2019年も残すところあとわずかとなりました。
プロ野球界では、現在今年を振り返り慰労会などで、心身の疲れをいやしている所だと思います。
残念ながら今季もBクラスに甘んじた中日ドラゴンズですが、来季にかける意気込みを感じる今日この頃です。
ここからはその中日にあって注目されている選手、今回は野手について見ていきたいと思います。
どんな選手が登場しますか、楽しみに見ていきたいと思います。
最後までごゆっくりご覧ください。
中日2020年の注目若手選手は誰?(野手編)
最初にご紹介するのはこの選手です。
根尾 昂(ねお あきら)

鳴り物入りで2018年のドラフト会議を沸かせた、あの大阪桐蔭高校卒の根尾昂です。
改めてプロフィールと経歴をお伝えします。
根尾 昂(ねお あきら)は、2000年(平成12年)4月19日生まれで19歳です。
岐阜県飛騨市の出身で、身長は177cm、体重は80kg、右投左打の遊撃手です。
野球を始めたのは飛騨市立河合小学校2年生の時で、「古川西クラブ」というチームに入り野球を始めました。
主に守ったのは、投手と三塁手でした。
飛騨市立古川中学校に進み「飛騨高山ボーイズ」というチームに所属し、ここでも投手と遊撃手を務めています。
すでに3年時には最速で146km/hを出すほどの投手であり、周囲からは「スーパー中学生」とも呼ばれていました。
高校は大阪にある名門中の名門校「大阪桐蔭高等学校」に進学、1年の夏にはベンチ入りを果たしています。
2年の春から主力選手として、投手や遊撃手、さらには外野手と何でもこなすほどの実力を発揮しました。
4季連続での甲子園出場を果たしています。
何と2年春と3年春と夏には、全国優勝3連覇の偉業を成し遂げ、大いに貢献しています。
これは素晴らしいことで、なかなか他には存在しませんね。
同学年には藤原恭大や柿木蓮、横川凱などがいて「大阪桐蔭最強の世代」ともいわれているほど強いチームでした。
その活躍ぶりは多くのファンの関心を呼び、2018年のプロ野球ドラフト会議では、何と4球団から1位指名を受けています。
抽選の結果、地元の中日ドラゴンズの与田剛監督が、見事に交渉権を引き当てました。

その瞬間、会場には大きな歓声とどよめきが起こりましたね。
与田監督は右手を大きく上げて、喜びを満面に表しました。
11月4日、契約金推定1億円、出来高5000万円、年俸推定1500万円で仮契約を結んでいます。
背番号は7を受けました。
記者会見の席では「ポジションは、ショート一本でいかせてくださいとお願いしました」と語っています。
2019年の開幕を前にした1月には、肉離れを起こしました。
さらに4月16日に行われた、ウエスタンリーグの阪神戦では、守備の際左手人差し指を負傷してしまうアクシデントがありました。
そのためしばらくは静養せざるを得ませんでしたが、9月29日の一軍での阪神戦で、7回表から遊撃の守備で初出場しています。
シーズンオフにはみやざきフェニックス・リーグに出場、秋季キャンプでは外野守備にも取り組んでいます。
根尾 昂の打者としての特徴は、広角に打ち分ける積極的打撃と、打席において対応力にも優れており、高校時代には通算32本塁打、足も速く50m走では6秒0を、三塁までの到達時間は11秒07を記録するなど、多彩な能力を持っています。
投げても最速150km/hを記録するなど、一時は二刀流として活躍しました。
春の選抜大会では史上初となる2年連続優勝投手に輝いています。
素晴らしい才能でまさにびっくりですね。
来シーズンの大いなる活躍を期待したいと思います。
石川 昂弥(いしかわ たかや)

次にご紹介するのはこの選手です。
石川 昂弥(いしかわ たかや)は、2001年(平成13年)6月22日生まれで18歳です。
愛知県半田市の出身で、身長は185cm、体重は90kgという恵まれた体格の、右投げ右打ちの三塁手です。
野球を始めたのは小学2年生の時で、「ツースリー大府」というチームに入って始めました。
6年の時には中日ドラゴンズジュニアにも選抜されました。
中学に進み今度は「知多ボーイズ」というチームに所属し、3年時には「NOMOジャパン」にも選出され、ロサンゼルスへの遠征も経験しています。
高校は愛知県の名門校である東邦高等学校へ進学、1年春から即ベンチ入りを果たしています。
2年の春には第90回記念センバツ高校野球大会に出場し、三塁手でスタメンで出ています。
3年の春にも選抜大会に出て、全5試合に先発で投げて、すべて勝利を飾っています。
夏の愛知県大会では、2回戦で敗退しました。
その後行われた第29回U-18ワールドカップでも日本代表メンバーに選ばれ、全8試合では4番を任され24打数8安打、打率0.333、1本塁打、9打点を挙げる好成績を残しています。
これらの活躍でプロ野球スカウト陣に注目され、2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議では、オリックス、中日、ソフトバンクの3球団から1位で指名され、抽選の結果中日が交渉権を獲得しました。
石川 昂弥の打者としての特徴ですが、高校通算55本塁打という素晴らしい長打力が大きな武器です。
守備に関しても大柄な割に俊敏で堅実な動きで、スローイングについても精度が高いとの評価を得ていますね。
投げる方でも最速で144km/hを記録するなど、強肩を誇る選手です。
来シーズンの速いうちの1軍定着を目指しています。
中日ドラゴンズにとっては、今後欠かせない内野手として大いに活躍を期待したい選手です。
郡司 裕也(ぐんじ ゆうや)

次にご紹介するのはこの選手です。
郡司 裕也(ぐんじ ゆうや)は、1997年(平成9年)12月27日生まれで21歳です。
千葉県市原市の出身で、身長は180cm、体重は83kgと恵まれた体格で、右投げ右打ちの捕手です。
市原市立水の江小学校2年生の時から、「ちはら台ファイターズ」というチームに入って野球を始めました。
市原市立台南中学校3年の時には、日本リトルシニア全国選抜野球大会に出場し、捕手としてベストナインにも選ばれ、見事に優勝に貢献しています。
高校は宮城県の名門校である仙台育英高等学校へ進学、1年の秋からベンチ入りを果たしています。
2年の秋には4番で正捕手として出場し、宮城県東北大会で優勝に貢献しました。
3年になると春、夏共に甲子園に出場、夏の2回戦では見事に本塁打を放つ活躍を見せました。
大学は慶應義塾大学へ進学しました。
1年の春からリーグ戦に出場、秋から正捕手になり2年の春には打率が0.345という好成績を残し、ベストナインにも選出されています。
3年の春、4番打者でdふぁりつが0.365の好成績でリーグ優勝に貢献、ベストナインにも再び選ばれました。
これらの活躍ぶりに、プロ野球スカウト陣も注目、2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議では、中日ドラゴンズから4位で指名されました。
久しぶりの大型捕手で、打撃力のある選手が中日に入りましたね。
来シーズンは早々から1軍に定着し活躍してくれる気がします。
大いに期待したい選手です。
一用、ここまで中日の2020年度注目されている若手野手のご紹介をしましたが、いかがでしょうか。
来季こそAクラスはもちろんのこと、優勝も決して夢ではありません。
皆さんで大きな声で声援を送ろうではありませんか。
ガンバレ中日ドラゴンズ! 優勝は君たち若手選手に掛かっている!
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