ラグビーW杯4強入り南アフリカの主力選手は?、ヘッドコーチは?戦法を探る!【ラグビー】




ラグビーファン待望のワールドカップ2019日本大会は、決勝トーナメントに入り、早くもベスト4が決定しました。

ここまで健闘してきた日本代表は、南アフリカとの準々決勝で、3-26という大差で敗れてしまいました。

しかし、大差を付けられましたが、常に前へ前へとボールをつないでは、南アフリカに押し返されるという展開でも、日本代表フィフティーンは最後まで決してあきらめず戦ってくれました。

試合が終わった後、ノーサイドでは大勢の会場を埋め尽くしたファンだけでなく、各地で観戦していた多くの人たちに、感動の渦を巻き起こしましたね。

素晴らしい健闘で、思わず涙を流しました。

本当に1か月の間、私たち国民に夢と希望を与えてくれた選手の皆さんには、お疲れさまでした、と心の底から感謝しています。

これからもラグビーの人気を継続してほしいと思っています。

一方、南アフリカ代表には改めて強さを感じました。

最後まで優勝争いに残って、できれば優勝してほしいと思います。

さて、ここからは今大会でベスト4入りを果たした、南アフリカについて、主力選手を始めヘッドコーチや戦法などについて、最新情報を交えてお伝えしたいと思います。

どうぞ最後までお付き合いください。

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ラグビーW杯4強入り南アフリカの主力選手は?

それではここから南アフリカ代表の、主力選手をご紹介します。

最初に選手の画像を掲載し、次にポジション:氏名 生年月日 年齢 身長 体重 プロフィールの順にご紹介します。

PR(プロップ):テンダイ・ムタワリラ 1985年8月1日生まれ(34歳)183cm 115kg ジンバブエ出身。2011年と2015年にW杯出場。現役では最多キャップを誇る。PR(プロップ)としては南アフリカ史上最多キャップ。愛称は「ビースト」で、ボールを持って走ると観客が「ビーーースト」と、地鳴りのように応援するのが定番になっている。

PR(プロップ):トレヴァー・ニャカネ 1989年5月4日生まれ(30歳)178cm 117kg 試合中いつも笑顔を絶やさない陽気な性格。自分やチームメイトがトライを決めた時ダンスを披露することもある。愛称はライオンキングに出てくるイボイノシシの「プンバァ」で、強烈なフィールドプレーは脅威である。

PR(プロップ):スティーヴン・キッツォフ 1992年2月10日生まれ(27歳)184cm 125kg PR(プロップ)としては小柄であるが、スピードもある。あだ名は赤毛から「レッドブル」で、大ベテランのムタワリラの後継者ともいわれている。セットプレーに強く、ボールキャリアーとしても存在感がある。

PR(プロップ):フランス・マルハーバ 1991年3月14日生まれ(28歳)191cm 125kg 2015年のW杯では主力であったが、過去3年間は首の怪我などで、代表の機会が減少。PR(プロップ)としては屈指の体格を誇り、スクラムで大活躍している。

PR(プロップ):ヴィンセント・コッホ 1990年3月13日生まれ(29歳)185cm 118kg 2015年のW杯では代表候補となるも、本大会出場ならず。2016年に英サラセンズに加入。多数のタイトル獲得に貢献、2022年まで契約延長中。機動力があり動ける PR(プロップ)で、趣味のゴルフの腕前も高い。

PR(プロップ):トーマス・デュトイ 1995年5月5日生まれ(24歳)189cm 130kg トレバー・ニャカネが9月21日のニュージーランド戦で右ふくらはぎを痛めたために、追加招集された。

HO(フッカー):ボンギ・ムボナンビ 1991年1月7日生まれ(28歳)176cm 106kg 2014年、ブルズからストーマーズに移籍、スタメンに定着した。2018年スーパーラグビー開幕前、盲腸が破裂、体重が10kg減った。同年6月に復帰、代表に定着。いかつい外見から正確なスローイングを放つ。

