寺内 健の経歴、プロフィールは?五輪の出場歴、成績は?【飛板飛込】




2020年の東京オリンピック、パラリンピックはいよいよ今年の夏から開催されます。

現在各競技ごとに最終選考が行われ、出場内定選手が決まりつつありますね。

ここからは競泳競技の中の、飛板飛込に出場が内定した寺内 健について、経歴、プロフィール、五輪への出場歴や成績などをご紹介したいと思います。

競泳の中でもこの飛板飛込は、ちょっと変わった競技ですのであまり見る機会は少ないかもしれません。

この東京五輪を契機として広く知られて欲しいと思っています。

最後までぜひご覧ください。

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寺内 健の経歴、プロフィールは?

それでは早速、寺内 健の経歴、プロフィールを見ていきましょう。

寺内 健(てらうち けん)は、1980年(昭和55年)8月7日生まれで39歳です。

兵庫県宝塚市の出身で、身長は170cm、体重は68kg、飛板飛込のベテラン選手です。

現在の所属先は「ミキハウス」です。

夏季オリンピックでは、日本人最多タイとなる6度目の出場を決めています。

それではここまでの経歴を順を追ってご紹介します。

水泳を始めたのは、何と生後7か月の時だそうです。

JSS宝塚スイミングスクールで始めました。

このJSS宝塚スイミングスクールは、オリンピックに出場経験のある、馬淵 良・かの子ご夫妻が経営しているスクールです。

寺内選手ですが、最初は競泳選手を目指していました。

しかし、なかなか思うようなタイムを出せず、隣の飛込用プールで飛板から飛び込んで遊んでいたそうです。

たまたまそれを見ていた中国出身の馬淵崇英コーチから、上海に飛込の合宿に行くように誘われたそうです。

そのことがきっかけとなり、飛込に転向しました。

それ以降は馬淵コーチと二人三脚で、練習に励んだとのことです。

宝塚市立光が丘中学校2年生の時、日本選手権大会で高飛込みに出場、史上最年少で見事に初優勝をしました。

此花学院高校1年生の時、1996年のアトランタ五輪に出場を果たしました。

決勝まで進み10位に入っています。

2000年のシドニー五輪にも、高板飛込に出場、日本人史上最高位となる5位に入賞しています。

3m飛板飛込みでは64年ぶりの8位に入賞しました。

これはいずれも素晴らしい成績だと思います。

2001年の世界選手権大会では、3m飛板飛込みで見事に銅メダルを獲得しています。

これは世界選手権大会では、日本人初のメダルとなっています。

しかし、膝蓋靱帯炎を発症、残りの2種目を棄権せざるを得ませんでした。

それ以降は高飛込みを断念、板飛込みに専念しています。

2002年2月に膝を手術しました。

1年間のリハビリ期間を終え、復帰戦となった日本選手権大会では、自己最高得点で見事に優勝を成し遂げました。

長いリハビリに耐えての優勝は、本人も辛かったことだと思いますが、よくカンバックできたと思いますね。

2004年にはカナダで行われたワールドGP大会に出場し、国際大会での初優勝を遂げています。

8月のアテネ五輪では3m飛板飛込みで8位に入りました。

2005年には、JSS宝塚スイミングスクールに入社をしました。

2008年8月の北京五輪では3m飛板飛込みで11位に入りました。

これは日本水泳選手では初となる五輪への4大会連続出場となっています。

これも実に素晴らしい記録だと思います。

2009年には現役引退を発表し、ミズノに入社、水泳事業の企画、営業に就くことになりました。

しかし2010年8月、現役選手として2012年のロンドン五輪出場を目指して、2011年の国際大会代表選考会の場で、現役復帰することを表明しました。

現役に復帰したことによりミズノを退社、2011年1月にはミキハウスへ入社をしました。

2016年のリオデジャネイロ五輪では、3m飛板飛込みで20位に入りました。

2019年7月に韓国の光州で開催された世界水泳では、同じミキハウスの坂井 丞選手との男子シンクロ板飛込みで、7位の成績を収め東京五輪の全競技(339種目)を通じて、個人では出場内定第1号となりました。

さらに9月のアジアカップ大会では、3m板飛込で見事に優勝を飾り、2種目目の代表も獲得しています。

以上、ここまでは寺内 健の経歴、プロフィールをお伝えしました。

いかがでしたでしょうか?

長きにわたって五輪で活躍してきた寺内選手ですので、この東京五輪でも大いに期待が寄せられていますね。

自国開催という大きなアドバンテージを生かして、ぜひ優勝を目指してほしいと思います。

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寺内 健の五輪の出場歴、成績は?

それではここからは過去における五輪出場歴と共に、成績をまとめてお伝えしたいと思います。

・1996年 アトランタ五輪 高飛込 10位

・2000年 シドニー五輪 高飛込 5位、3m飛板飛込 8位

・2004年 アテネ五輪 3m飛板飛込 8位

・2008年 北京五輪 3m飛板飛込 11位

・2016年 リオデジャネイロ五輪 3m飛板飛込 20位

以上がここまでの五輪出場の履歴でした。

いずれも素晴らしい成績だと思います。

そしていよいよ2020年の東京五輪で、3m飛板飛込と坂井 丞選手と組んでシンクロダイビング3mに出場します。

先ほども言いましたが、日本で開催されるわけですから、日本中のファンによる大きな声援が送られることと思っています。

日ごろ鍛えた厳しい練習を糧にして、ぜひ実力を発揮して欲しいと願っています。

できれば競泳陣への力強いエールを込めて、メインポールに日の丸を挙げて欲しいと願っています。

皆さんで一緒に大きな声で応援しましょう。

ガンバレ日本! 最後まで頑張れ寺内 健! 



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