千葉ロッテが強い理由は何?井口監督の今季へのねらいと取り組みは?【プロ野球】




2020年度のプロ野球は開幕が遅れましたが、ここまでの間はほぼ順調に日程を消化しているようですね。

変則的な日程を組まざるを得なかった2020年のプロ野球ですが、約50試合を経過して例年と比べてもやはり異常と思われるところも出てきましたね。

開幕の時は新型コロナウイルス感染防止のため、無観客で数試合行われました。

余りの静かさで実況中のアナウンサーや解説者のやり取りの声が、お互いのベンチにいる監督や選手たちにも聞こえるくらいで、物議を醸したこともありましたね。

しかしそれでも途中からは最大で5000人の観客を入れての試合が行われると、あまり問題にはなりませんでした。

これから残る日程ではどんなドラマが待ち受けているのか、とても楽しみですね。

 

 

ここからはパ・リーグ千葉ロッテマリーンズについて、今季は今までとちょっと違って強いぞ、という感じがしますので、それを探っていき、井口監督のねらいと取り組みについて、お伝えしていきたいと思います。

暑い最中ではありますが、冷たい飲み物などでしっかり水分を摂りながら、ぜひ最後までご覧いただきたいと思います。

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千葉ロッテが強い理由は何?

それでは早速ですが今日(2020年8月19日)現在でのパ・リーグの成績をお伝えします。

1位 ソフトバンク 52試合 29勝21敗2分 勝率.580

2位 楽天 52試合 28勝22敗2分 勝率.560 首位とのゲーム差1.0

3位 ロッテ 52試合 28勝22敗2分 勝率.560 首位とのゲーム差1.0

4位 日本ハム 52試合 25勝25敗2分 勝率.500 首位とのゲーム差4.0

5位 西武 50試合 22勝26敗2分 勝率.458 首位とのゲーム差6.0

6位 オリックス 52試合 16勝32敗4分 勝率.333 首位とのゲーム差12.0

以上のような成績となっています。

まだ初期の段階ですが、1位と2位はほぼ開幕前の予想通り2強の争いという感じで、ほぼ順当な気がします。

そして第3位に千葉ロッテが入ってきているわけですが、これが意外といってはロッテの皆さんに失礼ですが、そんな感じですね。

今季で3年目を迎えた井口監督ですが、狙いなど詳細については後ほどお伝えしたいと思います。

ここではなぜこれほど強くなったのか、その主な理由を探ってみたいと思います。

尚、お断りしておきますが、これは一ファンとしての意見ですので、あまり信憑性はありません。

強くなってきたわけとしては、今季ロッテは若手を使っています。

それが現在、効果が少しずつ出てきているのではないかと思っています。

一番の筆頭は、4番を任されている、安田尚憲選手ではないでしょうか。

たとえ結果が出ない場合でも、他の球団のようにすぐに打順を変えてみたり、2軍に降格させたりすることがありません。

 

 

井口監督は辛抱強く育成をしつつ、試合に臨んでいる気がします。

安田尚憲は、大阪の履正社高等学校で甲子園大会にも出場経験をもち、2017年のドラフトでロッテ、ソフトバンク、阪神から1位指名を受けました。

 

 

3球団で抽選の結果、井口監督のロッテが交渉権を獲得し、入団が決定しました。

契約金は推定1億円、年俸は推定1240万円で契約しています。

背番号は「5」という素晴らしく若い番号を受けています。

これは、活躍の期待度が伺える番号ですね。

今季2020年でプロ入り3年目を迎えましたが、打撃のセンスは素晴らしく、特に強いライナー性の打球が多く、左打者ですがセンターから左方向へ伸びていく打球が魅力ですね。

現在安田選手の打撃成績は、パリーグで26位、打率は0.232です。

詳しく成績を見てみますと、45試合 178打席 155打数 36安打 8二塁打 3本塁打 26打点 14得点 41三振 20四球 出塁率.315 長打率.342 という成績を収めています。

今後ますます試合に慣れてくる気がしますので、本塁打を大いに期待できる打者と言えます。

他の選手を見てみましょう。

荻野、角中、清田といった各選手たちも実力者として大いにロッテの躍進に貢献していますね。

 

 

おっと、大事な選手を忘れるところでした!

