東京五輪開催まで残り少なってきましたが、出場する選手の選考が進む中、徐々に出場選手の内定者が決まってきましたね。
最後までどの選手が出られることになるのか、気になるところです。
本来ならば今頃はやって来る東京五輪本番がとても待ち遠しくなるはずですが、ここへ来て大きな問題が生じています。
ご存知の通り今や世界中に感染が広がってきた、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大です。
世界のすべての大陸で多くの人たちがすでに感染したり、中には重症となってしまい残念なことに、亡くなる人もかなり増えています。
果たして7月の東京五輪開幕までに終息するのでしょうか?
とても気がかりな状況です。
延期するかもしくは中止となってしまうのか、現状では通常通りの開催はかなり厳しいような状況です。
私たちも日ごろの感染への対策として、手洗いやうがいの励行、人が多く集まるところへ出かけないなど、一人一人が十分に気を付ける必要に迫られています。
何とか無事に開催して欲しいと願っています。
そんな状況ではありますが、カヌーで日本代表選手が内定しました。
ここからはその内定選手である、佐藤 彩乃に焦点を当てどんな選手なのかを見ていきたいと思います。
最後までご覧ください。
佐藤 彩乃の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、佐藤 彩乃の経歴、プロフィールを見ていきましょう。
佐藤 彩乃(さとう あやの)は、1996年(平成8年)12月29日生まれで23歳です。
秋田県の出身で、身長は160cm、体重は52kgのカヌースラローム・カナディアンシングルの選手です。
最終学歴は秋田県立角館高等学校卒業です。
現在の所属先は「秋田病理組織細胞診研究センター」です。


カヌーを始めたのは中学生の時です。
高校を卒業し1年後には強豪国であるスロベニアに渡って武者修行に励んで腕を上げてきました。
カヌーをする選手たちはよくスロベニアへ行って修行をする選手が多いようですね。
佐藤綾乃さんもその一人ですが、コーチと手紙のやり取りをするうちに、英語を覚えたそうです。
普段はおとなしい性格だそうですが、カヌー競技では負けず嫌いな強い性格だそうです。
スロベニアでは相当厳しい練習に明け暮れ、その高レベルさに就いていくことが難しくなって、カヌーをあきらめようと思ったこともあったとのことです。
そんな佐藤さんでしたが、ある時気晴らしにとの思いでローラースケートをしたことがありました。
ローラースケートに打ち込んでいた時、自然と心の奥からカヌーへの情熱というか、そんな思いが胸にしみこんできたそうです。
カヌーへの興味がより一層強くなってきた瞬間でした。
そんなことからそれ以後はどんなにつらい練習であっても決して手を抜くことなく、強い意志で立ち向かっていきました。
元々カヌーに興味があったわけですから、前に比べてより技術も向上し精神面も強くなりました。
2016年のアジア選手権に出場、銀メダルを獲得しています。
佐藤綾乃選手ですが、第72回えひめ国体においてカヌー成年女子スラローム・カナディアンシングルに出場、見事に優勝を飾っています。
そして2019年10月19日、東京五輪日本代表最終選考会を兼ねて行われた、NHK杯国際スラローム大会では、準決勝までコマを進めました。
その健闘により佐藤綾乃選手は、東京五輪への出場が内定しました。
以上ここまではカヌーで東京五輪出場が内定した、佐藤綾乃選手の経歴やプロフィールをお伝えしました。
東京五輪本番での大いなる活躍を期待しています。
佐藤 彩乃の五輪の出場歴、成績は?

それではここからは、佐藤 彩乃の五輪の出場歴、成績を見ていきたいと思います。
ここまで五輪への出場歴はありませんでした。
ここでは東京五輪出場が決まった際の、佐藤綾乃の語った言葉をお伝えしたいと思います。
「サポートしてくれた方々、応援してくれた人たちに感謝したいです。緊張していたのであまり自分では納得いかないレースでした。うれしいのと悔しいのとがごちゃごちゃな感じです。本番では悔しい気持ちにならないように、頑張りたいと思います」と率直な気持ちを語っています。
また、修行のため単身でスロベニアへ渡った際の思い出としては、「好きなことだったしホームシックもありませんでした。思ったほど苦労はしませんでした」と語っています。
とても意志が強く練習には決して手を抜かない。
実に素晴らしい選手だと思います。
五輪出場レースは他の選手よりも一歩リードをしていましたが、それでも心に余裕がないまま最終選考会を迎えたのです。
応援のために地元から駆けつけてくれた家族やコーチから「大丈夫、自信をもって!」と言われ、とてもリラックスできたそうです。
そんな感謝の思いを東京五輪本番では、好結果を出すことで最高の恩返しをしたいとの思いが強いそうです。
私たちも佐藤綾乃選手を一生懸命応援したいと思います。
頑張れニッポン! 金メダルを目指して最後までガンバレ、佐藤綾乃!
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