楽天2020年の注目若手選手は誰?(野手編)【プロ野球】




2019年(令和元年)のプロ野球も、福岡ソフトバンクホークスの圧倒的強さで幕を下ろしましたが、来季こそと今は各球団で新人選手や、FAでの移籍選手などを確保して、新戦力になるために備えています。

高校野球で活躍したり大学リーグで活躍した選手や、社会人野球で活躍した選手も、これから来季はプロ野球で活躍しようと、準備に余念がありませんね。

ここからはパリーグで今季3位に入り、クライマックスシリーズに挑んだものの、下克上とはならずにソフトバンクホークスに負けてしまった、東北楽天ゴールデンイーグルスについて、注目される若手野手の選手について見ていきたいと思います。

どんな人材が出てくるかお楽しみですので、最後までごゆっくりお楽しみください。

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楽天2020年の注目若手選手は誰?(野手編)

それでは最初はこの選手をご紹介します。

小深田 大翔(こぶかた ひろと)

2019年楽天ドラフト1位指名のこの選手です。

小深田 大翔(こぶかた ひろと)は、1995年(平成7年)9月28日生まれで24歳です。

兵庫県佐用町の出身で身長は168cm、体重は68kgとプロ選手としては小柄な体格で、右投左打の内野手です。

野球を始めたのは利神小学校1年の時で、ソフトボールを始めました。

作用中学校へ進み、作用スターズというチームに所属しています。

高校は兵庫県の名門校である、神戸国際大付属高等学校へ進学し、2年の秋と3年の春、近畿大会に出場の経験があります。

8番二塁手、2番遊撃手としてそれぞれに先発で出場しました。

3年春には県大会で決勝戦まで進みましたが、惜しくも決勝で敗れたため、準優勝に終わっています。

夏の兵庫県大会では、まさかの初戦敗退を喫してしまいました。

高校卒業後、近畿大学に進学、1年春から即ベンチ入りを果たしました。

秋のリーグ戦ではサードでスタメンをつかみ、打率は0.409と好成績を収めています。

2年春からは二塁手として定着、2年遥人4年の春と秋の3度、ベストナインを受賞しました。

大学時代の4年間で、88試合に出場し、通算で107安打、打率は0.305、22個の盗塁を決める活躍をしています。

大学卒業後、大阪ガスに努め野球部に所属、1年目から遊撃手兼三塁手としてレギュラー入りしています。

夏の都市対抗戦では5試合に出て、2番遊撃手として出場、チーム初優勝に貢献する活躍を見せ、「若獅子賞」にも輝きました。

社会人野球最高の賞ですので素晴らしいことですね。

この活躍により2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルスから1位で指名され、契約金推定1億円、年俸推定1500万円で契約しました。

背番号は0を受けました。

小柄ながら打撃ではコンパクトに振り切りスイングではじき返すバッティングには、十分な破壊力があります。

スカウト陣からの評価は「走攻守そろった逸材で、ショートとセカンドの二遊間を守ってほしい選手。どこでも守れるユーティリティープレイヤーとして、大いに期待しています」

「将来はチームの中心となる選手で、足が持ち味なのでグラウンドを駆け巡ってほしいです」

以上のように語っています。

来季に即戦力としてかける期待が、かなり大きな選手ですね。

黒川 史陽(くろかわ ふみや)

続いてご紹介するのはこの選手です。

黒川 史陽(くろかわ ふみや)は、2001年(平成13年)4月17日生まれで18歳、右投左打の内野手です。

奈良県河合町の出身で、身長は182cm、体重は80kg、右投左打の二塁手です。

野球を始めたのは河合小学校1年生の時で、その後進んだ河合一中学校では、泉州阪堺ボーイズというチームに所属しています。

3年の時には「NOMOジャパン」にも選出されキャプテンを務めました。

高校は和歌山県の名門校である、智辯和歌山高等学校へ進学、1年春から即ベンチ入りし、5期にわたって連続甲子園出場の快挙を成し遂げています。

なかなか5期連続で出られる選手はいませんから、恵まれた選手だといえますね。

2年春の大会では準優勝を遂げました。

夏の大会は初戦で、滋賀県代表の近江高校に敗れてしまいました。

3年春の大会では明石商高校に負けてベスト8に留まっています。

3年夏の大会では延長14回タイブレーク導入で、石川県代表星稜高校に惜しくも敗れ、3回戦で敗退しました。

それらの活躍で2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルスから2位で指名され、11月4日に和歌山市内のホテルで契約金推定6000万円、年俸推定650万円で仮契約を結びました。

背番号は24を受けました。

黒川史陽の特徴は、何と言っても打撃力が優れていることです。

打てる大型の内野手として大いに活躍が期待されています。

人間としての魅力にあふれ人望も厚く、楽天の次世代を担うべく存在感を持っている選手です。

いずれは浅村栄斗の後継者となることは間違いありません。

来季は早いうちに1軍に上がって活躍して欲しい一人ですね。

期待したいと思います。

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武藤 敦貴(むとう あつき)

続いてはこの選手です。

武藤 敦貴(むとう あつき)は、2001年(平成13年)6月15日生まれで18歳、左投左打の外野手です。

福岡県北九州市の出身で、身長は179cm、体重は71kg、左投げ左打ちの外野手ですが投手もできる選手です。

北九州市立本城中学校の時は、フレッシュリーグ・若松ダイナマイトというチームに所属していました。

高校は都城東高等学校に進学、1年の秋から新チームで4番エースで、県4位で臨んだ九州大会では初白星を挙げています。

熊本で2位の九州学院との一戦では、7つの四死球で3-2で初めての完投勝利を挙げました。

続いて創成館高校との一戦では救援投手で登板しましたが、6つの四死球を当てるなどで1-8で負けてしまいました。

3年の夏の県大会では、小林西高校に3-4で惜しくも敗れベスト4で敗退しています。

2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルスから4位で指名され、契約金推定3000万円、年俸推定560万円で契約を結んでいます。

背番号は71を受けました。

武藤敦貴の特徴は、俊足で強肩、打力の3拍子揃った中堅手です。

打撃では思い切り振りきることで、通算20本塁打を放つ、パンチ力を秘めているため、クリーンアップに入れば、打点を稼げる打者ですね。

パンチ力といえば中堅122mを誇るSOKKENスタジアムで、バックスクリーンにたたき込む満塁本塁打が光っています。

東北楽天の大久保スカウトからは「高校生の中では身体能力が抜群で、3~4年後には外野手としてレギュラーの一角を担える選手になってほしい」とのコメントを受けています。

来シーズンから即1軍に出られるように、頑張ってほしい期待の選手です。

以上、ここまで東北楽天ゴールデンイーグルスの注目若手野手を、ご紹介してきました。

いずれの選手も東北の人たちに熱い思いを伝えることができる、素晴らしい選手たちばかりですので、大きな声で声援を送ろうではありませんか。

ガンバレ東北楽天ゴールデンイーグルス! 優勝は君たち若い選手がもぎ取ってほしい!



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