山田 美諭の経歴、プロフィールは?五輪の出場歴、成績は?【テコンドー】




東京での56年ぶりとなるオリンピックとパラリンピックですが、開催直前になって1年の延期が決定されました。

その原因は世界中に感染が拡大している、新型コロナウイルスによる肺炎です。

中国の武漢で発生したこの新型コロナですが、あっという間に世界に拡大してしまいました。

特に最近は欧州での感染がひどい状況で、多くの尊い命が失われています。

日本においても特に最近は東京を中心にして、感染が拡大中です。

いつ非常事態宣言が出されるのか、もし出された場合は日常生活に大きな混乱を生じ、経済もかなり停滞が予測されています。

何とか食い止めようと医師団の皆さんは、連日のように頑張ってくれていますが、自粛の要請があるにもかかわらず、外出している一部の人たちもいるようで、心配です。

つい先日も、タレントで大活躍中だった志村けんさんが、悲しいことに新型コロナウイルスによる肺炎のため、急逝されてしまいました。

このニュースは日本だけでなく、世界各国にも報じられて、志村さんを悼むメッセージがかなり寄せられていました。

これ以上、悲しい思いをしたくありませんので、ぜひ皆さんで自粛をしなければいけないと思います。

特に若い人で自覚症状がなくて感染している人が、知らない間にお年寄りの人たちへ感染させていることが言われています。

一人一人が自分は他の人へ感染させていないかどうか、改めて行動を自粛しなければいけないと思います。

何とか拡大を防ぎたいと思います。

そんな状況ですが東京五輪へ向けて各競技ごとに出場選手が内定しつつありますね。

ここではテコンドーで日本代表が内定した、山田 美諭についてどんな選手なのかを見ていきたいと思います。

どうか最後までじっくりご覧いただきたいと思います。

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山田 美諭の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、山田 美諭の経歴、プロフィールを見ていきましょう。

山田 美諭(やまだ みゆ)は、1993年(平成5年)12月13日生まれで26歳です。

愛知県瀬戸市の出身で、身長は167cm、体重は53kg、日本のテコンドー選手です。

最終学歴は大東文化大学英米文学科卒です。

階級は49kg級です。

現在は城北信用金庫に所属中です。

3歳の時に空手道場を運営している父親の影響を受けて、空手を習い始めました。

聖霊中学校へ進み1年生の時に、お父さんの勧めでテコンドーを始めました。

聖霊高等学校へ進み、大学は大東文化大学の英米文学科に進学をしました。

そこでは金井洋監督に師事しています。

その後、大学を卒業後も働きながらテコンドーを続けることを決意します。

就職を間近に控えた大学4年時の2015年11月、リオデジャネイロ五輪の最終選考会の試合に出ていた際、試合中に転倒し右膝靱帯損傷という大きなけがを負ってしまいました。

その後は約1年間リハビリとトレーニングに明け暮れ、復活を目指しました。

その後膝のけがも回復した2018年には、アジア競技大会で銅メダルを獲得しています。

2017年から2019年までの全日本選手権では、見事に優勝を重ね3連覇を達成しました。

大けがからの復活は、本人にとって何よりうれしかったことと思います。

現在、実業団の城北信用金庫に所属して、国内外の各大会に出場しています。

信用金庫の職員として日ごろ働きながら、テコンドー選手として五輪を目指してきました。

オフの時にはショッピングや映画館へ出かけるのが好きだそうです。

性格はマイペースですが、どんなことにも負けず嫌いな性格だそうですが、特にテコンドーの試合中は、目つきが鋭く変わるそうです。

普段の優しい顔からはあまり想像できません。

やはり気持ちの面で負けないようにとのことから、そうしているものと思われますね。

2014年のアジア競技大会で銅メダルを獲得した、三菱電機の山田勇磨は、実の兄だそうです。

実家で空手道場をしていたことがきっかけで3歳から習ったとのことですが、初めは面白く練習をしていましたが、小学校高学年になり、体格に個人差が出てきました。

その状況ではあまり思うように戦えなくなったそうです。

そんな時にお兄さんがテコンドーを習い始めました。

テコンドーは空手と違い体重別に階級が細かく分かれていますので、小柄であっても不利にならない特徴があり、お父さんも進めてくれたことで、中学1年の時にテコンドーに切り替えました。