平沢大河選手と藤原恭大の両選手です。

 

 

 

 

今はまだ2軍での出場が主になっていますが、もともと才能がある打者ですので、きっと近いうち1軍に上がって活躍が期待できると思います。

投手を見てみますと石川歩を筆頭に、種市、東妻、美馬、二木、唐川といった個性的な投手陣が個々にその個性を発揮している状況ですね。

 

 

 

 

しかも今季はまだ無理かもしれませんが、佐々木朗希がでんと控えていますから、1軍でバリバリ勝利を稼いでくれる日も、間近ではないでしょうか。

 

 

 

こうして見てきますと千葉ロッテのAクラス入りはもちろん、パリーグの優勝も決して夢ではありません。

大いに期待したいところです。

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井口監督の今季へのねらいと取り組みは?

 

それではここからはその千葉ロッテを率いる若き監督、井口資仁について詳しく見ていきたいと思います。

井口資仁(いぐち ただひと)は、1974年(昭和49年)12月4日生まれで45歳です。

 

 

東京都田無市(現在は西東京市)の出身で、身長は178㎝、体重は91kgの日本の元プロ野球選手で内野手、現在は千葉ロッテマリーンズの監督を務めています。

大リーグにも所属の経験があり、シカゴホワイトソックス、フィラデルフィア・フィリーズ時代にはワールドシリーズで優勝を2度も経験しています。

簡単に選手歴を紹介しますと、國學院大學久我山高等学校から青山学院大学へ進学、福岡ダイエーホークスに入団(1997年~2004年)、シカゴ・ホワイトソックス入団(2005年~2007年)、フィラデルフィア・フィリーズ(2007年)、サンディエゴ・パドレス(2008年)、フィラデルフィア・フィリーズ(2008年)、千葉ロッテマリーンズ(2009年~2017年)にそれぞれ在籍しています。

同年に現役引退後、2018年~千葉ロッテマリーンズの監督に就任、現在に至っています。

現役時代は右打者として右方向への長打を得意としていましたね。

メジャーリーグでは主に2番打者として活躍をしています。

俊足でもありダイエー時代、78%の通算盗塁成功率を記録、2度の盗塁王に輝いています。

その他、ベストナイン3回(二塁手部門)、ゴールデングラブ賞3回など守備にも定評がありましたね。

ロッテの監督になってからの成績ですが、2018年が5位、2019年は4位とやや振るいませんでした。

それだけに2020年度へかける熱い思いが、今日現在Aクラスに入っている要因とも言えそうです。

今季開幕前に井口監督はこのように決意を新たにしました。

「うちはほかの球団より、少し自粛期間が長かったが、集合した際選手たちの体の出来が思った以上に良かった。各自課題を見つけて自主練習を重ねてきたことが確認できた。(中略)我々の仕事はファンの皆さんへ勇気と希望を与えることであると、再認識ができた。」

また「キャンプからオープン戦を含めて各選手の映像をすべて見ましたが、特に不調だった選手には、練習が再開した時、こういう話をしようと考えながら映像をかなりの時間見て過ごした。」

パ・リーグでは火曜から日曜まで6試合を同一チームと同一球場で行う変則的な日程が組まれているため、井口監督は「結構試合が詰まったシーズンで、調子が悪い人が上がってくるまでまっていたら、シーズンが終わってしまう。調子がいい人をどんどん使っていこうという思いがある」

井口監督は、今季の開幕投手を美馬ではなく石川を抜擢しましたが、「実績がある投手で、開幕というのは本当にプレッシャーがかかる試合。投手陣のリーダーとして重圧をはねのけて先陣を切ってほしい」と全幅の信頼を寄せていました。

開幕の1軍に3年目の内野手で安田尚憲、育成上がりの外野手で和田康士朗、ルーキーで捕手の佐藤都志也、同じくルーキーで内野手の福田光輝などフレッシュな選手を起用しました。

「若い選手たちがしっかり底上げをしてきてくれたのが楽しみ。角中、清田、福田秀平、鳥谷敬など、頼れるベテランも多いので、いろいろと聞きながらトライして欲しい」と熱い思いを述べていました。

3年目ということで井口監督自身、もうこれ以上Bクラスにとどまることはできない、あくまで狙うは優勝だ!

さあみなさん、いかがでしたでしょうか?

井口監督の熱い思いを感じることができましたね。

あとはファンの皆さんからの応援がとても選手には力をもらえますから、皆さんで熱くエールを送りましょう。

 

 

ガンバレ千葉ロッテマリーンズ! 優勝を目指して井口監督を胴上げしよう!

 

 

 

 

 



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