ジェイミー・ジョセフの経歴、プロフィールは?ワールドカップへの選手選考は?【ラグビー】




ラグビーファンはもちろんのこと、今まであまり見ていなかった人たちにとっても、今や熱狂的なラグビーファンになっている今日この頃ですね。

開催が決まってから早いもので、10年の月日が経過しました。

ついに待ちに待ったラグビーの祭典「ワールドカップ2019」が、2019年(令和1年)9月20日に日本で開幕しました。

我が日本代表のメンバーが見事な戦いを見せてくれていますが、ついに悲願のベストエイト入りを果たしてくれました。

これからいよいよ決勝トーナメントに向かうわけですが、一日でも長く日本代表の試合を見ていたい、これは日本の皆さんの心からの願いですね。

ベストエイト入りだけに満足せず、ベスト4さらには決勝戦まで残ってほしいと願っています。

ここからはその見事な日本代表チームを率いる「ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ」について、その経歴やプロフィールなどをお伝えしていきたいと思います。

最後までお付き合いください。

Sponsored Link

ジェイミー・ジョセフの経歴は?

ニュージーランドのオタゴ大学を卒業後に1989年(平成元年)よりニュージーランド・オタゴ州の代表としてプレーしました。

1991年(平成3年)からは、ニュージーランド・マオリの代表として、さらにラグビーニュージーランドの代表に選出されています。(20CAP)

蛇足ですが「CAP」というのは、テストマッチ(国代表同士の対抗試合)に出場した回数のことです。

1995年のラグビーワールドカップ(RWC)では、準優勝のメンバーとして出場しています。

そして2000年までは、日本の西日本社会人リーグである「サニックス(現在は宗像サニックスブルース)」に所属してプレーをしました。

1999年にはラグビー日本代表として、ワールドカップにも出場しています。(9CAP)

2003年に現役を退き指導者に転じました。

ウェリントン代表のアシスタントコーチ・ヘッドコーチを経てマオリ・オールブラックスのヘッドコーチを務めました。

2011年にはスーパーラグビー・ハイランダーズのヘッドコーチに就任して、2015年にスーパーラグビー優勝を達成しています。

2015年から2016年シーズンまで、同チームの契約が残っていたことで、日本代表ヘッドコーチの就任は、スーパーラグビー全日程が終わった後の2016年9月でした。

現在はラグビーワールドカップ2019日本大会で、采配を振るって日本代表メンバーを指揮監督していることは、すでに知られているところです。

以上、ジェイミー・ジョセフの経歴についてお伝えしました。

こうして見てきますと、選手としての活躍に対して、指導者としての活躍ぶりが強調されている気がしますね。

日本代表にとってはとても心強いコーチだと思います。

Sponsored Link

ジェイミー・ジョセフのプロフィールは?

それではここからは、ジェイミー・ジョセフのプロフィールについて見ていきたいと思います。

ジェイミー・ジョセフ (James Whitinui Joseph) は、1969年(昭和44年)11月21日生まれで49歳です。

出身地はニュージーランドのマールボロで、身長は196cm、体重は105kgです。

現役時代のポジションですが、フランカー、ロック及びNo.8でした。

出身大学はオタゴ大学で、ニュージーランドの南島ダニーデンに所在している国立総合大学だそうです。

この大学は1869年に創立されていて、ニュージーランドでは最古の大学であるとのことです。

世界大学ランキングでも常に高評価を得ていて、毎年およそ2万人の学生が在籍しているそうです。

ニュージーランド国内のみならず、世界中から多くの留学生が集まっている人気の大学で、日本人の留学生も毎年30~50人くらいが在学しているとのことです。

素晴らしい大学を出ているんですね。

以上、ジェイミー・ジョセフのプロフィールをお伝えしました。

ジェイミー・ジョセフのワールドカップへの選手選考は?

それでは今回のワールドカップに向けてどのような考えで、代表選手31人を決めたのか、そこを見ていきたいと思います。

ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは、ワールドカップ開催まで約3週間に迫った8月29日に、日本代表メンバー31人を発表しました。

その際、ジェイミー・ジョセフは自信に満ち溢れた表情で語っています。

「3年間いろいろなトレーニングやゲームを経験できた。その結果、プレッシャーが掛かっているアンストラクチャーの場面でも、自分たちでしっかり考えながらプレーを遂行することができるようになった。それができる選手たちを選んだ」

前回のイングランド大会で南アフリカを破るなど、3勝を挙げたエディー・ジョーンズ監督を受け継ぎ、2016年10月に本格的にスタートしたジェイミー・ジョセフは、3つのチャレンジをしてきたそうです。

それは1つ目として「選手層を厚くすること」です。

五郎丸歩や大野均、畠山健介など2015年のワールドカップで主力だった選手に替わる、若手選手の育成に取り掛かったわけです。

実際、今大会での31人中、2015年に出場しているのはわずか10人でした。

それ以外の21人は、今大会が初めてのワールドカップとなったわけです。

2つ目は「選手たちに経験を積ませ、育成を加速させること」です。

3年という期間でワールドカップで戦える選手たちを発掘育成しなければいけない、これは口で言うのは簡単ですが、かなり厳しいことではないかと想像しますね。

そして3つ目は「強豪国に対しても対等に戦えるメンタリティー強化をすること」です。

世界で強豪のチームに勝つには、チームカルチャーをしっかり作る、選手とコーチ陣との間でしっかり意思統一を図り連携することが大切な要素となります。

選手たちには積極性をもって、ラグビーを心からエンジョイし、この立ちはだかるチャレンジを楽しむことを意識させたそうです。

それらがうまくかみ合った結果「ワンチーム」になることができたということですね。

素晴らしい考え方と行動だったと思います。

こうして桜ジャパンの躍進が実を結んだ結果、今まで経験したことがなかったベストエイトという大きな目標を、見事に達成できました。

実に素晴らしい快挙だと思っています。

「今の日本代表はワンチームになった。ヘッドコーチとしてそこを一番に重んじて、コーチとチームを主導してきた。チームのためなら何でもできるし体も張れる。死ぬ覚悟でいけるという気持ちをすべての選手が持つことができた。同じ絵を見て励んでいる」と述べていましたね。

さあ皆さんでこれからさらに上を目指している日本代表、「桜ジャパン」を大きな声で声援しましょう。

このおおきな声援が我らが日本代表のスクラムに偉大なる力を与えることになると確信しています。

頑張れニッポン! 最後まであきらめず大きな目標で、優勝を目指してガンバレ!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です