稀勢の里の断髪式はいつ?どこで?大銀杏はどうなるの?




日本の大勢の大相撲ファンたちから絶大な応援を受けて、苦しみながら最後まであきらめずに土俵上で頑張ってきた、元横綱稀勢の里関(荒磯親方)(32歳)は、ご承知の通り今場所4日目の1月16日早朝に、ついに引退を発表しましたね。
 
唯一の日本人横綱としてみんなで一生懸命応援を繰り返してきましたし、本人も精いっぱい頑張って土俵を務めてきたわけですが、ついに力尽きてしまった感じです。
 
これで横綱はモンゴルの2人になってしまったわけで、寂しい気持ちがいっぱいなのは多くの日本人が思っていることだと思います。
 
そこで気になることは、引退した力士が断髪式を行うことが通例となっていますが、元稀勢の里関の場合はどうなっているかを探ってみました。
 

 

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元横綱稀勢の里の断髪式はいつ?

最新情報(報道)によりますと、今年の秋場所後9月29日(日)に両国国技館で行われるのではないか、とのことです。
 
この9月29日は先代の故鳴門親方(元横綱 隆の里 俊英)の誕生日ということですが、厳しかったがとても慕っていた親方と稀勢の里の、強い絆、師弟関係を私たちにいつまでも思い出させてくれる日に行われることに因縁を感じます。
 
さっそく日本相撲協会の八角理事長や審判部・巡業部などへ挨拶周りをされたということです。
 
そして、いつ荒磯親方としてデビューをするかですが、これも報道によりますと、2月9日に行われる、NHK福祉大相撲からになりそうであるということでしたが、どんな役を仰せつかるか見どころですね。
 
きっと初々しい新親方の素顔が見られると思いますが、頑張ってほしいと思っています。

 

 

元横綱稀勢の里の断髪式はどこでやる?

断髪式は東京両国国技館で行われる予定です。
 
断髪式は通常通り取り大相撲の取り組みもありますから、おそらく大勢の相撲ファンが最後に元横綱稀勢の里を見たくて1万人を超える観客が予想されています。
 
平成の30年間に引退した力士は11人目だそうで、初場所の限ってみれば旭富士、曙、貴乃花、朝青龍に続いて4人目となります。
 
 

元横綱稀勢の里の大銀杏はどうなる?

大銀杏の行先が気になるところですが、通常はプラスチックケースに入れて保管するとのことです。
 
また大銀杏を切り落とした後の親方としての髪型ですが、普通はオールバックにする場合が多く、中には頭を剃ってスキンヘッドにする人も中にはいるようですね。
 
特に決まりというものはないため、親方の好みで自由に決められるとのことですが、元稀勢の里関はどんな髪型になるのか注目したいところです。
 
私の予想では、オールバックにするのではないか、と思っていますが、きっとスーツ姿になっても、かっこよさは今までと変わらなく人気となるでしょうね。
 
しかし、こんなに早く稀勢の里関が引退するなんて、いったい誰が予想できたでしょうか?
 
横綱には勝たなければならないというプレッシャーが、重くその両肩に押し寄せてくることも事実です。
 
負けが込んで勝てなくなったら後に残るのは「引退」の二文字だけと言われています。
 
しかし私はこう思います。
 
どんなに勝てなくても、そこに残っているだけでもいいんじゃないか、なぜ引退しなくてはいけないの?という単純な疑問です。
 
それは最高の地位で甘えてしまうような横綱であってはいけませんが、稀勢の里関の場合は大きなけがが原因だったはずです。
 
いくら規則がそうであっても人間誰でも病気やけがはついて回るものです。
 
決して避けて通ることはできないはずですから、もう少し人間的な処置を考慮した方がいいのではないかと思います。
 
特に19年ぶりに日本人横綱として頑張ってきた稀勢の里関の場合は、日本人のおおくのファンの願いが込められているはずです。
 
外国人力士ばかりが優勝を繰り返している現状ですから、そろそろ日本人横綱にも優勝してほしい気持ちでいっぱいだと思います。
 
横綱の中にはその態度が傲慢で強さをひけらかしている力士が存在しています。
 
何度も優勝を繰り返すような力士は当然おごり高ぶりが出てきて、自分が大将みたいな気分だろうと思います。
 
でもそんな横綱ばかりではちっとも面白くない。
 
謙虚な姿勢があって初めて真の横綱といえると思います。
 
ですから最後の引退を発表した記者会見で、質問をしていた記者や同席をしていた多くの放送関係や新聞記者、カメラマンなど見ていた人たちが、記者会見が終わって稀勢の里関があいさつを終えた後、一斉に大拍手が起こったことが、それを十分物語っていると思いました。
 
そして代表して一人の記者から花束が稀勢の里関に手渡された時、感極まって涙を流す記者も結構いたと聞いています。
 
過去にこれほど感動した引退記者会見はあったでしょうか?
 
元NHKアナウンサ―で大相撲解説でおなじみの、杉山邦博さんもあるテレビの番組でその場面を振り返って話をされていましたね。
 
感動のあまり記者という立場を超えて、涙にむせんでしまったそうです。
 
そして一言「稀勢の里関は、かわいそうだった」といっていたのが印象的でした。
 
そして途中で負けが続いた時も最後までで続けて欲しかった、たとえ全部負けてしまっても千秋楽まで出ていてほしかった、と目を潤ませながら話をされていましたね。
 
私も素敵なエピソードだったと感動しました。
 

 

 

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記録より記憶に残る大力士

「記録より、記憶に残る大力士」という言葉はまさに稀勢の里関にピッタリの贈り言葉といえます。
 
もうあの横綱土俵入りが見られなくなると思うと、寂しくて仕方がありません。
 
もっともっと長く活躍してほかの横綱に勝ってほしかった、これが今の私の正直な気持ちです。
 

早く新横綱を育てて欲しい

これから先は、部屋付きの荒磯親方として、ご自分が果たせなかった思いを弟子となる同部屋の力士に、厳しくもあり温かく育てていって強い横綱誕生を目指してほしいと思います。
 
記者から質問を受けた荒磯親方はこうも語っていました。
 
「強い心でけがをしない強い体を持った力士をぜひ育てていきたいです」
 
どうですか、素晴らしい言葉だと思います。
 
ぜひ一日も早く部屋付きの親方としてだけでなく、ゆくゆくは独立をして新しい部屋をもって指導に当たって、強い力士、稀勢の里のように多くのファンから愛されるような横綱を誕生させてほしいと願っています。
 
それと同時にNHK大相撲解説にもどんどん出てもらいたい、と強く願っている次第です。
 
今まで多くの感動を私たちに与えてくれた「稀勢の里」(あえてそう呼ばせていただきます)、お疲れさまでした、そして、ありがとうございました。
 

 

 



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