注目された2019年度のプロ野球ドラフト会議では、各球団がほぼ希望していた選手を指名できたようですね。
特に注目されたのは、過去になかったような高校生だけを指名した阪神タイガースではなかったでしょうか。
とかく即戦力となる選手の指名が優先される中にあって、阪神は4年ないしは5年後のプロ定着を目指す選手たちを、指名してきたことになります。
そこでここからはその阪神タイガースの注目されている若手選手で野手を中心に、最新情報を見ていきながらご紹介したいと思います。
どうか最後までじっくりご覧いただきたいと思います。
阪神2020年の注目若手選手は誰?(野手編)
それでは早速この選手からご紹介します。
井上 広大(いのうえ こうた)

最初はこの選手からご紹介します。
井上 広大(いのうえ こうた)は、2001年(平成13年)8月12日生まれで18歳です。
大阪府大東市の出身で、身長は187cm、体重は97kgという恵まれた体格の、右投げ右打ちの外野手です。
野球を始めたのは大東市立南郷小学校2年生の時で、「ANTブルージェイズ」というチームに入りました。
ソフトボールのチームで、その後大東市立南郷中学校へ進み、そこで野球に転向、「東大阪シニア」というチームに所属し、捕手を務めました。
高校は大阪府の名門校である履正社高等学校へ進学、外野手として1年の夏からベンチ入りを果たしています。
2年の夏は北大阪大会準決勝で、あの根尾昂や藤原恭大らを擁する大阪桐蔭高校と対戦、9回まで1点リードしましたが、2死で走者なしから、まさかの逆転負けを喫し、甲子園にはあと一歩及びませんでした。
悔しい思いを胸に秘め、厳しい戦いの末に3年の夏には、ついに甲子園出場を果たしました。
その甲子園大会では、26打数10安打、打率0.385、3本塁打で14打点という素晴らしい成績を収めました。
特に印象に残った試合は、石川県代表の星稜高校との決勝戦でした。
好投手の奥川恭伸投手から、見事に3ランホームランを打つ活躍で、履正社高校としては、史上初の甲子園優勝を成し遂げています。
高校3年間では通算49本塁打を放つ活躍で、2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議では、阪神タイガースから2巡目で指名を受けました。
契約金は推定で6000万円、年俸は推定720万円で契約を結んでいます。
背番号は32を受けました。
井上 広大の特徴は、恵まれた体格から繰り出すパワー満点の打撃です。
それと共に肩も強く、遠投115mで足も速く50m走で6秒3を誇っています。
阪神タイガースはこのところ長距離打者が少ないため、得点力が下がっていましたので、来季は井上 広大の長打力に大いに期待がかかっていますね。
いずれは阪神のクリーンアップで4番を任せられる選手になることは、間違いありません。
とても楽しみな選手です。
遠藤 成(えんどう じょう)

次にご紹介するのはこの選手です。
遠藤 成(えんどう じょう)は、2001年9月19日生まれで18歳です。
秋田県にかほ市の出身で、身長は178cm、体重は84kg、右投げ左打ちの内野手です。
野球を始めたのはにかほ市立平沢小学校3年生の時で。「平沢野球スポーツ少年団」というチームに入りました。
にかほ市立仁賀保中学校へ進み。「本荘由利リトルシニア」というチームに所属しました。
主に投手を務めています。
高校は神奈川県の名門校である、東海大相模高校に進学し1年春から即ベンチ入りを果たしています。
秋季大会では完投勝利を挙げ、2年春には選抜大会でもリリーフで登板しています。
3年の夏には神奈川県代表として甲子園大会に出場、背番号6を付けて初戦の近江高校戦で先発登板し、7回と1/3を投げて2安打、8奪三振、1失点の好投で、勝利を挙げました。
しかし3回戦で、岐阜県代表の中京大中京高校に敗退しました。
その後行われた第29回2019WBSCワールドカップ U-18に日本代表で選出されました。
9試合中7試合に出て、主に左翼手としてプレーをしましたが、打率は1割台にとどまりました。
高校3年間で通算45本塁打を放ちました。
この活躍で2019年10月17日に行われた、プロ野球ドラフト会議では、阪神タイガースから4巡目で指名され、契約金は推定4000万円、年俸は推定500万円で契約しました。
背番号は45を受けました。
遠藤 成の特徴は、高校通算45本塁打という打撃力と、守備でも遊撃手として最速145km/hという肩の強さをいかんなく発揮しています。
守備範囲も広いことから、将来はセンターラインを任せられる選手となることが予想されます。
とても楽しみな選手の一人ですね。
藤田 健斗(ふじた けんと)

そして次はこの選手です。
藤田 健斗(ふじた けんと)は、2001年(平成13年)10月18日生まれで18歳です。
滋賀県長浜市の出身で、身長は173cm、体重は73kg、右投右打の捕手です。
野球を始めたのは長浜市立高月小学校2年生の時でした。
長浜市立高月中学校へ進み、「滋賀ユナイテッドジェイボーイズ」に所属しました。
高校は岐阜県にある名門校の中京学院大学中京高等学校に進学、1年春から即ベンチ入りを果たしました。
秋には4番で捕手を務めています。
2年の秋には新チームで主将に選ばれました。
3年の夏には甲子園大会に出場し、捕手として投手をうまくリード、4番打者では15打数7安打、打率0.467という好成績で、初のベスト4入りを果たしています。
高校3年間では通算23本塁打を放っています。
その活躍が認められ、2019年10月17日のプロ野球ドラフト会議では、阪神タイガースから5巡目で指名され、契約金は推定3000万円、年俸は推定500万円で契約を結びました。
背番号は59を受けました。
藤田 健斗の特徴ですが、捕手としてフットワークがよく、二塁への送球も最速1.79秒という速さです。
正確なスローイングは特に定評であり、各投手の長所をいかに引き出すかを考える、「インサイドワーク」にも長けている選手です。
高校時代には3年の春に、U-18日本代表として、あの佐々木朗期希投手からの最速163km/hの直球を受けています。
その時の感想として「目も体も追いつかなかったです。怖かった」と語っています。
阪神タイガースとしては、梅田選手に次ぐ正捕手としての活躍を、心待ちにしていると思います。
早くプロ生活に慣れて、打撃力のある捕手として大いに活躍をしてほしいと名がっています。
以上、ここまで阪神タイガース期待の若手野手について、お伝えしました。
どの選手もこれからの若虎としてタイガースを引っ張ってほしいと思います。
そこで必要なのは皆さんの大きな声援ですね。
大きな声でエールを送りましょう。
ガンバレ阪神タイガース! 優勝目指して最後まで頑張れ、若手選手たち!
コメントを残す