乙黒 拓斗の経歴、プロフィールは?五輪の出場歴、成績は?【レスリング】




東京五輪2020・東京パラリンピック2020の開催が近づいてきましたが、ご存知の通り新型コロナウイルスによる世界への感染で、開催が1年間延期になり、2021年の7月23日開催となりました。

しかし、それでも間近になってさらに延期なども場合によってはあるとのことです。

先日も日本の大切なエンターテインメントであった、タレントの志村けんさんがこのコロナウイルスによる肺炎のため急逝されました。

最近まで元気で活躍をされていたのに、感染によって急激に具合が悪くなって入院後わずかな期間で亡くなってしまいました。

その報道があってからは如何にこの新型コロナウイルスという病気は、恐ろしいものなのかを改めて知らされることになりました。

安倍首相や小池東京都知事などから今回のコロナ感染防止策として、外出をなるべく自粛するようにと記者会見が行われましたが、週末などはあいかわらず若い世代の人たちが繁華街を出歩いている様子がテレビで放送されていました。

今やヨーロッパではかなりひどい状況で、医療崩壊が起きていて連日亡くなる人の数も増え続けています。

アメリカでも同様なことが起きていて、日本も決して予断を許さない状況です。

そのようになる前に何とか食い止めなければ私たちにも同じことが起こります。

ここは皆さんでしっかりと言われたことをきちんと守る姿勢が大切だと思います。

そんな状況ではありますが、東京五輪へ向けて着々と準備が進んでいることも確かです。

ここからはレスリングで出場が内定した、乙黒 拓斗についてどんな選手なのか、経歴やプロフィールなどをお伝えしたいと思いますので、最後までご覧ください。

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乙黒 拓斗の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、乙黒 拓斗の経歴、プロフィールを見ていきましょう。

乙黒 拓斗(おとぐろ たくと)は、1998年(平成10年)12月13日生まれで21歳です。

山梨県の出身で身長は173cm、日本男子レスリングフリースタイル65kg級の選手です。

お父さんの影響を受けて最初に兄がレスリングを始め、その後、拓斗も始めるようになりました。

山梨県石和市立石和南小学校に在学中、山梨ジュニアレスリングクラブに所属をしています。

クラブだけでなく家にいる時もお父さんから指導を受けて、レスリングの練習を続けていました。

5年生の時からは、山梨学院大学レスリング部でも練習を行っています。

上京して東京都北区の稲付中学校に入学、お兄さんと同様、JOCエリートアカデミーに入校しました。

JOCエリートアカデミーというのは、年少競技者が将来オリンピックをはじめとする国際競技大会において、活躍できるように一貫育成をするために、日本オリンピック委員会(JOC)が設置をした組織です。

中学生時代には全国中学選抜選手権の47kg級で2連覇を、世界カデット選手権の46kg級で3位をそれぞれ達成しています。

3年時にはジュニアオリンピックカデットの部で、見事に3連覇を達成しています。

高校は帝京高等学校へ進みました。

インターハイでは50kg級、55kg級、60kg級の3階級で優勝を飾りました。

これは素晴らしいことだと思います。

さらに全国高校選抜大会でも2連覇を成し遂げました。

2年の時には世界カデット選手権の54kg級で優勝、3年の時にはジュニアオリンピックジュニアの部で優勝を遂げています。

2017年、山梨学院大学に進学をしました。

2年生の時、全日本選抜選手権の65kg級で優勝、その後のプレーオフを制して70kg級のお兄さんと共に、世界選手権の代表に選ばれています。

その世界選手権では準々決勝までの3試合をテクニカルフォール勝ちで進み、準決勝ではロシアのアフメド・チャカエフを15-10で破り、決勝ではインドのバジュニーシュ・バジュランを16-9で破り、見事に優勝しました。

