東京五輪がいよいよ間近に迫ってきましたね。
果たして本番ではどんなドラマが展開するのでしょうか、楽しみです。
水泳競技の中にあって、唯一の採点競技でもあるこの「アーティスティックスイミングデュエット」は、まさしく水中の芸術作品といえますね。
その競技は、華麗に水面を舞うことだけでなく、最近ではよりダイナミックなジャンプやリフトなどをこなすだけの力強さが要求されています。
長い時間プールの中で息をすることなく演技を続けなくてはなりません。
「マーメイドジャパン」という日本のアーティスティックスイミングデュエットは、いよいよ本番に向けて、連日のように厳しい練習が続いているようです。
ここからはその日本代表に内定された、吉田 萌にスポットを当て、経歴やプロフィール、五輪歴や成績などを見ていきたいと思います。
どうぞ最後までじっくりご覧ください。
吉田 萌の経歴、プロフィールは?

それでは早速ですが、吉田 萌の経歴、プロフィールをお伝えします。
名前は吉田 萌(よしだ めぐむ)と呼びます。
1995年(平成7年)7月2日生まれで24歳で、愛知県の出身、身長は168cm、体重は53kgのアーティスティックスイミング選手です。
愛知学院大学が最終学歴で、現在、愛知学院大学職員としてザ・クラブピア88に所属しています。
2018年に行われたアジア競技大会では、デュエットで乾友紀子とペアを組み出場、欧米諸国の選手たちに体格で劣ることなく頑張りました。
その結果1位の中国に次いで、見事に銀メダルを獲得しました。
以上、ここまで吉田 萌の経歴、プロフィールをお伝えしました。
吉田 萌の五輪の出場歴、成績は?

それではここからは、吉田 萌の五輪の出場歴、成績を見ていきましょう。
ここまで五輪出場歴はありませんでした。
五輪以外での大会での成績をお伝えしますと、2018年のアジア大会でデュエットで乾友紀子選手と組んで、銀メダルを獲得しています。
今年開催される東京五輪2020では、開会式が行われる日から10日後の、8月3日から8日にかけて東京アクアティクスセンターで、競技が行われる予定になっています。
アーティスティックスイミングは、2人によるデュエットと、8人によるチームの2種目があります。
その内容は、2分20秒から50秒の曲に、決まった8つの動きを入れる「テクニカルルーティン」、3分から4分の曲の中で自由な技を見せる「フリールーティン」が行われます。
採点は1組で5人から7人の審判員が2組で行い、「テクニカルルーティン」は、規定技の完成度、2人の演技における同調性が主な採点内容となります。
「フリールーティン」は、技の完成度、難易度に加えて演技の構成、音楽解釈、表現力、見栄えの良さなどが採点基準です。
そして各国ごとにその国の文化、民族性を表現しますので、各チームごとに個性があふれる競技となっていますので、より見ごたえがあります。
今大会で日本は開催国枠があり、2種目とも1枠ずつ出場権を獲得済みです。

日本水泳連盟は、オリンピック出場資格として、競技開催年の12月31日に、15歳以上と定めています。
現在も対象の年齢にある有力な選手たちが、厳しい練習を積んでいます。
本番での活躍を大いに期待したいと思います。
ここで少し目を世界に向けてみたいと思います。
近年、ロシアと中国の2大強国が先頭に立っており、それを他の国が追うという展開になっています。
前回のリオデジャネイロ五輪では、デュエット、チームともロシアが金メダル、中国が銀メダル、そして日本が銅メダルという結果でした。
ロシアとしては五輪通算5個の金メダルを獲得した、ナタリア・イーシェンコ選手が、2017年4月に現役を引退しています。
しかしそれでもなお絶対王者の地位は揺るいでいません。
2017年の世界選手権では、スペトラーナ・コレスニチェンコとアレクサンドラ・パッケビッチのデュエット、チームで、見事に四冠を達成、王座をキープしています。
中国も負けていません。
2008年の北京五輪では、自国開催の強みを見せ、選手強化を推進しました。
2017年には世界選手権で銀を、2018年のアジア競技大会では金を獲得した、蔣婷婷(ジャン ティンティン)と蔣文文(ジャン ウェンウェン)の双子姉妹は、現在日本ヘッドコーチの井村雅代の指導を受けて、北京五輪4位入賞を果たしています。
さらにはスペインも実力を挙げてきました。
2012年のロンドン五輪では、デュエット、チームで共に表彰台に上がっています。
そしてウクライナも、2017年の世界選手権では、複数の種目で表彰台にも上りましたし、このところめきめきと実力を上げていますので、脅威な存在といえますね。
今回の自国開催という強みを見せて、日本代表選手「マーメイドジャパン」も、井村雅代ヘッドコーチの熱い指導で、今や燃えてきていますので、2強大国を崩して優勝を狙っています。

何と言っても苦しい時の声援が、選手の後押しをしてくれるものと思っています。
さあ皆さんで大声援を選手に贈りましょう。
頑張れニッポン!、金メダルはすぐそこにある、最後まで諦めずガンバレ吉田 萌!
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