素根 輝の経歴、プロフィールは?五輪の出場歴、成績は?【柔道】




東京五輪の開催まで残り少なくなってきましたが、最近の話題は世界中に拡大中の新型コロナウイルスの拡大にあります。

まさかこれほどの広がりをするとは思いもよりませんでした。

パンデミックという言葉も使われましたが、世界の人たちに大きな恐怖を与えて今も拡大中です。

果たして通常通りの五輪開催が可能なのか。

なかなか難しい問題なので、最終的に予定通り開催されるのか、私たちはただじっと見守るしかありませんね。

できれば普通にオリンピックとパラリンピックが見られることを望んでいますが、一体この先はどうなるのでしょうか。

現在、各競技では最終的に出場できる選手を選んでいるところですが、すでに内定しているものはいいのですが、まだこれからの競技も多く、期間があまりないので心配なところです。

そんな中ですが柔道はすでに内定者が続々決まってきましたね。

ここからは柔道女子の五輪出場内定が決まった、素根 輝について的を絞って、どんな選手なのか経歴や成績などを見て行きたいと思います。

どうぞ最後までじっくりご覧いただきたいと思います。

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素根 輝の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、素根 輝の経歴、プロフィールをご覧ください。

素根 輝(そね あきら)は、2000年(平成12年)7月9日生まれで19歳です。

福岡県久留米市の出身で、身長は163cm、体重は108kgの女子78kg超級の柔道選手です。

血液型はA型、柔道の段位は三段得意技は大内刈と体落です。

現在は環太平洋大学に在学中です。

名前の由来ですが、ご両親の「世界で活躍できる人になってほしい」との願いから「」という名前を付けられたとのことです。

柔道一家で父、5歳上の長男、2歳上の双子の兄も柔道に取り組んでいます。

輝は7歳になったときに「脩柔館」で習い始めました。

小学5年生の時、全国少年柔道大会が行われ、福岡県の予選で全国優勝した古賀早也香に負けたことが転機となりました。

その試合で負けたので、今まで以上に真剣に稽古を積むようになりました。

6年生になってその古賀選手に、県予選で一本勝ちで勝利を挙げています。

本選では45kg超級でべてを一本勝ちして優勝を飾りました。

全国少年柔道大会の個人戦では5位に、団体戦では3位に入りました。

久留米市立田主丸中学校に進み、1年の時、全国中学校柔道大会70kg超級では、準決勝まですべて一本勝ちを収めましたが、決勝では大成中学の3年、粂田晴乃にゴールデンスコアに入ってから逆襟絞で敗れてしまい優勝を逃しました。

3年時には全国中学校柔道大会で個人戦決勝で、帝京中学3年の高橋瑠璃を、指導2で破り大会2連覇を達成しています。

2016年に南筑高等学校へ進学、1年時には4月に行われた全日本カデで2連覇を見事に達成しました。

9月には全日本ジュニア決勝戦で高校チャンピオン、敬愛高校3年の児玉ひかると対戦、指導2で破り高校1年で優勝を飾っています。

2017年2月に行われたグランプリ・デュッセルドルフでは、敗者復活戦で勝ち上がり3位に入りました。

3月の全国高校選手権個人戦では準決勝での指導2以外は、すべて一本勝ちを収め見事に優勝を遂げています。

高校2年になり4月の体重別準決勝では、リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得したミキハウスの山部佳苗と対戦、ゴールデンスコアを含め11分近くの末に体落の技ありで破り、決勝では三井住友海上の稲森奈見に逆転勝利をおさめ、16歳で優勝しました。

これは21年ぶり高校生優勝となっています。

高校3年時には4月の体重別決勝で3戦3敗と分の悪い朝比奈と戦いました。

指導2を取られましたがその後盛り返し、ゴールデンスコアを含めて12分戦い、反則勝ちで勝利、2連覇を達成しています。

試合後に素根選手はこのように語っています。

「朝比奈さんに勝たないと世界選手権には出られないと思って、強い気持ちで攻めました」「朝比奈さんは上から圧力をかけて私の左の釣り手を落としてくるので、釣り手が落ちないように練習をしてきました」と語っています。