その際、お父さんもテコンドーに興味を持ち、空手と並行してテコンドー道場を開いたそうです。

最初の内は趣味程度でしたので週1回の練習をしていたそうです。

しかし続けていくうちに、もっと強くなり試合に勝ちたくなってきましたので、それからは毎日練習に明け暮れたとのことです。

テコンドーは様々なタイプの選手がいますので、相手の戦法を瞬時に見極めなければなりません。

相手の仕掛けてきた技に対して裏をかく技を見せたり、常に同じ戦い方ではすぐに分析をされてしまって勝つことができないそうです。

テコンドーの面白さは技術面だけでなく、巧みな戦術もかなり重要な要素となります。

テコンドーはポイント制で争われます。

技の難易度によりポイントが決められていますので、より高難度の技を繰り出せれば有利になります。

技が決まるごとに加点されていき、合計点で勝敗が決まる競技です。

大東文化大学を選んだ理由は、テコンドーが強い大学だったからだそうです。

海外には家族の生活をかけて必死で試合に臨んでいる選手も多く、気迫が日本選手とは違うそうです。

普段の生活では物静かな選手でも、いざ試合となると瞬間に殺気に近い気合が自分にも伝わって来るそうです。

大学でも最初の頃は1回戦や2回戦で敗退することが多く、彼女たちと同等な心構えで戦わなければ勝てない、ということが分かり、以来「絶対にオリンピックに出る。気持ちでは負けない」と心に誓いました。

五輪への思いですが最初の頃のあこがれから、現実の目標へと変わったそうです。

以来、がむしゃらに練習を重ねてきました。

その効果もあって全日本選手権では5連覇を達成できました。

途中で膝の靱帯を損傷するという大きなけがを負いましたが、振り返れば少し油断があったとのことです。

どんなに順調な場合であっても、初心を忘れずに支えてくれる人たちへの感謝を忘れず、競技には謙虚な気持ちと姿勢を忘れないことが大切であると実感しました。

テコンドーは特に体幹を鍛えることが重要ですので、筋力トレーニングが欠かせません。

筋トレは決して楽ではなく辛いこともかなりありますが、しっかり鍛えれば技のキレも良くなって、確実に試合に反映されるので、コツコツと続けているとのことです。

東京五輪本番では必ず金メダルを取れるように頑張りたい、と強い気持ちで練習に取り組んでいる山田選手です。

山田 美諭の五輪の出場歴、成績は?

それではここで、山田 美諭の五輪の出場歴、成績を見ていきましょう。

ここまで五輪への出場歴はありませんでした。

ここからはその他の各大会での成績を、年代順にまとめて見ていくことにしたいと思います。

・2010年11月 第16回アジア競技大会(中国・広州)5位

・2012年10月 コリアオープン(韓国・慶州)優勝

・2013年7月 第21回世界選手権(メキシコ・プエブラ)ベスト8

・2014年9月 第17回アジア競技大会(韓国・仁川)5位

・2015年5月 第22回世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)ベスト8

・2017年6月 第23回世界選手権(韓国・茂朱)ベスト16

・2017年9月 カナダオープン(カナダ・モントリオール)準優勝

・2018年8月 第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)3位

・2018年8月 WTプレジデンツカップ・オセアニア(フランス領ポリネシア・マイナ)10位

・2018年10月 マンチェスターグランプリ(イギリス・マンチェスター)3位

・2018年11月 WTプレジデンツカップ・アジア(台湾・台北)準優勝

・2019年3月 オランダオープン(オランダ・ナイメーヘン)優勝

・2019年5月 第24回世界選手権(イギリス・マンチェスター)ベスト16

・2019年6月 ローマグランプリ(イタリア・ローマ)3位

その他、国内では2012年(第5回)から2019年(第12回)までの全日本選手権で、すべて優勝し金メダルを獲得しています。大会7連覇(2016年を除く)

以上、ここまでは各大会での素晴らしい成績を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

いよいよ間近に迫ってきましたが、東京五輪は1年間延期となり選手にとってはいかにモチベーションを持続させていくか、難しいことだと思います。

自国での開催ということですのでぜひ日ごろ鍛えた素晴らしい技を、本番でも見せて欲しいと願っています。

熱い真夏の大会ということですので、特に熱中症には十分気を付けて欲しいと思います。

そして出来れば金メダルをぜひ獲得してもらいたいと願っています。

さあ、皆さんで大きな声援を送ろうではありませんか。

頑張れニッポン! 優勝目指して最後まであきらめずガンバレ、山田 美諭!

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