2020年(令和2年)の幕が開きましたが、素晴らしいお正月を迎えられたと思います。
皆さんのお正月はいかがでしょうか。
新春恒例の東京箱根間大学駅伝競走は、1月2日初日の往路を迎え、青山学院大学が5時間21分16秒の往路新記録で、3年ぶり4度目の往路優勝を見事に達成しました。
優勝した青山学院大は、2区で一度先頭に立ちましたが3区では2位に後退しました。
4区では吉田裕也選手が区間新記録で再び先頭に立ちました。
山登りの5区でも青山学院大はリードを守り、往路新記録で優勝しましたね。
いよいよ明日は復路が待っています。
果たして青山学院大が復路も制して総合優勝を飾るか、あるいは他の大学が復路を制するか、とても見ごたえのある展開が予想されます。
ここからは往路の山登り5区で頑張って区間新の3位に入った、國學院大學4年生の浦野 雄平に的を絞り、内定した就職先や経歴、プロフィールをお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
浦野 雄平(うらの ゆうへい)、國學院大學の進路、就職先は?

それでは早速ですが、國學院大學4年生、浦野 雄平の就職先についてお伝えします。
浦野 雄平の内定した会社は、富士通です。
この富士通とはどのような会社なのでしょうか。
正式な会社名は「富士通株式会社」です。
日本の総合エレクトロニクスメーカーで、総合ITベンダーです。
ベンダーというのは販売店、販売会社のことですが、ITサービス提供の企業としては、2015年現在、国内1位で世界でも4位につけています。
通信システムや情報処理システムの製造・販売とそれらに関するサービスの提供を行っている会社です。
国境を超えて展開する、いわゆるグローバルにビジネスを展開中で、世界100カ国以上に約16万人の連結従業員と、3246億円を超える資本金を擁しています。
売上高も2015年時点で、4兆7000億円を超える、超大手企業です。
就職を希望する学生にも人気が高く、国内のIT業界・就職人気企業ランキングでは、メーカー部門では第2位にランクインするなどの人気を誇っています。
数多くのグループ会社があり、工場も全国に渡っています。
少し変わったところでは、協賛やスポンサーとしても富士通は力を入れています。
女子プロゴルフの冠スポンサーとして「富士通レディース」や出雲駅伝でも同じく冠スポンサーとして、長い間協賛しています。
囲碁の世界でも「世界囲碁選手権富士通杯」や、将棋でも「富士通杯達人戦」などで協賛しています。
もちろんスポーツ界でも長い間貢献していますが、特に富士通は陸上競技に力を入れています。
富士通陸上競技部は、1990年(平成2年)3月に、、それまで全国各地の事業所にあった陸上競技部を、千葉県千葉市美浜区に統合して創部しました。
その内容は長距離をはじめとして、短距離、跳躍などの一般種目や競歩なども行っています。
1992年(平成4年)のバルセロナ五輪から2016年(平成28年)のリオデジャネイロ五輪まで、7大会連続でオリンピック日本代表選手を輩出しています。
これは中々できないことですから、素晴らしいと思いますね。
特に北京五輪では男子4×100mリレーで2選手が銅メダルを、ロンドン五輪では当時の所属から8名が選ばれています。
これを見ても、富士通がいかに力を入れているかが分かる気がしますね。
それではここからは富士通陸上競技部のスタッフ、および陸上競技に所属している中・長距離走選手をご紹介します。
監督は、福嶋 正、部長は木脇 秀己、一般種目監督は佐久間 幸宏、駅伝監督は高橋 健一、競歩コーチは今村 文男と高野 善輝、中長距離コーチは井野 洋、長距離コーチは三代 直樹、中長距離選手は田中 佳祐、荻野 皓平、佐藤 祐輔、久我 和弥、中村 匠吾、潰滝 大記、松枝 博輝、横手 健、石井 秀昂、新安 直人、鈴木 健吾、大森 澪、塩尻 和也、下 史典、坂東 悠汰 などの選手が所属しています。
2020年の4月からは、この選手たちに国学院大卒の浦野 雄平が加わることになります。
早いうちに環境に慣れて、一日でも早く富士通の強力なメンバーになって、活躍をしてほしいと思います。
以上、ここまでは國學院大學4年生の浦野 雄平の就職先についてお伝えしました。
浦野 雄平の経歴、プロフィールは?
