東京2020オリンピック、パラリンピックの開催まで1年4ヶ月に迫ってきましたが、男子高飛び込みですい星のごとく現れた選手が驚きの技を披露してくれました。
なんとまだ12歳という若さの少年が登場したのです。
神童という言葉は彼のためにあるのではないかと思うほど、実に素晴らしい技術を持っています。
その選手の名前は「玉井陸斗(たまい りくと)」という12歳のまだあどけない顔をした中学1年生です。
ここからはその玉井陸斗選手の素晴らしさと、東京2020オリンピックへ向けて期待すべき点などを、じっくりお伝えしていきたいと思います。
玉井陸斗の筋肉がすごい!
昨日夜のテレビニュースで初めて知ることができましたが、その抜群の高飛び込み映像はこれがまだ中学1年生なのか?との驚き以外何物もありませんでした。
しかも解説をされた人の話では、「現状で今回行った高飛び込みの技をできる選手は、他にはいません」との衝撃的な発言をされていました。
本当にその流れるような自然のダイビングと、入水の際にほとんど水しぶきが上がることのない技術に対して、まさに神童と思わせるものがありました。
その玉井陸斗選手の体形を見ていると、まだ小さいにもかかわらず、腹筋が割れていてしかも無駄な筋肉がなく、倒立をしての飛込などもバランスが崩れることなく、足の指先までしっかりと伸びていて、美しいフォームでジャンプをしていました。
それ以外にも後方からのジャンプにおいて「前宙返り4回転半抱え型」という高難度の技を難なく成功させていましたが、これは世界中でもほとんどなしえる選手はいないとのことです。
身長は143cmで体重は36kgというすらりとした体形から、スピードもあり入水するまでの回転なども全くむだなく静かな入水で水しぶきもほとんど上がりませんでしたね。

玉井陸斗の夢は東京五輪でメダル獲得?
まだ若すぎるということで世界選手権大会には出ることができないとのことですが、来年の東京2020オリンピック競技大会には出ることができるそうです。
アナウンサーのインタビューでは少し恥じらいを見せながらも、しっかりとこのように受け答えをしました。
「夢はオリンピックでメダルを取ることです」
このまま順調に進んでいけば、オリンピック開催時には13歳と10ヶ月で迎えることになるわけですが、東京オリンピックの日本選手団の中では最年少記録を打ち立てそうです。
本当に期待の大きな男子飛込選手が現れましたね。
玉井陸斗は高飛び込みで最年少優勝!
今回行われた「日本室内選手権」は世界選手権の代表選考も兼ねて行われたわけですが、先ほどお伝えしました通り世界選手権大会には年齢的に若すぎるため出ることができないとのことです。
おそらくもう少し先であれば世界選手権でも優勝し、さらにオリンピックでも優勝をするというダブルで金メダルを獲得できるところだったでしょうが、少し残念な気もしますね。
でもオリンピックでの活躍ぶりを私たちはこの目で見ることができるわけですから、今からワクワクしてきます。
今大会での成績ですが、得点のトータルは、474.25点との高得点で見事に優勝を成し遂げました。
なんと2位の選手に60点以上もの大きな差を付けたそうですが、まさに「ぶっちぎりの優勝」といった感じです。
玉井陸斗選手ですが、生まれは兵庫県宝塚市で3歳の時からJSS宝塚で競泳を始めたそうです。
飛込の競技は小学1年背の時から始めたとのことで、飛び込み教室での体験をしたときに「ノースプラッシュ」といってしぶきが立たないで入水ができることを経験し、それ以来この高飛び込みに夢中になったそうです。
しかしながら私などは高所恐怖症ですから、あのような高い位置に立つことさえできませんが、玉井選手にとってはあまり恐怖心などはないのでしょうね。
きっとまだ小さいころから自然にできたのかもしれませんが、素晴らしい才能には頭が下がる思いがします。
持って生まれた天才的な才能と共に、恵まれた環境と素晴らしいコーチとの出会いなどが実を結んだ結果、このような素晴らしい選手が誕生したものと思われます。
はっきり言って今まではあまり注目されていなかったと思いますが、これからはこの高飛び込みという競技に注目していきたいと思っています。
しかも驚いたことには高飛び込みを本格的に行ったのは昨年の5月からとのことですから、まだ1年にも満たない期間で日本一を獲得したことになりますね。
このまま順調な成長を維持し、更に上を目指していくことにより、東京オリンピックでの金メダルも確実なものとなることでしょう。
みなさんも今回覚えた玉井陸斗選手をこれからも応援をしていこうではありませんか。
昨夜も報道ステーションのスポーツコーナーで、松岡修造さんからも熱いメッセージを送られていました。
おそらく来年に向けてこれから何度も登場して応援を繰り広げていくことになりそうですね。
最近の日本のスポーツ界は年齢層がどんどん若返ってきていますが、この玉井陸斗選手もそのうちに入ることになります。
その若い選手たちに引っ張られて、中堅やベテランの選手たちにもより一層やる気が出てくるものと思います。
普段はなかなか実際に見学できないこともあると思いますが、来年はこの日本での開催ですから、皆さんも自分の目でしっかり見ることができるわけです。
おおいに盛り上げて東京2020オリンピックの成功を共に応援していきましょう。
ガンバレ日本! 頑張れ玉井陸斗! 金メダルはすぐそこにある!
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