HO(フッカー):マルコム・マークス 1994年7月13日生まれ(25歳)189cm 117kg 世界最強フッカーの一人で、至近距離では無類の強さを発揮する。トライ能力も高く、ラインアウトモールからの得点は、必勝パターンである。2018年スーパーラグビーでは、FW最多の21トライを挙げた。2019年W杯後は日本のNTTコムでプレーの予定。

HO(フッカー):スカルク・ブリッツ 1981年5月16日生まれ(38歳)182cm 100kg 2015年W杯に出場。9年間過ごした英サラセンズ時代は、プレミアシップ最高の外国選手と称賛される。2018年5月にサラセンズ優勝を置き土産に、引退表明もエラスムスヘッドコーチの電話でのラブコールにて、翌月2015年W杯以来の代表復帰をした。

LO(ロック):エベン・エツベス 1991年10月29日生まれ(27歳)203cm 117kg 2015年W杯に出場し活躍。大会ベスト15に選出された。2015-16年シーズンは、NTTドコモでプレー。2017年には代表主将を務めた。身長2m超で長い腕を活かしたラインアウトが武器である。世界最強と言われる南アフリカのフィジカルを象徴する選手である。

LO(ロック):ルード・デヤハー 1992年12月17日生まれ(26歳)205cm 122kg 現在世界最高峰のロックの一人である。2015年W杯に出場、同年の南アフリカ最優秀選手となる。2019年2月、肩を故障するがW杯代表入り。童顔であるが迫力満点のプレーで突破力も世界屈指である。

LO(ロック):フランコ・モスタート 1990年11月27日生まれ(28歳)198cm 112kg 2014年にスーパーラグビーデビュー。2016年に代表初招集。2016-18年には日本のリコーでプレー。前線で黙々と体を張り、ラインアウトジャンパーとしても優秀である。豊富な運動量と激しいプレー持ち味である。

LO(ロック):RG スナイマン 1995年1月29日生まれ(24歳)206cm 117kg 巨体でありながら俊敏さももつロック。靴のサイズは約33cmで、12歳の時には188cmの身長だった。二人姉妹の一人も180cmを超えている。2017年7月からホンダでもプレー、トップリーグ復帰に貢献した。オフロード(タックルを受けながらのパス)は一級品である。

FL(フランカー)/NO8:フランソワ・ロウ 1985年6月15日生まれ(34歳)190cm 112kg 2011年と2015年のW杯に出場。主力として活躍した。2015年の日本戦で1トライを挙げている。その試合で日本に敗れた直後、国際映像で茫然とした顔が映し出された。経験豊富でリーダーシップもあり、スピードとパワーを併せ持つ選手。

FL(フランカー)/LO(ロック):ピーターステフ・デュトイ 1992年8月20日生まれ(27歳)200cm 119kg 2016年と2018年の南アフリカ最優秀選手。若手ながら運動量が豊富でリーダーシップもある。主将のコリシが付けたあだ名は「Mr Consistency(一貫性)」で、長身でタックルもうまく、ロックとフランカーをこなす。

FL(フランカー)/NO8:ドウェイン・フェルミューレン 1986年7月3日生まれ(33歳)193cm 117kg 2014年世界最優秀選手にノミネートされた。2015年W杯に出場。世界最高峰のNO8の一人で、ボール運びもタックルも強力である。2018年からクボタでプレー。2019年からブルズと掛け持ちで、クボタでの所属は人事部。日本の暑さは苦手だそうである。

FL(フランカー)/NO8:シヤ・コリシ 1991年6月16日生まれ(28歳)187cm 106kg 黒人初の南アフリカ代表主将として2019年W杯に出場。2015年のW杯にも出場。代表初の主将は2018年6月のイングランド戦。貧しい黒人地区の生まれで、母は家を出て祖父母と父に育てられた。南アフリカの電気のない村に、ソーラーランタンを寄贈する活動を支援している。