改めまして浦野 雄平の経歴、プロフィールを見ていきましょう。
浦野 雄平(うらの ゆうへい)は、1997年(平成9年)11月1日生まれで22歳です。
富山県氷見市の出身で、身長は167cm、体重は52kgの陸上競技長距離走選手です。
氷見市立氷見南部中学校時代は、野球が好きで野球部に所属していました。
その後、富山商業高等学校へ進学し、それ以来は陸上競技を始めたとのことです。
國學院大學へ進学し、早くも1年生の時から箱根駅伝に出場しました。
2017年には1年生で6区を走り、17位の成績に終わりました。
2018年には2年生で1区を走り、見事に2位を獲得しました。
2019年には3年生で5区を走り、こちらも山登りで見事に区間賞を獲得し1位に輝きました。
10月に行われた出雲駅伝では國學院大學の初優勝に大きく貢献しています。
今年の2020年第96回箱根駅伝に出場するにあたり、浦野雄平選手は2年連続5区での区間賞を狙うと宣言していました。
前回の5区では山の対策を一切行わずに「上りは休もうと思っていた」とのことで、スタート直後の平地と、ラスト5キロの下りでタイムを稼ぎました。
この山での経験をしたことで、今大会では背中やお尻、ハムストリングなどの体の背面強化に努めました。
「今回は上りで攻める。上りの選手として見てもらえれば」と強気に語っていました。
「山の神」というイメージ作りはできていて、日々のs練習では動画を必ず確認したそうです。
自分が走った際の動画を見たり、2005年~2007年の順天堂大の今井正人選手や2009年~2012年の東洋大の柏原竜二選手、さらには2015年と2016年の青山学院大の神野大地選手などの、動画を見て研究を重ねました。
どの地点が苦しいのか、それを十分に把握し、ポイントを押さえてよい走りにつなげたそうです。
「平常心で試合に臨むことが一番大事」とのことから、自分自身でルーティンを決めました。
身に着けるものすべてを左側から行う、靴の紐も左から結びました。
おなかを温めるために食事の際は汁物から頂く。
腸内環境を整えるためにとして、はちみつ入りのヨーグルトを毎夕欠かさないことなど、しっかり実践してきたそうです。
これらを実践してきたためかどうかわかりませんが、最後となった2020年度の箱根駅伝山登り5区では、1位の東洋大学の宮下隼人、2位の青山学院大学の飯田貴之選手に次いで、3位となる1時間10分45秒の区間新記録(3名共に区間新記録達成)という、素晴らしい活躍を見せてくれました。
この浦野選手の大活躍など他の選手も活躍をしたことにより、國學院大學は往路では往路新記録となる5時間22分49秒で、見事に第2位に入る大健闘をしましたね。
復路は1位の青山学院大学に次いで、1分33秒の差で2番目に6区の山下りに挑みます。
往路で頑張ったことを受けて、復路においてもぜひ頑張って、復路では逆転優勝をぜひ狙って欲しいと思っています。
今年の箱根駅伝大会では、往路では2区から5区まですべて区間新記録が生まれています。
これは過去にないくらいの素晴らしい成績で、大会関係者も大変驚いているそうです。
その一因として、ナイキの厚底シューズをはいて走る選手が増えていることも影響しているのではないか、との話題が持ち上がっているとのことです。
いずれにしても今大会は激しいデッドヒートが繰り返されそうな気がしますので、果たして復路では、どんな展開になるかがとても楽しみです。
私も今大会では國學院大學に注目している一人ですので、ぜひ頑張ってほしいと思います。
以上、ここまでは國學院大學4年生の、浦野雄平選手の経歴、プロフィールをお伝えしました。
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