットを当て、今場所の躍進ぶりを見ていきたいと思います。

最後まで是非ご覧ください。

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翔猿10勝1番乗りで初優勝へ1歩前進、若隆景を下す

 

 

 

大相撲9月場所は12日目を迎え、優勝争いがかなり絞られてきた感じです。

ここまで9勝2敗で成績トップに並んだ力士は、西大関の貴景勝、東関脇の正代、西前頭8枚目の若隆景、東前頭14枚目の翔猿の4力士です。

同じ2敗同士の戦いが今日から組まれていますが、先陣を切って若隆景対翔猿の一番に、注目が集まりましたね。

 

 

平幕同士ではありますがここまで両力士の取り口は、上位力士と比べても決して遜色のない素晴らしい戦いぶりで今場所を盛り上げてきました。

その二人が相星で戦いどちらかが先に10勝目を挙げることと同時に、優勝争いを一歩リードすることになります。

さあ、いよいよ時間一杯になりました。

立ち会いで若隆景がやや変化気味に半身の状態で立って左上手回しを取りに行きました。

しかしまわしに手がかかりましたが、わずかに届かずに逆に翔猿の方が、態勢が良くなります。

そのまま若隆景は姿勢を低くして押し込みますが、翔猿は慌てることなくしっかり相手の状態を確認し、若隆景の手を探るようにして上から抑え込むようにはたき込みました。

これがきれいに決まり若隆景は前のめりになってしまい、翔猿の勝利となりました。

 

 

決まりては「はたき込み」ということで、先に10勝目を挙げたのは新入幕で14枚目の翔猿関でした。

若隆景にとって惜しかったのは左の上手まわしが取れなかったことにあります。

これがうまくとれていたなら、違った展開になりもしかすると勝利につながったのではないでしょうか。

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106年ぶり新入幕優勝へ後3日

この結果、もし新入幕で優勝すれば何と1914年(大正3年)夏場所での東前頭14枚目の両国関以来、106年ぶりの快挙となることが分かりました。

およそ1世紀ぶりの快挙となるわけですから、これはぜひ見てみたい気がしますね。

 

 

その翔猿は13日目で前頭筆頭の隆の勝と対戦することになりました。

 

 

先場所はご存知の通り平幕の照ノ富士が幕尻での優勝(2回目)を飾り、見事にカムバックしましたね。

今場所も途中まで成績が良かったので、二場所連続優勝もあるか?と期待されましたが、惜しくも4敗を喫してしまい優勝争いから脱落してしまいました。

今日は正代も宝富士を見事に下して10勝2敗でトップを走っています。

 

 

一方の貴景勝は今日の一番で遠藤がひざの故障で休場したことにより、不戦勝を挙げました。

明日は貴景勝と正代の2敗同士の対戦が組まれています。

二人の2敗同士で戦いますのでこれでどちらかが3敗になり、優勝争いから一歩後退することになりますね。

ますます翔猿にとっては初優勝に期待がかかってきます。

相当なプレッシャーがかかってくるとは思いますが、ぜひ翔猿関には頑張って106年ぶりとなる新入幕優勝を目指してほしいと思っています。

今場所も残すところ3日となりましたが、最後に賜杯を手にするのはどの力士でしょうか。

最後まで目が離せない展開です。

 

 

機能も大相撲解説者の北の富士勝昭さんが今場所の優勝候補を訪ねられていましたが、はっきり答えませんでしたね。

大相撲に詳しい専門家でさえわからないとのことですから、興味は尽きません。

今場所の優勝力士には想像ですが、菅新首相が内閣総理大臣杯を自らの手で、優勝力士に手渡すのではないかと言われています。

 

 

かなり昔のことですが小泉純一郎首相が、優勝杯を手渡す際「よく頑張った、感動した!」と優勝力士に声をかけたことがありましたね。

たしか貴乃花関が大きな怪我をして優勝した時のことだったと思います。

果たしてもし菅首相が直に手渡すような場合、優勝した力士にはどんな言葉をかけるのか、ちょっと期待しています。

さあ面白くなってきた大相撲です。

皆さんで最後まで注目していこうではありませんか。

 

 

そしてテレビ桟敷から新入幕で優勝を目指している、翔猿を応援しましょう。

新入幕優勝目指して最後まで、ガンバレ、翔猿! 

 



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