東京五輪が間近に迫ってきましたが、男子陸上競技ですごい記録が達成されました。
2019年(令和元年)8月17日、福井県営陸上競技場で開催されている「陸上アスリートゲームズ・イン・福井」で、男子走り幅跳びの驚異的な日本新記録が達成されましたね。
それを達成したのが「城山正太郎」という男子陸上選手です。
ここからはこの驚異的な新記録を出した城山正太郎という選手について、その人となりなどを詳しくお伝えしていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
城山正太郎はなぜ日本新記録達成した?

それでは改めて城山正太郎というアスリートについて、どんな選手なのか、プロフィールをお伝えしましょう。
城山正太郎(しろやま しょうたろう)は、1995年(平成7年)3月6日生まれで24歳です。
北海道函館市の出身で身長は178㎝、体重は62kgの男子陸上選手です。
現在の所属先は「ゼンリン」です。
小、中学校時代には陸上の短距離選手でしたが、記録に伸び悩み、高校生になってからは走り幅跳びに変更しました。
その後大学へ進学して急成長を遂げています。
2014年の世界ジュニア選手権大会では、銅メダルを獲得しました。
2018年には日本選手権で2位に入り、アジア大会に選ばれています。
しかし2016年の夏に8メートル01を記録しましたが、なかなか自己記録を更新できませんでした。
教えてくれている広川コーチによりますと、助走の速度は秒速で10.7~10.8メートルということで、世界の上位と比べても遜色のないくらいであるとのことです。
「8メートル40を跳べるだけの助走速度はありました」との話をしていました。
今回、その持っている力を跳躍に変える追い風になったのは、ライバルの記録であるとのこと。
橋岡優輝選手が1回目の跳躍で、8メートル32という日本新記録を樹立しました。
これは27年もの間出ていなかった、日本新記録を更新したことになりました。
その素晴らしい記録をそばで見ていた城山選手は、興奮に包まれていた競技場の雰囲気に、うまく自分を載せることができました。
会心の踏切により、1m78㎝で62kgの細身の体を宙に舞わせました。
その結果8メートル40(追い風1.5m)という素晴らしい日本新記録になったのです。
素晴らしい成績だと思います。
この記録は、あのリオデジャネイロオリンピックの金メダルを越える記録となっていますね。
これにより、東京五輪への参加標準記録である8メートル22を突破しました。
1位の城山選手、2位の橋岡選手、3位の津波響樹(ひびき)選手まで3人の選手が突破したことになりました。
国内での東京五輪出場争いも一気に白熱してきましたが、城山選手も「世界選手権、東京五輪でこの記録を出せば、メダルが見えてくる」という言葉を述べて、決意を新たにしています。
来年に迫ってきた東京五輪ですが、大いに期待したいと思いますね。
城山正太郎の高校、大学はどこ?
このような素晴らしい記録を立てた城山正太郎の高校、大学について見ていきましょう。
出身の高校ですが、調べた結果「函館大学附属有斗高等学校」であることがわかりました。
この高校はスポーツが盛んで、現在行われている全国高校野球選手権大会でも、過去甲子園に春の選抜大会で6回、夏の大会でも7回出場していることで良く知られていますね。
この高校の陸上部に所属していたものと思われます。
城山選手が3年生の時に国民体育大会に出場、走り幅跳びで7メートル31という記録で、5位に入賞しています。
当時の高校での指導者の話によれば、「あまり周りに影響されず、自分で黙々と練習に励む生徒だった」とのことですから、本当に努力家であったものと思います。
そして同じ北海道にある東海大学北海道キャンパスに進学をしています。
城山正太郎はイケメンって本当なの?
イケメンであるとのうわさが高い城山選手ですね。
写真で見てもたしかにイケメンであることがよく分かります。
きっと女子のファンも多いのではないでしょうか。
陸上競技の選手というと、正直なところ今まではあまり注目を浴びるような選手は出てきていませんでしたが、このところ男子陸上選手の活躍が目立ってきており、人気が上がっていますね。
短距離走では100m競争で人気の選手がたくさん出てきています。
一方、走り幅跳びでは残念なことにこれまであまり注目されてきませんでした。
しかし、これからは今まで以上に注目される選手が出てくるものと思います。
その筆頭として城山正太郎選手がいるのではないでしょうか。
いよいよ来年の夏に迫ってきた東京五輪2020ですが、どんなドラマが待っているでしょうか。
過去にあまり例のない真夏の五輪大会ということで、出場選手たちにとっては暑さとの戦いになるのではないかと懸念されていますね。
暑さ対策として様々な工夫が凝らされているとのことですが、やはり体調を維持するのは困難ではないかと思います。
せっかく自国開催ということですから、日本代表として暑さに負けず頑張ってほしいと念願しています。
それには出場選手に対する日本国中の大きな声援が必要になってきますね。
皆さんで声を大にしてエールを送りましょう。
頑張れニッポン! がんばれ城山正太郎!
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