これは1974年に、20歳と6か月で世界選手権を制した大学の監督、高田裕司を超える、日本選手史上最年少になる19歳と10か月での優勝となりました。

その試合後、乙黒は「東京五輪までに、世界選手権で優勝する目標を達成できたことはうれしいです」と語っています。

高田監督はこう語っています。

「彼のレスリングは異次元です。投げられた時でも猫みたいに回転するのは天性、平成の怪物」と称賛しました。

全日本レスリング選手権大会では、初優勝を飾り天皇杯を受けています。

3年になり6月の全日本選抜選手権では、決勝でリオデジャネイロ五輪57kg級銀メダリストである樋口に5-15のテクニカルフォール負けを喫してしまいました。

シニア大会では初めての敗戦となりました。

この大会での勝者である樋口と7月にプレーオフで戦い、5-0で見事に勝利し世界選手権の代表に選ばれました。

9月の世界選手権では3回戦でロシア選手に敗れ、3位決定戦でも敗れたため5位に終わっています。

12月に行われた全日本選手権では優勝を果たし、その結果東京五輪への出場が内定しました。

2020年2月、アジア選手権では決勝でインドのバジュランを破って優勝しました。

3月には74kg級のプレーオフでお兄さんが勝利をしましたので、兄弟での東京五輪代表入りを果たしました。

おめでとうございます。

東京五輪本番でも大いに期待したいと思います。

以上、ここまでは乙黒 拓斗の経歴、プロフィールをご覧いただきました。

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乙黒 拓斗の五輪の出場歴、成績は?

それではここからは、乙黒 拓斗の五輪の出場歴、成績を見ていきたいと思います。

ここまで五輪への出場歴はありませんでした。

ここではそれ以外の大会での成績を、年代順にまとめてみたいと思います。

・2012年 全国中学生選手権 フリースタイル 42kg級 優勝

・2012年 全国中学選抜選手権 47kg級 優勝

・2013年 ジュニアオリンピック カデットの部 46kg級 優勝

・2013年 世界カデット選手権 46kg級 3位

・2013年 全国中学選抜選手権 47kg級 優勝

・2014年 ジュニアオリンピック カデットの部 50kg級 優勝

・2014年 アジアカデット 50kg級 優勝

・2014年 インターハイ 50kg級 優勝

・2015年 全国高校選抜大会 55kg級 優勝

・2015年 ジュニアオリンピック カデットの部 54kg級 優勝

・2015年 インターハイ 55kg級 優勝

・2015年 世界カデット選手権 54kg級 優勝

・2015年 国体 少年の部 60kg級 優勝

・2016年 全国高校選抜大会 60kg級 優勝

・2016年 ジュニアオリンピック ジュニアの部 60kg級 優勝

・2016年 インターハイ 60kg級 優勝

・2017年 国体 成年の部 61kg級 優勝

・2018年 全日本選抜選手権 65kg級 優勝

・2018年 世界選手権 優勝

・2018年 全日本レスリング選手権大会 優勝(天皇杯受賞)

・2019年 全日本選抜選手権 2位

・2019年 世界選手権 5位

・2019年 全日本選手権 優勝

・2020年 アジア選手権 優勝

以上のような素晴らしい成績を挙げています。

これからも頑張ってこの好調を持続させてほしいと思います。

東京五輪は延期して2021年7月23日に開催されることが決定しました。

現在世界を恐怖の渦に巻き込んでいる、憎き新型コロナウイルスですが、果たしてこの先いつになったら終息をするのでしょうか。

来年までにはぜひ終息して欲しいと願います。

その終息を世界中の皆さんで願うことが、東京五輪の平和な開催を享受することにもつながると思います。

皆さんで一緒に世界の平和を祈りましょう。

そして晴れやかに東京五輪を迎えたいと念願しています。

日本選手の活躍を祈ると共に、多くのアスリートたちへ熱い声援を送ろうではありませんか。

 

頑張れニッポン! 金メダルを目指して最後までガンバレ、乙黒 拓斗!



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