大学へ進学し4月には体重別決勝で朝比奈と対戦、10分掛かって小外刈の技ありで破り大会3連覇を達成しました。

全日本選手権では準々決勝で山部を、準決勝では稲森を破り決勝では朝比奈を9分5秒の末反則勝ちで破り大会2連覇を達成しました。

世界選手権代表にも選出されました。

8月の東京での世界選手権では、世界の強豪を相手にしてすべてを一本勝ちで破り、世界チャンピオンになりました。

これにより世界カデ、世界ジュニア、シニア世界選手権の3つのカテゴリを制覇5人目の栄誉となりました。

試合後「何が何でも勝つ気持ちで試合をしました。本当に優勝を目指していた大会でしたのでよかった。東京五輪には自分が必ず出て必ず金メダルを取る気持ちがあります。それを達成できるようにまた努力したい」と語っています。

11月には強化委員34名全員の満場一致で柔道では東京五輪代表内定第一号となっています。

ここではご紹介しませんでしたが他にも数多くの大会で優勝を飾る活躍をしています。

ぜひこの好調を持続して東京五輪本番でも金メダルを獲得して欲しいと思っています。

以上、ここまでは素根 輝の経歴、プロフィールをご覧頂きました。

素根 輝の 五輪の出場歴、成績は?

それではここからは、素根 輝の 五輪の出場歴、成績を見ていきましょう。

素根 輝はまだ19歳という若さですので、ここまで五輪への出場歴はありません。

これから五輪へどんどん出場して記録を伸ばしてくれるものと期待しています。

ここでは各大会での成績を、順を追ってまとめてみたいと思いますのでご覧ください。

・2012年 全国少年柔道大会 個人戦無差別 5位 団体戦 3位

・2012年 全国小学生学年別柔道大会 45kg超級 優勝

・2013年 全国中学校柔道大会 個人戦 70kg超級 2位 団体戦 3位

・2014年 全国中学校柔道大会 個人戦 70kg超級 優勝 団体戦 2位

・2015年 全日本カデ 優勝

・2015年 ドイツカデ国際 優勝

・2015年 世界カデ 70kg超級 優勝

・2015年 全国中学校柔道大会 個人戦 70kg超級 優勝 団体戦 優勝

・2016年 全日本カデ 優勝

・2016年 全日本ジュニア 優勝

・2016年 グランドスラム・東京 2位

・2017年 グランプリ・デュッセルドルフ 3位

・2017年 全国高校選手権 個人戦 優勝 団体戦 3位

・2017年 世界団体 優勝

・2017年 ジュニア交流大会 優勝

・2017年 世界ジュニア 個人戦 優勝 団体戦 優勝

・2018年 体重別 優勝

・2018年 皇后盃全日本女子柔道選手権大会 優勝

・2018年 金鷲旗 優勝

・2018年 アジア大会 優勝

・2018年 世界団体 優勝

・2018年 ワールドマスターズ 優勝

・2019年 選抜体重別 優勝

・2019年 皇后盃全日本女子柔道選手権大会 優勝

・2019年 グランドスラム・パリ 3位

・2019年 優勝大会 3位

・2019年 グランプリ・ザグレブ 優勝

・2019年 世界選手権 優勝

・2019年 グランドスラム・大阪 優勝

以上、ここまでは各大会における成績をご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか。

どの大会でも素晴らしい成績を挙げてきていることが良く分かりますね。

ここからは素根 輝選手の特徴について述べてみたいと思います。

身長163cmと格闘技である柔道選手としては、小柄ではありますが「小よく大を制す」の言葉があります。

それを思い起こさせてくれる選手の一人ですね。

世界選手権を制した際、日本代表の女子監督である増地克之氏はこう語っています。

「決して絶好調ではなかったと思いますが、その中で勝負に徹する戦いをしてくれたと思います。大きい外国人に対して体の不利を弱点にせず、しっかりと戦えていますので、成長していると感じました」と嬉しそうに語っていました。

一方、課題も挙げています。

投げ切ること、一本を取ること」と語っています。

郷里を離れて大学へ進学しましたが、練習パートナーである兄も母も一緒に住居を移しました。

家族をはじめとして、周囲の人たちの支援を強く感じているそうです。

素根 輝はこのように語っています。

「たくさんの方々に支えられて協力をしてもらってここまで来ました。一番の恩返し、それはオリンピックで金メダルを獲得することだと思います」

「課題がたくさん見つかりました。足りないところだらけです」とも語っています。

謙虚さも併せもつ素根 輝ですから、きっと本番でもやってくれるものと期待しています。

皆さんと大きな声で声援を送りたいと思います。

頑張れニッポン! 最後まであきらめずに日の丸を一番高く掲げて欲しい、ガンバレ、素根 輝!

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