ラグビーワールドカップ2019日本大会はいよいよベスト4が揃い、準決勝戦が間もなく始まりますね。
ここまで勝ち残ったのは、やはり戦前の予想通り強豪国が残りました。
現在世界ランキングの1位、2位、3位、4位の4チームによって、準決勝戦が行われます。
ここからは間近に迫った準決勝戦を前にして、各代表チームの状況をお伝えするとともに、決勝進出するのはどこの国の代表か、を予想していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧いただきたいと思います。
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ラグビーW杯準決勝を占う!

それでは早速ですが準々決勝戦で勝ち上がってきた、4つの代表チームを見ていきましょう。
まさしく死闘を繰り広げて勝ち上がってきたのは、ニュージーランド(世界ランキング1位)、イングランド(同2位)、ウェールズ(同3位)、南アフリカ(同4位)の4か国です。
いずれもラグビー強豪国ばかりで、ある意味順当な勝ち上がりといってもいいと思います。
10月26日(土)から準決勝が始まります。
26日に行われるニュージーランドとイングランドの、ここまでの通算対戦成績は、ニュージーランドの33勝1分け7敗となっています。
直近では2018年11月に、ニュージーランドのが16-15で競り勝っています。
27日に行われるウェールズと南アフリカのここまでの通算対戦成績は、ウェールズの6勝1分け28敗と、負け越しています。
しかし前回のW杯後は、ウェールズが4連勝しています。
両試合とも横浜国際総合競技場で行われる予定です。
ここからは各代表について、事前の様子をお伝えしたいと思います。
まず、ニュージーランドについてですが、史上初となる3連覇を狙っています。
強豪国がひしめくワールドカップですので、この大会で3連覇を成し遂げることは、とても難しいことと思います。
この大きな目標を達成できるか、世界中のファンが見守っていますね。
次にイングランドですが、一番の強敵と当たることになり、打倒ニュージーランドを全メンバーが心に刻んで最後の調整をしているようですね。
この最大の強敵を倒すことができれば、優勝も決して夢ではありません。
ウェールズは25日、南アフリカ戦の出場予定メンバーを発表しました。
20-19で辛勝したフランス戦から、先発が3人入れ替わり、FB(フルバック)のハーフペニー選手らがスタメン入りをしました。
「レッドドラゴン」の愛称を持つウェールズですが、過去最高成績は、第1回大会の3位でした。
2015年のW杯は、準々決勝で南アフリカに惜敗しているだけに、今大会にかける意気込みはとても強いようですね。
南アフリカは25日、ウェールズ戦に向けて、試合会場で軽めの調整をしています。
相手チームには一流選手が多くいるので、対戦が楽しみであると試合を心待ちにしているようです。
以上、ここまでは準決勝戦に挑む各国代表の、直前の様子をお伝えしました。
ラグビーW杯準決勝のキーマンは?
それではここからはラグビーW杯準決勝のキーマンは誰か、を中心にお伝えしたいと思います。
ニュージーランドのキーマン

最初に3連覇の期待がかかる、ニュージーランドのキーマンをお伝えします。
一番のカギを握る選手は、バレット3兄弟ではないでしょうか。
28歳のボーデンと25歳のスコットが先発で出場します。
22歳のジョーディーは、控えに入りました。
ハンセンヘッドコーチは、スコットについて「ラインアウトがうまく、ボールを運ぶ能力も高い」と高評価をしています。
本職のLO(ロック)でなく、FL(フランカー)で起用するそうです。
197cm、118kgのスコット選手は、グループリーグでは2トライを挙げましたが、「自分の仕事はバックスにきちんとしたボールを渡すこと。トライはボーナス(特別手当)と考えている」と語っています。
今週宿泊中のjホテルで同室となったボーデン選手は「寝言でラインアウトの掛け声を言っていた」と笑いました。
25日の練習では、ボーデンが蹴ったボールを、スコットが追う場面もありました。
2度の世界最優秀選手に輝いた兄の存在を、スコットは「一緒の部屋に入ったのは2002年以来。中心選手と、試合への準備について話し合えるのはいいこと」と心強く感じているようです。
イングランドのキーマン

先ほどもお伝えしましたが、打倒ニュージーランドに燃えているのは、イングランドのブニポラ兄弟です。
兄のPR(プロップ)のマコ(28歳)は、突破力に優れている弟のNO8(ナンバーエイト)であるビリー(26歳)を、対ニュージーランドのキーマンに挙げています。
「僕が盾なら彼は剣。彼は我々に勢いをもたらし、相手の勢いをそぐ。どのチームも彼を止めるのは困難だ」と期待しています。
父は元トンガ代表でした。共にラグビーの母国でFWを支えています。
怪我を抱えていたマコは、慎重に調整を続け今大会準々決勝のオーストラリア戦で、初めて弟とアベック先発出場を果たしました。
万全の状態で準決勝戦に臨みます。
188cm、126kgのビリーは、ニュージーランド主将のリードとのマッチアップを「我々NO8のバトルが多少なりとも勝負の行方を左右するだろう」と意識、FW戦で優位に立ちたい考えです。
マコは最初のスクラムを重視。「試合の雰囲気が決まる。世界一のFWでありたい」と腕を撫していました。
ウェールズのキーマン

新たに先発メンバーに入ったFBのハーフペニーですが、準決勝でどこまで頑張れるかカギを握りそうですね。
今回の相手である南アフリカについて、ガットランドヘッドコーチは「準々決勝の日本戦はキックが多かった。」と警戒しつつ「接戦になると思うが、勝って決勝に行きたい」と言葉に力を込めました。
南アフリカのキーマン

今大会の司令塔のポラード、さらにはSH(スクラムハーフ)のデクラークやバックスの選手たちが、ハイパントなどのキックを活かせるかどうかがカギになりそうですね。
対ウェールズ戦は4連敗中ということもあり、ポラードは「ウェールズは得意分野に集中してくる。その罠に陥ると負ける」と警戒しています。さらに相手の司令塔であるビガーに対しては「一流の選手だし、対戦はとても楽しみだ」と試合を心待ちにしていました。
決勝戦に進むのはどこ?
さあいよいよ期待が高まってきた準決勝戦ですが、世界ランクを見ても1位から4位までずらっと並んでしますね。
特にニュージーランドとイングランドの一戦は、決勝戦といっても過言ではありません。
この大一番でどちらが勝利を飾るのでしょうか?
最後の最後まで勝利の行方は分からないと思います。
屈強な男同士の生での力比べは、見ていいてハラハラドキドキですね。
ノーサイドの笛が鳴ったとき、果たして笑うのはどちらのチームでしょうか。
期待に胸が膨らみます。
おそらく10人に聞いても勝利チームは50:50ではないでしょうか。
それほど伯仲した技術とパワーの両チームの戦いが、待ち遠しく感じられますね。
一方、ウェールズと南アフリカの一戦も、とても興味深いものがありますね。
どちらかといえば現在4連勝中と波に乗っている、ウェールズに若干有利な気がします。
しかし南アフリカも日本戦での相手をノートライに抑え込んだ実績が、大きいと感じています。
こちらについても最後までどちらが勝利を飾るのか、全く予想がつきませんね。
そんなわけですので、現段階で決勝に進出するチームの予想になりませんでした。
申し訳ありませんが、この場ではここまでにとどめたいと思います。
晴れのワールドカップを掲げるのは、この4か国のうちどこになるのでしょうか?
最後まで目を離せないワールドカップです。
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