ラグビーファン待望のワールドカップ2019日本大会は、各プールでの予選リーグが終わり、各プール代表2チームが勝ち上がり、ベストエイトが決定しました。
現在、準々決勝戦を間近に控えた各国代表チームですが、これから熾烈な戦いに向けて準備に余念がありません。
果たしてベスト4に勝ち上がるのはどの国の代表なのか、ラグビーファンはもちろんのこと、日本人の多くの人たちも今や固唾をのんで待っている状況ですね。
ここからはベストエイト入りを果たした、日本について、主力選手を始めヘッドコーチや戦法などについて、最新情報を交えてお伝えしたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
ラグビーW杯8強入り日本の主力選手は?

それでは準々決勝戦で南アフリカと対戦予定の、日本代表先発メンバーと控えメンバーが10月18日に発表されましたので、ここでお伝えします。
【先発メンバー】
PR(プロップ)背番号:1 稲垣 啓太(パナソニック)29歳
HO(フッカー)背番号:2 堀江 翔太(パナソニック)33歳
PR(プロップ)背番号:3 具 智元(ホンダ)25歳
LO(ロック)背番号:4 トンプソン・ルーク(近鉄)38歳
LO(ロック)背番号:5 ジェームス・ムーア(サニックス)26歳
FL(フランカー)背番号:6 リーチ マイケル(東芝)30歳
FL(フランカー)背番号:7 ピーター・ラブスカフニ(クボタ)30歳
NO8(ナンバーエイト)背番号:8 姫野 和樹(トヨタ自動車)25歳
SH(スクラムハーフ)背番号:9 流 大(サントリー)27歳
SO(スタンドオフ)背番号:10 田村 優(キヤノン)30歳
WTB(ウィング)背番号:11 福岡 堅樹(パナソニック)27歳
CTB(センター)背番号:12 中村 亮土(サントリー)28歳
CTB(センター)背番号:13 ラファエレ ティモシー(神戸製鋼)28歳
WTB(ウィング)背番号:14 松島 幸太朗(サントリー)26歳
FB(フルバック)背番号:15 山中 亮平(神戸製鋼)31歳
【控えメンバー】
坂出 淳史(パナソニック)26歳 HO
ヴァル アサエリ愛(パナソニック)30歳 PR
松田 力也(パナソニック)25歳 SO/CTB
中島 イシレリ(神戸製鋼)30歳 PR
ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)30歳 LO
アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)29歳 NO8
田中 史朗(キヤノン)34歳 SH
レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)30歳 WTB
以上、合計23人の出場登録選手をお伝えしました。
ラグビーW杯8強入り日本のヘッドコーチは?
日本代表のヘッドコーチは、日本協会所属の、ジェイミー・ジョセフです。
ジェイミー・ジョセフ (James Whitinui Joseph) は、1969年(昭和44年)11月21日生まれで49歳です。
出身地はニュージーランドのマールボロで、身長は196cm、体重は105kgです。
現役時代のポジションですが、フランカー、ロック及びNo.8でした。
出身大学はオタゴ大学で、ニュージーランドの南島ダニーデンに所在している国立総合大学だそうです。
この大学は1869年に創立されていて、ニュージーランドでは最古の大学であるとのことです。
世界大学ランキングでも常に高評価を得ていて、毎年およそ2万人の学生が在籍しているそうです。
ニュージーランド国内のみならず、世界中から多くの留学生が集まっている人気の大学で、日本人の留学生も毎年30~50人くらいが在学しているとのことです。
以上、日本のヘッドコーチを務めている、ジェイミー・ジョセフのプロフィールをお伝えしました。
ラグビーW杯8強入り日本の戦法を探る!
今大会ではプールA組で見事に4戦全勝を上げて、見事1位で通過した日本と、プールB組で2位通過をした南アフリカとの、因縁の対決になりますが、果たして日本の戦法はどんなものになるでしょうか。
試合前ですのであまり詳しい戦法についてはここでは述べることができません。
一番興味深いことは、日本のウィングで3試合連続トライを挙げて大活躍中の福岡選手と、南アフリカの25歳、コルビ選手とのスピード勝負ではないでしょうか。
この両選手には共通点も多いようです。
二人とも「快速ウィング」として、今やチームの中心的な存在となっていますね。
この二人ですが、7人制ラグビーが実施された、2016年のリオデジャネイロ五輪に出場しています。
メダルをかけた3位決定戦では、日本は南アフリカに14-54で大敗を喫しました。
共に抜群の加速力を武器にしていることと、福岡は身長が175cm、コルビは170cmで、ラグビー選手としては体格が小さい点も似ているところです。
昨年の9月に15人制代表としてデビューしたコルビは、今大会ではイタリア戦で2トライを挙げています。
1トライ目は7人制を経験している選手らしく、右タッチライン際でパスを受けて、右に左に鋭いステップで2人の選手をかわしました。
福岡選手についてリオ五輪での印象を交え、「素早くて爆発的なスピードがあるとてもいい選手だ」と称えています。
一方の福岡はスコットランド戦の2トライを含め、3戦連続4トライを挙げる活躍をしています。
初速の速さで相手を置き去りにするプレーや、早い戻りからのタックルなど、防御面でも大きな存在感を示します。
強豪国でトライゲッターとして君臨中のコルビには「自分たちのようなサイズのない選手が、世界のトップで戦うためのお手本のような選手です」と語っています。
この福岡選手には、攻撃面だけでなく、ハイボールのキャッチなど課せられた役割は大きいと思います。
「コルビに意識してもらえるのはうれしいが、しっかり勝負したいです」との決意を新たにしていますね。
きっと激しいトライ合戦が起こるものと予想されますが、何とか日本代表には勝ち上がって欲しいと強く念願しています。
さあ、皆さんで盛大な応援を送りましょう。
それがスクラムなどでは大きなバックアップとなることと思います。
頑張れニッポン! 桜ジャパンの名に懸けて、ベスト4をさらには優勝を目指せ!
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