2019年度のパリーグ2連覇を達成した、埼玉西武ライオンズですが、クライマックスシリーズでは、福岡ソフトバンクホークスに再び敗れ、日本シリーズには進出できませんでした。
さすがに2年連続で敗れてしまったことは、ショックが大きいのではないかと思います。
来季こそはパリーグ制覇と日本シリーズへ出られるように、監督はもちろん選手たちも心に秘めていることと想像できますね。
ここからはその埼玉西武ライオンズの注目されている若手選手、投手陣に的を絞ってお伝えしたいと思います。
どうか最後までご覧ください。
西武2020年の注目若手選手は誰?(投手編)
それでは早速、西武ライオンズの注目若手投手をご紹介します。
最初はこの選手をご紹介します。
齊藤 大将(さいとう ひろまさ)

齊藤 大将(さいとう ひろまさ)は、1995年(平成7年)6月3日生まれで24歳です。
東京都江戸川区の出身で、身長は178cm、体重は75kg、左投げ左打ちの投手です。
野球を始めたのは小学1年生の時で、清新ハンターズという軟式野球チームに入ってプレーをしました。
中学では城東ボーイズに所属しています。
高校は名門、神奈川県の桐蔭学園高校に進み、1年の時からベンチ入りを果たしました。
在学中の3年間は、残念ながら甲子園には出場できませんでした。
その後明治大学へ進学、1年から中継ぎとしてリーグ戦に出ています。
4年の時にエースとなって9月30日の立教大学戦では、11奪三振で見事に完投勝利を飾っています。
その年には3勝を挙げる活躍で、ベストナインにも選出されました。
大学時代の通算成績は、52試合に登板し、11勝4敗、153回の登板回数で、146奪三振を挙げ、防御率は2.24という好成績でした。
その活躍でプロのスカウト陣から注目され、2017年10月26日のプロ野球ドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから1位で指名されました。
契約金は推定で1億円、年俸は推定で1500万円で入団しました。
背番号は19に決まりました。
左のサイドスローということで、直球の最速は146km/h、変化球はスライダーとスクリューボールを投げることができます。
入団後の成績は、2018年度には16試合に登板し、1勝3敗、奪三振は10、自責点は13で防御率は7.02でした。
2019年度には9試合に登板し、0勝0敗、奪三振は7、自責点は8で防御率は6.75でした。
おそらくこの結果は本人にとっては、満足できなかったことと思います。
アメリカシアトルにある「ドライブライン・ベースボール」に、他の若手5投手と共に、11月4日から29日まで派遣されることが西武から発表され、実施されました。
投球フォームを分析し、投手にとって最適なメニューで球速のアップなど技術的向上を目指しました。
来シーズンにはここで得られた成果が出るよう、大いに期待したいと思っています。
宮川 哲(みやがわ てつ)

続いてご紹介するのはこの選手です。
宮川 哲(みやがわ てつ)は、1995年(平成7年)10月10日生まれで24歳です。
奈良県生駒市の出身で、身長は177cm、体重は83kg、右投げ右打ちの投手です。
生駒市立生駒南中学校時代は「生駒ボーイズ」に所属して、外野手としてプレーをしました。
この時には、「堺ビックボーイズ」に所属していた、現西武ライオンズの森友哉と対戦しています。
森友哉はその時は投手でした。
高校ですが、山形県にある東海大山形高校に進みました。
3年の夏には背番号18を付け、エースとしてプレーをしましたが、その時には県大会でベスト8どまりに終わっています。
その後上武大学へ進学、卒業しましたが、その時にはドラフト会議では、どの球団からも指名されませんでした。
大学卒業後、川崎市にある社会人野球の東芝に入社しました。
その社会人野球での活躍により、2019年10月17日に行われた、プロ野球ドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから1位で指名を受けました。
11月12日に仮契約を結び、契約金は推定で1億円プラス出来高5000万円、年俸は推定で1600万円ということです。
埼玉西武ライオンズとしては、今季の投手成績があまり奮わなかったことで、来季以降の投手陣強化を図るという意図が、はっきり出ていたようですね。
打撃部門では他の球団を圧倒していますので、投手陣の踏ん張りが、より期待される気がします。
その点では社会人野球出の宮川 哲であれば、即戦力になることがより期待されるのではないでしょうか。
来シーズンは、早いうちから一軍入りを目指してほしいと思います。
松岡 洸希(まつおか こうき)

続いてはこの選手です。
松岡 洸希(まつおか こうき)は、2000年(平成12年)8月31日生まれで19歳です。
埼玉県桶川市の出身で、身長は179cm、体重は83kg、右投げ右打ちの投手です。
野球を始めたきっかけは、お父さんが神宮球場で青木宣親の活躍ぶりを見て、桶川市立朝日小学校1年生の時から始めたとのことです。
当時は「浦和ビッグウェイブ」というチームに所属しています。
桶川中学校を経て高校は、埼玉県立桶川西高等学校へ進学しました。
最初の内は三塁手としてプレーをしましたが、チーム事情により投手も兼任するようになりました。
球速も徐々に上がり110km/hだったものが、監督やコーチの指導で、最速で143km/hまで記録するようになったそうです。
高校在学中は甲子園に出場できませんでしたので、プロ野球ドラフト会議では、どの球団からも指名されませんでした。
自分自身も体が大きくなってきたことや、大学から社会人まで行くとなると、7年間も掛かってしまうことから、独立リーグ(BCリーグ)入りを目指しました。
その結果、高校卒業後は埼玉武蔵ヒートベアーズに入りました。
ヒートベアーズに入ってからは、10月になって肘を痛めたことで、監督や投手コーチの指導の下、オーバースローからサイドスローに転向したところ、才能が開きました。
9月には最速で149km/hまで直球を投げられるようになりました。
32試合に登板し、27回と2/3の登板で0勝2敗、防御率は3.58でしたが、奪三振が33を記録しました。
この活躍でプロのスカウト陣から注目され、2019年のプロ野球ドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから3巡目で指名されています。
11月13日に契約金が推定で4500万円、年俸は推定で750万円で入団に合意しました。
投手としての特徴は、元ヤクルトにいた林昌勇を参考にしたサイドスローのフォームです。
この選手も来季の西武投手陣では注目されると思います。
以上、ここまでは埼玉西武ライオンズの、2020年注目投手陣について、お伝えしました。
今年も残すところわずかとなりましたね。
来年は東京五輪大会が始まりますが、プロ野球もそれに負けないくらい、熱い戦いを繰り広げることを期待しています。
そしてまた来年も埼玉西武ライオンズのパリーグ優勝と、日本一を獲得するよう、皆さんで声援を送ろうではありませんか。
ガンバレ埼玉西武ライオンズ! 優勝は君たち若手投手たちに掛かっている!
コメントを残す