FL(フランカー)/NO8:クワッガ・スミス 1993年6月11日生まれ(26歳)180cm 80kg 7人制ラグビー代表として2016年リオ五輪で銅メダル獲得に貢献。2017年から15人制に重きを置き、2018年南アフリカ代表デビュー。FWながら走力が高い個性派のフランカー。2018年8月~12月はヤマハ発動機でプレー。

SH(スクラムハーフ):ファフ・デクラーク 1991年10月19日生まれ(28歳)172cm 80kg 金髪で長髪が特徴。小柄ではあるが勇敢なタックルを見せるSH(スクラムハーフ)。高速パスワークと正確なボックスキックも武器である。2017年は代表方針により招集されず、2018年夏に再招集された。2018年はワールドラグビー最優秀選手賞にノミネートされた。

SH(スクラムハーフ):コブス・レイナック 1990年2月7日生まれ(29歳)175cm 83kg 父は元南アフリカ代表で陸上選手としても活躍した。父譲りの加速とフットワークでスクラムハーフながらトライを量産。2018年は英プレミアシップで首位タイの12トライを挙げた。2019年7月の南半球対抗戦で代表復帰した。

SH(スクラムハーフ):ハーシェル・ヤンチース 1996年4月22日生まれ(23歳)167cm 75kg 2019年7月20日のオーストラリア戦で代表デビュー。いきなり2トライを挙げてマンオブザマッチの活躍。南アフリカ代表で最も小柄ながら、素早いパスワークが武器である。一躍W杯で注目株となったワンダーボーイである。

SO(スタンドオフ):ハンドレ・ポラード 1994年3月11日生まれ(25歳)189cm 98kg 2015年のW杯に出場。決断力がありプレーもハイレベル。プレースキックも正確な若き司令塔である。2014年20歳で代表デビュー。2015年のW杯後はNTTドコモでプレー。2019年W杯後はモンペリエ(フランスTOP14)に移籍する予定。

SH(スクラムハーフ):エルトン・ヤンチース 1990年8月1日生まれ(29歳)176cm 88kg 2010年代表初招集。同年の南アフリカ最優秀新人選手に選ばれた、ヨハネスブルグのプリンスである。2014年~18年シーズンはNTTドコモでもプレー。精度の高いキックとスキルが持ち味のスタンドオフ。左側を刈り込んだ髪型が特徴である。

CTB(センター):ジェシー・クリエル 1994年2月15日生まれ(25歳)186cm 96kg 2015年のW杯では全7試合に出場。2015年11月からNTTドコモでも1シーズンプレー。2019年W杯後、日本のキヤノンへ移籍予定。快速が武器の万能バックスで、甘いマスクで女性人気も高い。

CTB(センター):ダミアン・デアリエンディ 1991年11月25日生まれ(27歳)189cm 101kg 2015年のW杯では主力として出場。直後、近鉄でプレー。2019年W杯後はパナソニックへ移籍予定。やや遅く10代半ばでラグビーを始めた。20代前半からトップレベルで活躍中。攻撃はダイナミックで堅実である。

CTB(センター):ルカンヨ・アム 1993年11月28日生まれ(25歳)186cm 93kg アウトサイドからトライを量産するセンター。体格的には劣るが、状況を読んでチームメイトのためにスペースを作る能力に優れている。ボールハントも持ち味である。

WTB(ウィング):チェスリン・コルビ 1993年10月28日生まれ(25歳)170cm 80kg 2016年リオ五輪7人制で銅メダル獲得に貢献。リオ五輪400m金メダルで、世界記録保持者のウェイド・バンニーキルクはいとこである。小柄ながらボールを持った時のスピードには定評があり、「ポケットロケット」の異名を持っている。

WTB(ウィング):スブ・ンコシ 1996年1月21日生まれ(23歳)183cm 96kg 100mは10秒59。南アフリカ代表の公式サイトでは、「レーザーシャープウィング」と呼ばれている。しなやかでスピードのある走りで「Bullet train(新幹線)」の愛称を持つ。2017年代表入りのチャンスを得たが怪我で逃した。2018年初代表。

