早いもので令和1年もあと少しで終わろうとしています。
今年はスポーツ界でも様々な動きがあった年ですね。
大きなところではラグビーワールドカップ日本大会が、ここアジアの地で初めて開催されました。
始まる前にはどこまで浸透するか気がかりでしたが、選手たちの活躍で、日本代表初のベスト8まで一気に駆け上りました。
今もその活躍が目に浮かんできますね。
一方プロ野球界でも、新しい人材がたくさん入ってきました。
ここからはヤクルトの注目若手選手で野手について、どんな選手が期待されているかを見ていきたいと思います。
どうか最後までご覧ください。
Contents
ヤクルト2020年の注目若手選手は誰?(野手編)
最初にご紹介するのは、この選手です。
塩見 泰隆(しおみ やすたか)

みやざきフェニックス・リーグで評価が上がった選手です。
塩見 泰隆(しおみ やすたか)は、1993年(平成5年)6月12日生まれで26歳です。
神奈川県相模原市の出身で、身長は179cm、体重は77kg、右投げ右打ちの外野手です。
野球を始めたのは相模原市立星が丘小学校の時からです。
軟式野球を始めました。
相模原市立中央中学校では、海老名リトルシニアというチームに所属していました。
高校は横浜市にある武相高等学校に進学しました。
2年の秋からレギュラーに定着し、3年の夏の神奈川県大会では、3番右翼手としてスタメンで出場しています。
準々決勝まで行きましたが、桐蔭学園高校と対戦し、延長12回2-3で惜しくも敗れ、甲子園には出られませんでした。
大学は帝京大学に進学しました。
1年の時から出場し、3年の春のリーグ戦では、打率0.279、17安打、1本塁打、11盗塁と活躍しました。
大学を卒業後はJX-ENEOSに入団しました。
1年目は怪我で出られませんでしたが、2017年の2年目からは1番中堅主としてスタメンで出場しました。
19試合に出場し、打率は0.282、1本塁打、10打点という好成績を残しています。
この活躍をプロ野球スカウト陣が注目し、2017年のプロ野球ドラフト会議では、東京ヤクルトスワローズから、4位で指名されました。
契約金は推定4500万円、年俸は推定1000万円で入団が決まり、背番号は9を受けています。
プロ入り後2018年度はファームで打率は0.306、4本塁打、10打点、8個の盗塁を決めています。
7月31日に一軍に昇格し、広島カープ戦で5番右翼手でデビューを果たしています。
しかしその後はヒットが出ず、25打席目の阪神戦で、ポテンヒットで2塁打を記録し、プロ初安打を記録しました。
その際「一生ヒットが打てないかと思っていたが、ヒットはヒットなので素直にうれしいです」とコメントを残しました。
2019年は前年同様開幕早々不振が続きました。
2軍では7月に月間MVPを受賞する活躍を見せました。
9月5日、一軍に昇格、18日の阪神戦で高橋遥人投手から、プロ入り初本塁打を放っています。
再度昇格した9月は好調が続きました。
「みやざきフェニックス・リーグ」に出場した塩見泰隆は、リーグ戦の16試合すべてに出場し、村上宗隆が記録した10本塁打に迫る、9本塁打と、打率も3割を超える活躍を見せました。
ヤクルトですが、2019年のセリーグでは最下位に沈んでしまいました。
原因の一つとして考えられることは、ヤクルト外野陣の高齢化です。
バレンティンや青木宣親、雄平など全員が35歳以上となった今、若手選手の台頭が望まれています。
塩見選手にとっても、今が絶好のチャンスでもありますから、右打の外野手が不在でもあるので、追い風になっています。
来季こそ、一軍に定着して大いに活躍をしてほしい選手ですね。
期待したいと思います。
武岡 龍世(たけおか りゅうせい)

続いてご紹介するのはこの選手です。
武岡 龍世(たけおか りゅうせい)は、2001年(平成13年)5月28日生まれで18歳です。
徳島県吉野川市の出身で、身長は178cm、体重は77kg、右投げ左打ちの内野手(遊撃手)です。
高校は青森県の名門校である、八戸学院光星高校に進学、高校入学時から「坂本勇人2世」と呼ばれていたそうです。
入学したその年の春から、即ベンチ入りを果たしました。
走攻守と三拍子そろった逸材で、特に走塁のセンスは群を抜いており、50m走を5秒9で走る能力の持ち主です。
1年の時から遊撃手として常に試合に出場しています。
左打席からのバッティングには非凡なものがあり、広角に打ち分けることと、変化球に対してもバッティングが崩されないということです。
おそらく来季は早々に1軍に定着し、正遊撃手として活躍する日もそう遠くない気がしますね。
大いに期待の持てる内野手です。
中山 翔太(なかやま しょうた)

続いてはこの選手です。
中山 翔太(なかやま しょうた)は、1996年(平成8年)9月22日生まれで23歳です。
大阪府大阪市の出身で、身長は185cm、体重は95kgの恵まれた体格で、右投げ右打ちの内野手兼外野手です。
野球を始めたのは大阪市立城星小学校の時で、軟式野球を始めました。
大阪市立本庄中学校では、東成シニアというチームに所属していました。
高校は大阪府の名門校である履正社高等学校に進学、2年の秋からベンチ入りを果たしています。
近畿大会では4番レフトで先発出場し、ベスト4まで進みました。
2014年の第86回選抜高校野球大会に出場、決勝まで進出しましたが、龍谷大平安高校との対戦では、惜しくも敗れてしまい準優勝になっています。
大学は法政大学に進学、2年の春から出場しました。
東京六大学では通算64試合に出場、248打数76安打で打率は0.306、11本塁打、47打点を記録する活躍を見せました。
この活躍で2018年のプロ野球ドラフト会議では、東京ヤクルトスワローズから、2位で指名され年俸推定1300万円で仮契約後、入団しました。
背番号は8を受けています。
趣味としてはウエイトトレーニングがすくだそうで、愛称はお笑い芸人の「なかやまきんに君」だそうです。
ルーキーイヤーとして今シーズンは35試合に出場、97打数28安打で打率は0.289、5本塁打、14打点の活躍を見せました。
打席でも「きんに君」のあだ名のような、パンチのある打撃が売り物です。
特に長打力がありますから、近い将来はクリーンアップも任せられるような選手になってもらいたいと思います。
村上 宗隆(むらかみ むねたか)

ところで、過去においてヤクルトスワローズは、監督が交代した年には「大きく順位を上げる」とのジンクスがあるとのことです。
2015年の真中満監督が就任した際、前年度最下位からリーグ優勝を果たしています。

2018年にも小川淳司監督が就任したときも、最下位から2位に躍進しています。

来季は高津臣吾新監督が指揮を執ることになっていますので、今まで同様最下位から一気に優勝ということも、決して夢ではありません。

その期待を実現させるのも、今までご紹介して来た若手の右打外野手ではないでしょうか。
バレンティン選手が抜けてしまったヤクルトにとっては、塩見選手が大きなカギを握ることになりそうな気がします。
いずれにしてもヤクルトファンにとっては、来季が大いに楽しみになりますね。
期待して見ていきたいと思います。
以上、ここまでは東京ヤクルトスワローズの注目される若手野手について、ご紹介しました。
皆さんで若い力を応援して行きましょう。
頑張れ東京ヤクルトスワローズ! 優勝のカギは君たち若手に掛かっている!
コメントを残す