広島2020年の注目若手選手は誰?(投手編)【プロ野球】




2019年度のプロ野球では、セリーグ4連覇がかかっていた広島カープですが、惜しくも優勝できませんでした。

他の球団と比べても、若手育成では定評のある広島です。

この度、広島の監督に決まった佐々岡真司は、今後に向けて、どのような構想を練っているのでしょうか?

コーチ陣では今年で引退をした赤松真人外野守備走塁コーチを始め、永川勝浩投手コーチなど広島ファンにとっては、おなじみのメンバーが揃いました。

新規まき直しを図るカープにあって、これからは今まで以上に若手選手の育成に重点を置いていくことになるでしょう。

2020年に向けて広島カープの注目若手選手、その内の投手について、どんな選手がいるのでしょうか。

若きカープに期待される人材を追って、楽しみに見ていきたいと思います。

最後までごゆっくりご覧ください。

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広島2020年の注目若手選手は誰?(投手編)

早速ですが広島の2020年若手期待投手をお伝えします。

山口 翔(やまぐち しょう)

最初にご紹介するのは、山口 翔投手です。

今シーズンは1軍戦で1勝を挙げる活躍をしました。

山口 翔(やまぐち しょう)は、1999年(平成11年)4月28日生まれで20歳です。

熊本県の出身で身長は181cm、体重は75kg、右投げ右打ちの投手で背番号は47です。

熊本県熊本市で生まれましたが、本人が2歳の時に広島市内に引っ越しました。

野球は小学4年生の時からで、軟式野球チームの「高陽スカイバンズ」で始めました。

そして6年生になったときに熊本市に戻っています。

当時、少年野球クラブでは、投手と遊撃手の兼任だったそうです。

その後熊本市立日吉中学校に進み、軟式野球を始めています。

高校は熊本県立熊本工業高校で、1年の秋から背番号10を付けベンチ入り、2年の春から背番号1をもらい、以来エースとして活躍しました。

熊本県大会では2年生の秋季大会で準優勝を果たしました。

3年の春には第89回選抜大会で甲子園に出場しましたが、初戦で智弁学園高校に0-9で敗れました。

その後プロ志望届を提出、2017年(平成29年)10月26日のドラフト会議では、広島東洋カープから2位で指名を受け、11月6日仮契約を結んでいます。

それではここまでの成績を見てみたいと思います。

2018年度2軍での成績は、防御率 6.43 / 登板 5 / 勝利 1 / 敗北 2 / セーブ 0 / 投球回数 21 / 四死球 16 / 奪三振 19 / 自責点 15 という結果でした。

2019年度2軍での成績は、防御率 4.42 / 登板 16 / 勝利 6 / 敗北 6 / セーブ 0 / 投球回数 93と2/3 / 四死球 43/ 奪三振 57/ 自責点 46 という結果でした。

2019年度1軍での成績は、防御率 4.85 / 登板 9 / 勝利 1 / 敗北 3 / セーブ 0 / 投球回数 26 / 四死球 16/ 奪三振 21/ 自責点 14 という結果でした。

この山口 翔の特徴は、関節の可動域が柔らかくて、しなりのある右腕から投じられる最速151km/hの直球は、伸びがあります

変化球はスライダーを中心にして、カーブやフォークを織り交ぜるなどの投球を見せてくれます。

今後は直球の速度をもう少し高めると共に、変化球もあと1種類くらい覚えれば、打者にとっては打ち辛い投手になると思います。

来季は、より高い期待ができる選手だと思います。

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遠藤 淳志(えんどう あつし)

続いてご紹介するのは、遠藤 淳志投手です。

今シーズンは1勝1敗1セーブを挙げています。

遠藤 淳志(えんどう あつし)は、1999年(平成11年)4月8日生まれで20歳です。

茨城県の出身で身長は184cm、体重は74kg、右投げ右打ちで背番号66の投手です。

野球は小学1年生の時に始めました。

4年生の時から投手として活躍しています。

土浦市立新治中学校を経て、高校は私立霞ヶ浦高等学校に進学しました。

1年の夏にチームは甲子園に出場しましたが、当時はベンチ入りできませんでした。

2年生の秋からエースとしての活躍が期待されたのですが、夏休み中に右手の甲を怪我してしまい、調整が遅れて登板できませんでした。

3年の夏は県大会で決勝戦まで進みましたが、土浦日大との熱戦の末、200球を超える力投をしましたが、延長15回で惜しくも敗れ、甲子園にはあと一歩で出られませんでした。

2017年のプロ野球ドラフト会議では、広島東洋カープから5巡目で指名を受け、11月7日に仮契約を結びました。

2018年度2軍での成績は、防御率 2.25 / 登板 4 / 勝利 0 / 敗北 1 / セーブ 0 / 投球回数 20 / 四死球 5 / 奪三振 8 / 自責点 5 という結果でした。

2019年度2軍での成績は、防御率 3.07 / 登板 14 / 勝利 3 / 敗北 1 / セーブ 0 / 投球回数 58と2/3 / 四死球 19/ 奪三振 51/ 自責点 20 という結果でした。

2019年度1軍での成績は、防御率 3.16 / 登板 34 / 勝利 1 / 敗北 1 / セーブ 1 / 投球回数 42と2/3 / 四死球 26/ 奪三振 38/ 自責点 15 という結果でした。

これを見ますと高卒でありながら、1軍での成績も良く、救援陣の一角にも食い込んでいることが分かります。

当時2軍の投手コーチだった佐々岡新監督は「腕のしなりが良い。自分たちの世代でいえば、伊藤智仁(元ヤクルト)くらいに見えた」と語っています。

 

 

担当スカウトからも「球持ちがよくてしかも体のバランスが良い。体格がもっと大きくなれば、さらに速い球を投げられる」と、その潜在能力を高く評価しています。

本人は球団OBの黒田博樹にあこがれを抱き「5年後、10年後にはカープを代表する投手に、最終的には日本のエースになれるよう土台を積んでいきたいです」と力強く語っています。

広島カープにとっては、何よりも心強い投手であるといえますね。

来季も大いに期待したいと思います。

以上、ここまでは2020年に期待する広島の若手投手について、お伝えしました。

いよいよ来年は東京五輪が開催されます。

そのため両リーグでは開幕日が例年よりも前倒しになるとのことです。

そのためこれからのシーズンオフで、いかに体を鍛えて開幕に間に合うよう調整をするかが、各選手たちにとっては重要になります。

来季こそ今シーズン味わった屈辱を晴らさんものと、今、カープのメンバーは一層燃えています。

皆さんで若いカープの選手を、大きな声で応援しようではありませんか。

頑張れ広島カープ! 優勝目指して躍進を!

 

 

 

 



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