スポーツの祭典、東京五輪2020はいよいよ間近に迫ってきました。
あの大きな感動と興奮が、また見ることができますね。
日本の柔道女子選手においても、今、出場の切符をかけて壮絶な戦いが行われています。
ここからは大野陽子に焦点を当てて、その経歴やプロフィール、五輪出場歴や成績など新しい情報を織り交ぜてお伝えしたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
大野陽子の経歴は?

柔道を始めたのは6歳の時でした。
大田少年柔道教室での稽古が始まりということです。
その後島根県浜田第一中学校に通い、3年生の時に全国中学校柔道大会に出場し、63kg級で5位に入りました。
縁というものは不思議なもので、その試合を見ていた立命館宇治高校の監督の目に留まったことが縁で、その立命館宇治高校に進学をしました。
1年生の時からレギュラー入りを果たし、活躍の結果、個人と団体で3年連続インターハイに出場をしています。
3年の時のインターハイでは78kg級で3位に入り、全国的にも名を知られるようになったのです。
大学は立命館大学へ進学しています。
大学3年の時には学生体重別で70kg級に出場、決勝では山梨学院大4年の谷口亜弥に優勢勝ちを収め、初めて全国チャンピオンになっています。
4年の時には体重別決勝で、自衛隊体育学校の國原頼子に敗れるも2位に入り、頭角を現しています。
2012年には立命館大学を卒業後、コマツ女子柔道部に所属しました。
講道館杯では決勝で了徳寺学園職員の谷口亜弥を有効で破り、見事に優勝しました。
2013年の講道館杯では残念ながら3位に終わっています。
2014年の体重別では初戦で綜合警備保障の田知本遥を有効で破りましたが、これも最後は3位に終わっています。
東アジア選手権では個人戦で2位に入っています。
2015年の実業個人選手権で優勝、講道館杯では3年ぶり2度目の優勝を見事に飾りました。
2016年の体重別では、準決勝で三井住友海上の新井に指導1で敗れ、惜しくも3位に終わっています。
アジア選手権では決勝で韓国の金省然を指導1で破り、優勝を飾っています。
2017年2月のヨーロッパオープン・オーバーヴァルトでは、決勝でカナダのケリタ・スパンシックを横四方固で破ったのを始め、全試合を寝技で一本勝ちを収めて、見事に優勝を成し遂げました。
これは実に素晴らしいことだと思います。
2018年2月のグランドスラム・デュッセルドルフでは、決勝でクロアチアのバルバラ・マティッチを崩袈裟固で破るなど、準決勝での優勢勝ち以外は一本勝ちで見事に優勝しました。
2019年2月のグランドスラム・パリでは決勝で地元フランスのピノに対してGSに入ってから反則勝ちを収め、見事に優勝しています。
この試合後には「(メダルの色で)金と銀の差がすごく大きいことを知っているので、ほっとしています。すごく勝ちにこだわることで金メダルを取れました」とコメントを残しました。
正直な気持ちを素直に語っている姿には、感動を覚えますね。
以上、大野陽子の経歴についてお伝えしました。
数多くの大会で素晴らしい活躍をしてきたことがよくわかったと思います。
大野陽子のプロフィールは?
それではここからは、大野陽子のプロフィールをお伝えしたいと思います。
大野陽子(おおの ようこ)は、1989年(平成元年)11月27日生まれで29歳です。
島根県大田市の出身で身長は169cm、階級は70kg級、組手は左組みで段位は三段です。
血液型がA型で、得意技は内股と寝技です。
出身大学は立命館大学で現在はコマツ女子柔道部に所属しています。
IJF世界ランキングは2950ポイント獲得で11位です(2019/4/22現在)
大野陽子の五輪の出場歴、成績は?
それでは大野陽子の五輪の出場歴、成績についてお伝えしたいと思います。
調べてみましたが、過去におけるオリンピックへの出場歴はありませんでした。
世界大会や国内大会では、出場して各種のメダルを獲得していますので、ここではそれらをまとめてお伝えします。
なお、出場したときの階級はすべて70kg級です。
・2015年グランドスラム東京 銀メダル
・2016年アジア柔道選手権タシュケント 金メダル
・2017年アジア柔道選手権香港 金メダル
・2017年グランドスラム東京 金メダル
・2018年世界柔道選手権バクー 銅メダル
・2018年世界団体バクー 金メダル
・2018年グランドスラム・デュッセルドルフ 金メダル
・2019年世界団体東京 金メダル
・2019年グランドスラム・パリ 金メダル
以上のように各メダルを獲得しています。
いずれも素晴らしい活躍ぶりであると思います。
これからも益々、活躍を期待したいと思っています。
さあいよいよ東京五輪本大会が、残り1年を切って間近に迫ってきました。
果たして自国開催での五輪には誰が出場資格を得ることができるのでしょうか。
最後まで分からないくらいデッドヒートしているようですね。
最後まで決してあきらめることなく、挑戦して切符をつかんでほしいと念願しています。
真夏の開催で熱いさなかの大会が待ち受けているわけで、熱中症がとても心配です。
体調維持に努めて万全な態勢で挑んでほしいと思います。
そして必要なことの一つとしては、皆さんでの声援であると思っています。
みんなで日本代表選手に大きなエールを送ろうではありませんか。
頑張れニッポン! 栄冠目指して最後まで頑張れ! 大野陽子!
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