WTB(ウィング):マカゾレ・マピンピ 1990年7月26日生まれ(29歳)187cm 90kg トライを量産するフィニッシャー。南アフリカの東ケープ州の田舎出身。25歳でスーパーラグビーデビュー。27歳で代表デビューの遅咲きである。環境に恵まれない地元の次代選手に「決して夢をあきらめるな」とメッセージを送る。

FB(フルバック):ウィリー・ルルー 1989年8月18日生まれ(30歳)186cm 90kg 2014年の世界最優秀選手候補にノミネートされた。2015年W杯では主力フルバックとして活躍。大会後2シーズンはキヤノンでプレー。2018年5月約2年ぶりに代表招集。2019年W杯後、トヨタ自動車へ移籍予定。俊足で攻撃的である。

FB(フルバック):ウォーリック・ヘラント 1995年5月20日生まれ(24歳)180cm 89kg 各年代別南アフリカ代表を経験。2014年のU-20世界選手権では準優勝に貢献。2017年に代表初招集されたが、肩やひざの前十字靱帯損傷の手術を受けるなど、故障も多く、代表キャップ数は伸びていない。FB(フルバック)、WTB(ウィング)、CTB(センター)をこなすが、W杯ではFBの一人として起用。

CTB(センター):フランソワ・ステイン 1987年5月14日生まれ(32歳)191cm 110kg 2007年W杯は代表最年少の20歳ながら、7試合すべてに出場。現代表で唯一のW杯優勝経験者である。2014年-16年は東芝でプレー。プレースキック60mは、飛距離世界一とも言われている。

以上、ここまで南アフリカ代表主力選手をご紹介しました。

いずれも素晴らしい活躍をしている選手たちですね。

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南アフリカのヘッドコーチは?

それでは南アフリカ代表を率いるヘッドコーチをご紹介します。

名前は、ラシー・エラスマスといい、1972年10月5日生まれで47歳です。

現役選手時代はFW3列目を務めていました。

南アフリカ代表では主将も務めています。

2018年3月に代表ヘッドコーチに就任しました。

ビデオ分析にも熱心な理論派です。

ツイッターはパロディアカウントと名乗って、本人じゃないふりをして、「信じる人はウェルカム」と遊び心を見せているとのことです。

以上、南アフリカ代表を率いるヘッドコーチのご紹介でした。

南アフリカの戦法を探る!

大柄で力の強い選手が揃っている南アフリカ代表は、FW戦で圧力をかける作戦を得意としていますね。

日本との準々決勝でもその迫力は、一歩も引くことなくいかんなく力強さを見せつけました。

守備に関しても、相手のWTB(ウィング)に対して、自由に走らせることがありませんでした。

日本代表のウイング福岡選手は試合を振り返り、こう述べています。

「守備の厚さを感じた。やりたいことをさせてもらえなかった。個の力でも(トライを)取り切れなかった」

守備がすごいプレッシャーをかける戦術で、相手ウイングがあと一つという所で、ボールを出させない。

対日本戦ではこのような展開がありました。

前半4分で敵陣(日本)左中間22mライン手前のスクラムを推し、ブラインドサイドのマピンピへ。マークの田村を外して左隅にトライ。

後半26分には右ラインアウトから、ドライビングモールで22m内に入り、マークス→デクラークで右中間にトライ。

さらに後半30分には自陣(南アフリカ)でのターンオーバーから、ポラードがカウンター。ルルー→マピンピで左隅にトライ。

このように素早い展開で3つのトライを挙げました。

やはり守備で相手を圧倒していく中で、少しでも相手にスキを見つけると素早くボールを回して一気に攻め上がるスピードがこの南アフリカ代表の強みであると思います。

いよいよ次はウェールズとの準決勝で、10月27日18時から横浜で行われます。

桜ジャパンをノートライに抑え込んだあの戦いを、ウェールズ相手に再び展開できるかが、焦点になってきそうな気がします。

私たちもこの準決勝戦を楽しみにしたいと思います。

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